旅館のバーで過ごす、おとなの夜
今回ご紹介するのは、シックな「おとなの夜」を過ごすことができる旅館のバーです。ひとりで思いをめぐらせたり、ふたりで静かに語り合ったりと、過ごし方はあなた次第。どうぞ、誰にも気兼ねなく、しっとりと心落ち着くひとときをお愉しみください。
時音の宿 湯主一條
創業600年もの歴史をもつ、時音の宿 湯主一條。今も昔も変わらぬ歴史の風格の中で足を運んでみたいのは、ロビーラウンジ「都路里(つじり)」。ベテランのマスターが創るとっておきの一杯を味わいながら、語らいに花を咲かせてみてはいかがでしょうか。
海石榴
続いて登場するのは、奥湯河原でひっそりと客人を待つ数寄屋造りの宿、海石榴のサロンバー「酒中花(Shu-chu-ka)」。惑星のように浮かぶ照明が瀟洒な空間を演出し、唯一無二の時間を教えてくれます。窓の外に広がる木々の姿も圧巻です。
小樽旅亭 藏群
北の大地・北海道からご紹介するのは、小樽旅亭 藏群のバー「クラルテ」。宿泊者にはすべてのメニューが無料で用意されているのも、嬉しいポイント。初夏の緑から冬の雪まで、ほの明かりに照らされる自然を眺めて過ごす時間は格別です。心ゆくまで、藏群流のおもてなしを体感できることでしょう。
旅館すぎもと
日本を代表する"民藝の宿"、旅館すぎもとのバー「ひびき」に集うのは、ウイスキー、アイラモルト、ワインなどの主人が厳選した逸品。樹齢500年という栃の木のテーブルや、こだわりのオーディオシステムから流れる極上のジャズやブルース…そのどれもがおとなの夜を叶えてくれます。
唐津 網元の宿 汐湯凪の音
唐津の美しい風景を眺める宿、網元の宿 汐湯凪の音。2016年7月にオープンしたセルフバー「Salon 鶴」では、アルコールを含むドリンクや軽食などを自由に味わうことができます。海に臨むバーカウンターに腰掛け、のんびりと過ごすひとときをご体験ください。