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神戸の観光大使、ラ・スイートがつくる未来

塩川:そして2008年11月にいよいよラ・スイート神戸がオープンしました。これまでを振り返っていかがでしょうか。

檜山:オープン直前のリーマン・ショック、半年ほど経ったときには神戸で新型インフルエンザが発症し、軒並みキャンセルが相次ぎました。また、ラ・スイート神戸は認知度がありませんでしたので、最初は大変苦労しました。ラ・スイート神戸はスモールラグジュアリーホテルとして広告宣伝はしないという方針でしたので、認知度のないところからいかにお客様に足を運んでいただくかを考えさせられました。

塩川:認知度がない中でのスタート、そこに外的要因が追い打ちをかけたのですね。

檜山:もう1つ、意外ですが海外の方々には神戸の認知度が低かったのですよ。スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下「SLH」)に加盟する以前の話ですが、国が主導するラグジュアリーマーケットの商談会に参加しました。そのときに神戸をアピールするのですが、「神戸ってどこにあるの?」という声がとても多く、神戸は世界のラグジュアリーな富裕層には知られていないのだと気がつきました。そこで、SLHに加盟することを決めたのです。開業から1年半ほどでその申請をしまして、日本のホテルで初めてSLH加盟の認可を受けました。それからは認知度が徐々に上がってきましたね。

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド

塩川:そこからお客様の支持を得ていくわけですが、ラ・スイート神戸がお客様にご満足いただいている要因や魅力、強みはどういうところにあるとお考えですか?

檜山:私どもは新規参入して開業する前に「ラ・スイート100の魅力」というのをつくりました。他には真似できないような魅力を1つずつ挙げて、100集めれば他の競合ホテルに勝負できるのではないかと考えたのです。例えば、全室オーシャンビューテラスとジャグジー付き、セキュリティ性の高いシリンダーキー、「女性専用エレベーター」など、お客様がここへ来られるたびにラ・スイート神戸の魅力を発見していただけるので、何度お越しいただいても新鮮なのです。当ホテルは70ルーム、18タイプのお部屋がありますので、お部屋タイプを変えて宿泊されても違った魅力を感じていただけます。こうした魅力を積み上げることが、他には負けない強みであると考えています。

塩川:開業以来、今もなおそうした魅力をつくり続けていらっしゃるのですね。

檜山:私どものスタッフも魅力の1つです。ラ・スイート神戸では、魅力のあるスタッフの集合体が魅力あるホテルであると考えています。ラ・スイート神戸そのものがブランドなのではなく、スタッフ各自が皆ブランドなのですよ。魅力溢れる建物や内装、設備もそうですが、1番の魅力はスタッフにあると考えています。

塩川:スタッフひとりひとりがブランドとしてラ・スイート神戸を支えているのですね。

檜山:ラ・スイート神戸が目立てば目立つほど、神戸の名が世界に広まります。スタッフには、私たちは神戸の観光大使のつもりでいようと言っていまして、神戸の歴史、名所・旧跡など、ラ・スイート神戸を訪れた方々にさりげなく神戸の魅力をお伝えしながら、神戸のファンを作っていこうと考えています。

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 総支配人 檜山 和司

ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 総支配人

檜山 和司

神戸市生まれ。30年を超えるホテル勤務の間に、三ツ星レストラン「アラン・シャベル」「ラ・コート・ドール」に13年間在籍。1996年第1回メートル・ド・テルコンクールに優勝し、日本最優秀メートル・ド・テルに選ばれる。現在、国際メートル・ド・テル連盟(本部イタリア)に所属し、全日本メートル・ド・テル連盟会長を務め後進の指導にあたる。平成26年度兵庫県技能顕功賞受賞。平成27年「メートル・ド・テル」として初の神戸マイスターに認定される。

Hotel La Suite Kobe Harborland

Hotel La Suite Kobe Harborland

兵庫県 > 神戸・有馬・明石

神戸港のオーシャンフロントに佇む、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド。世界ブランドのスモールラグジュアリーホテルです。