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ラグジュアリーデスティネーションとしての沖縄

篠塚:お客様へ伝えたいポイントというものをかなり明確にお持ちですが、反対に課題はありますか?

吉江:旅行のオフ期の取り組みです。夏と秋の大型連休、特にゴールデンウイークやお盆、年末年始を除いた期間は「オフ」のシーズンになるため、その時期をいかに底上げしていかなければいけないかという課題が見えてきたところです。

篠塚:それは、開業当時から今まで取り組まれている大きな課題なんですか?

吉江:そうですね。これは沖縄全体の課題でもありますが、私たちはおかげさまで、順調に改善、推移しています。1年目より2年目、2年目より3年目といった具合で、1年目にいらしたお客様がリピーターとして2年目も訪れてくださるというのもありますね。あとは今、日本全体はもちろんですが沖縄も含めてインバウンドの需要が非常に伸びているので、その方たちをいかに受け入れるかですね。

ザ・リッツ・カールトン沖縄

篠塚:先ほど館内を拝見しましたが、やはり外国の方が多くいらっしゃいますよね。今後のビジョンとしてはどんなものをお持ちなのでしょうか。

吉江:お越しいただいたお客様にいかに感動していただいて、戻ってきていただいて、またその方々から様々なところにザ・リッツ・カールトン沖縄について話していただければ、新たなお客様にもお越しいただけるのかなと考えています。特に日本国内のお客様にこの場所の良さを知っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

ザ・リッツ・カールトン沖縄ザ・リッツ・カールトン沖縄

篠塚:インバウンドで海外からのお客様も増えている中で、あえて国内のお客様を見られているのですね。

吉江:日本においての沖縄というのは、まだまだ「ラグジュアリーデスティネーション」として認知されていないと思っています。と申しますのも、沖縄に高級リゾートがまだ少ない。どちらかと言えば、旅行が盛んになる夏シーズンも含めてですが、ファミリー層で旅行をする傾向が高い。決して富裕層だけを狙っているわけではありませんが、「ラグジュアリーデスティネーション」として認知を上げていく。それは、やはりザ・リッツ・カールトン沖縄1軒だけではできませんので、沖縄にもっとラグジュアリーホテルが増えてくれば相乗効果も生まれるのではないかと思っています。

篠塚:そういう意味では、1つのホテルだけで頑張るのではなくて、沖縄という地域全体で、沖縄にラグジュアリーな場所があることをアピールして、日本人にもそれを積極的に知ってもらうことが大事であるということですね。

吉江:実は沖縄に来たことのない日本国内の方は、まだたくさんいらっしゃると感じています。沖縄はリピーター率が高いので、まだお越しになったことがない方たちをいかに呼び込むかが大事だと思います。それにはやはり、口コミもそうですし、メディアでの露出というのも非常に大きな動機づけになっていくと考えています。特に口コミで言いますと、私たちにとって嬉しいコメントでは、スタッフのことを書いてくださっていることが多いです。

篠塚:これだけ素晴らしい設備や環境をお持ちでも、その中心にあるのはあくまで無形のサービスといいますか。やはりそれもザ・リッツ・カールトン沖縄の強みなんですね。本日は社会人生活のスタートまでさかのぼって様々なお話しをお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

百名伽藍

写真:奥間 聡 / 文:佐藤 里菜

ザ・リッツ・カールトン沖縄 総支配人 吉江 潤

ザ・リッツ・カールトン沖縄 総支配人

吉江 潤

1959年、東京都出身。1983年、株式会社プリンスホテル入社。1994年からパーク ハイアット 東京にて勤務。2001年にグランド ハイアット 東京、2004年にマンダリン オリエンタル 東京の開業準備室にて両施設の開業に携わる。2006年にザ・リッツ・カールトン東京に入社し、副総支配人に就任。2011年、ザ・リッツ・カールトン沖縄の総支配人に就任。

The Ritz-Carlton Okinawa

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