ようこそ、Reluxへ

日本を代表するプロサッカー選手として活躍する、香川真司選手。海外でのプレーを通して再確認した日本への想い、そしてセカンドキャリアについて語ります。

ゲスト

香川 真司

プロサッカー選手

香川 真司

1989年生まれ。兵庫県神戸市出身のプロサッカー選手。2006年にセレッソ大阪に入団し、2008年にサッカー日本代表に初選出。2014年にブラジルで行われたワールドカップに出場。現在は、ドイツブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属。

インタビュアー

株式会社Loco Partners 代表取締役

株式会社Loco Partners 代表取締役

篠塚 孝哉

1984年生まれ。07年株式会社リクルート入社、11年9月に株式会社Loco Partnersを設立し、代表取締役に就任。2013年3月にReluxをオープン。趣味は旅行、ワイン、ランニング、読書など。

「オフ」が変えた、自分との向き合い方

庭園の宿 石亭

篠塚:久しぶりの旅館での滞在だと思いますが、箱根という温泉地での今回の滞在で特に印象に残ったものは何でしょうか?

香川:これだけの緑と山、そして自然の空気感をオフで感じる機会は少なかったのですが、今回この翠松園に宿泊させていただいて、それを吸収でき本当にいいオフになりました。

篠塚:普段お住まいのドイツと比べて、日本には日本ならではの空気感がありますか?

庭園の宿 石亭庭園の宿 石亭

香川:この建物自体もすごく歴史のある建物ですし、中庭の木ひとつにしても樹齢300年近くになるという話を聞いたりもして。部屋の中でも館外でも、和をはじめとする色々なものを感じることができました。部屋であれだけ大きい露天風呂に入るのもはじめての経験だったので、すごく気持ちよかったです。ドイツには温泉文化がないので、やはり日本でしか味わえない日本が誇る文化だと改めて感じさせられましたし、ぜひドイツの人にも知ってもらいたいと感じますね。

篠塚:オフの過ごし方は、オンであるサッカーにどんな影響がありますか?

香川:オンとオフの切り替えはシーズン中はすごく大事で、切り替えがしっかりできている選手こそ、オンのときに活躍できます。オフの使い方が充実している選手は、その使い方をわかっていると思います。プレッシャーのある世界なので、ずっとオンの状態を保つのは難しいんです。オフ中であっても、山や空気を感じながらゆっくりする時間はなかなか持てないので、今回それを持つことで色々なことを考えたり、触れたりすることができました。

篠塚:香川さんにとっての「仕事」であるサッカー、つまりオンの状態へ戻られた時にどんな変化が起こりそうでしょうか。

香川:ここ2、3年はうまくいかない時期で。悪い時期を経験して、どうしても視野が狭くなって常にサッカーのことを考えていました。それが去年くらいから、たまにサッカーを忘れて、しっかり休みをとることによってエネルギーが湧いてくるというか、「また明日から集中して1週間を過ごそう」と思えることを知りました。今回のように充実したオフを過ごすことで、「ドイツに帰ったらやってやるぞ」という活力が生まれます。ゆっくりした時間の中で来シーズンのイメージもできましたし、改めて自分と向き合う、それも普段とは違う向き合い方ができた充実したオフになりました。

篠塚:少し未来の話をすると、いつかはサッカー選手でいられる期限が来ますよね。そこまでとそこから、どんな走り方を考えていますか。

庭園の宿 石亭

香川:正直、セカンドキャリアに関しては、自分のやりたいことはそう簡単には見つからないかなと思っています。もちろん思い描くときはありますが、サッカーをやっているときはサッカーに集中したいという人間なので、まだ明確ではなくて。ただ、色々な方と色々な場所で触れ合うことが自分に違った何かを感じさせてくれるという体験は、大切にしていきたいと考えています。

篠塚:サッカー選手としてサッカーに集中していくけれども、オフはオフで色々な体験や価値観を経験して、それもやはりサッカーに返していくというか。

香川:自分で言うのもなんですけど、やっぱりサッカーバカなので。それはそれで自分のスタイルですし。ただ、必ずサッカーが終わる日が来るので、未来のことも考えなければいけないと思っています。

香川 真司

プロサッカー選手

香川 真司

1989年生まれ。兵庫県神戸市出身のプロサッカー選手。2006年にセレッソ大阪に入団し、2008年にサッカー日本代表に初選出。2014年にブラジルで行われたワールドカップに出場。現在は、ドイツブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに所属。

箱根・翠松園

箱根・翠松園

神奈川県 > 箱根

清々しく風雅なその名前は、かつて三井家の別荘として知られた文化財、「翠松園」を敷地内にそのまま残したことに由来します。誰にも邪魔されないくつろぎの休日を、箱根・小涌谷の地でご体験ください。