Welcome to Relux

第3章 女将が語る岩惣、宮島の魅力とは

塩川:岩惣のある宮島の魅力について教えてください。

岩村:宮島では、島に渡るだけで日本を凝縮したような歴史、文化、自然を一度に味わうことができます。雨は雨で趣がありますし、雪の日もとても綺麗です。どのお天気もどの季節も、さまざまな楽しみ方をこの小さい島の中で体験していただけるのが魅力です。

塩川:では、岩惣の魅力はどこにあると思いますか?

みやじまの宿 岩惣

岩村:やはり、建築ですね。時代によって建てられたものが違いますので、大正、昭和、平成と、時代による違いを楽しんでいただけます。建具ひとつをとりましても、大正には柱も少し曲がった、歪んだものを使っていることが多いのですけれど、昭和になりますと書院造のすっきりしたデザインになってきます。また、公園地の中にある宿というのも珍しいかもしれないですね。

塩川:岩惣はお部屋も魅力的でだと思うのですけれども、すべてのお部屋を泊まりあるくといった楽しみ方もできそうですね。

みやじまの宿 岩惣

岩村:そうですね。全ての離れに泊まってみたいということで、1年に1部屋ずつ泊まられる方もいらっしゃいます。1回目はみなさん宮島観光をされて、2回目、3回目で山に登られたり、神社で催されるお能などのイベントに行かれたりとアクティブに過ごされますね。

塩川:近頃では海外の方、特に欧米の方が増えてきているということですけれども、そういう方々は岩惣のどういったところを気に入られるのでしょうか。

岩村:海外の方が増えてきた当初は、岩惣も欧米スタイルに合わせた方がいいのだろうかと思ったのですけれども、あえて海外の方に合わせずに、日本文化の中での宿泊を体験してもらおうと、日本の旅館のスタイルを残しました。かえってそれがよかったようです。

みやじまの宿 岩惣 女将 岩村 玉希

みやじまの宿 岩惣 女将

岩村 玉希

1976年生まれ。大学卒業後、TV局や銀行に勤めたあと、現在のご主人との結婚を機に宿泊業へ。2007年に「みやじまの宿 岩惣」7代目女将に就任。

Iwaso

Iwaso

広島県 > 広島・宮島

はじまりは安政元年。その歴史は、今からおよそ160年も昔に遡ります。日本の伝統建築が随所に見られるこの宿。長きにわたり歴史を見つめてきた岩惣で、情緒豊かな和の旅をご体験ください。