2018.11.12
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 総支配人 野口 弘子
キャリアの中で、数十年に渡りホテルビジネスの「あるべき姿」に向き合い続けてきた総支配人、野口氏。これまでの歩みや沖縄・瀬良垣での新たなチャレンジ、めざす未来を伺いました。
ゲスト
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 総支配人
野口 弘子
1962年長崎生まれ。外資系流通業マーケティング部やハウステンボス開業プロジェクト、ホテル経営コンサルティング等に従事。17年9月、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄の総支配人に就任し、18年8月にホテル開業。
インタビュアー
株式会社 Loco Partners 取締役
塩川 一樹
1979年生まれ、立命館大学経済学部卒。株式会社ジェイティービーを経て、株式会社リクルートへ中途入社。旅行事業部にて、首都圏・伊豆・信州エリア責任者を歴任し約2,000施設以上を担当。2012年7月より株式会社Loco Partners取締役に就任。
塩川:まずはじめに、これまでの歩みをお聞かせください。幼少期に、ホテルと出会うきっかけがあったのでしょうか。
野口:普通の子だったと思いますが、英語や海外のもの、テレビ番組では「兼高かおる世界の旅」がとても好きでした。
塩川:それはご出身の長崎という土地柄も関係ありますか?
野口:実家が長崎の空港の近くなので、それはあったかもしれません。空港と飛行機が好きで、今でも飛行機に乗るのは好きですし、日本でだけではなく、「世界って広くて面白いな」という感覚は、今につながっていると思います。また、母がおいしい食事や芸術、読書や物書きなどの文化的なことがすごく好きな人でしたので、一緒に出かけてホテルのレストランで食事をすることもよくありました。いまとなっては笑い話なのですが、大学受験のためにひとりで上京してホテルに泊まって、客室からレストランに予約を入れて鉄板焼きを食べたんです。まだ17歳の女の子が、ひとりで。いま思うと生意気で恥ずかしく感じますが、それが普通だと思っていたんですね。
塩川:土地柄やご両親、奥にお母様の影響でホテルに触れる機会が多かったんですね。その後の野口さんのキャリアに関わる出来事はあったんでしょうか。
野口:女子大生の頃は、バブルに向かうところだったので、お酒が飲めるようになったらホテルのラウンジに行ったり、スイートルームでパーティをしたりすることに、今よりもすごく憧れていた時代でした。ホテルの中でちょっと日常と違う体験をするというのが大好きだったんです。ホテルってちょっとした格式の高さも心地よさになっていて、ドキドキして行くところですから、記憶に残りますよね。ただ、それを職業にする日がくるとは想像すらしませんでした。
塩川:ホテルは身近にありながらも、その日その日を楽しみながら勉学に励んでいらしたんですね。社会人になるにあたり、長崎に戻られたと伺っています。どんなお仕事をされていたんでしょうか。
野口:両親が教師だったので、卒業後は長崎に戻って中学校の国語の教員をしていたんです。でも、マーケティングの仕事や海外勤務の夢をあきらめきれませんでした。
塩川:身近に空港があることで、無意識にご自身の世界を広げていくような感覚もあったんでしょうか。
野口:それはあったと思いますね。その後、縁あって3年間をオーストラリアにある免税店のマーケティング部門で過ごしました。そこでマーケティングの仕事をして、28歳ぐらいでキーマネジャーというタイトルをいただいたので、とにかく納得いくまで仕事をすることで道が拓けていく、認められていくということを、この時に身をもって理解しました。
塩川:初の海外勤務、思い切った決断ながら3年間やりきったんですね。海外勤務は高いハードルにも感じられますが、野口さんにとってはそうではなかったと。
野口:そうですね。そして、帰国後は開業を控えたハウステンボスのホテル会社でマーケティング担当者を探しているとお誘いを受けて、そこに入社しました。まだ運河に水も入っていないハウステンボスを見に行ったのを覚えています。実際に関わってみてプロジェクトの大きさに驚きましたし、関わっているのが東京の企業の方々だったので、地元の長崎で面白い仕事ができそうだと感じたのです。ハウステンボス開業の1年ほど前のことです。
塩川:それが、まさにホテルマンとしてのキャリアのスタートですね。
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄 総支配人
野口 弘子
1962年長崎生まれ。法政大学卒業。外資系流通業マーケティング部での勤務を経て、91年より長崎・ハウステンボス開業プロジェクト、ホテル会社のマーケティング部門を経験。99年より、アーサーアンダーセン・グローバルマネジメントディレクションズのホスピタリティ部門にてホテル経営コンサルティング等に従事。17年9月にハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄の総支配人に就任し、18年8月にホテル開業。
Hyatt Regency Seragaki Island, Okinawa
沖縄県 > 西海岸・東海岸
ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄は、ハイアット初の国内ビーチリゾート。ゲストの心と体を満たし、そして元気になれるような時間を提供するリゾートホテルです。
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