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不動産デベロッパー・ヒューリック株式会社で初の自社運営ホテルとして誕生した、「ザ・ゲートホテル」。その歩みをつぶさに見てきた宇野氏に、構想の始まりや将来に対する展望を伺いました。

ゲスト

ヒューリック株式会社 観光ビジネス開発部 参事役 宇野 加寿子

ヒューリック株式会社 観光ビジネス開発部 参事役

宇野 加寿子

1973年、東京生まれ。大学卒業後に大手ゼネコン、不動産投資会社を経てヒューリック(株)に入社。観光ビジネス開発部にてホテル事業の運営やモニタリング、新規開発の検討を行う。ゲートホテル運営会社のヒューリックホテルマネジメントの取締役を兼務。

インタビュアー

株式会社 Loco Partners 取締役 塩川 一樹

株式会社 Loco Partners 取締役

塩川 一樹

1979年生まれ、立命館大学経済学部卒。株式会社ジェイティービーを経て、株式会社リクルートへ中途入社。旅行事業部にて、首都圏・伊豆・信州エリア責任者を歴任し約2,000施設以上を担当。2012年7月より株式会社Loco Partners取締役に就任。

第1章 ゼロからつくりあげた、ザ・ゲートホテルの世界

ザ・ゲートホテル

塩川:宇野さんがホテル業界に足を踏み入れたきっかけは、何だったのでしょうか。

宇野:父が銀行員で、融資などの関係でホテル開発についての話を聞いて「楽しそうだな」と思ったのがきっかけです。学生時代は都市計画を専攻して新卒でゼネコンに入社しましたが、残念ながら「そういう時代ではないから」ということでホテルに携わる機会がなく、投資会社に転職しましたが、そこでも機会がありませんでした。

塩川:ヒューリック株式会社(以下、ヒューリック)に入社されるまでの時間、ずっと「ホテルの仕事ができるかもしれない」と思い続けていたのですね。

宇野:そうです。投資会社からヒューリックに入ってホテルへの投資の話が進んで、それが私が携わったホテル事業の第1号でした。それからは、次から次へとホテル事業のお話を頂いたので、とてもラッキーだと思いました。

塩川:いよいよホテル業界の仕事ができるというワクワク感や、夢を叶えられそうな手応えもあったわけですね。では、ここから「ザ・ゲートホテル(以下、ゲートホテル)」の話題に移りたいと思います。2012年の「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC(以下、雷門)」を皮切りに、2018年12月には「ザ・ゲートホテル東京 by HULIC(以下、東京)」もオープンしましたね。企画から運営までのすべてを自社で手がけるザ・ゲートホテルの始まりについてお聞かせください。

宇野:ヒューリックはオフィスビルを保有する会社というイメージが強いのですが、ホテル事業を通じてヒューリックという会社の認知度アップのきっかけを作ることが大切だと感じていました。そこから数年経ちますが、最近になって「ヒューリックはホテルの会社だと思っていた」という声も聞かれるようになり、嬉しく思います。

ザ・ゲートホテル

塩川:雷門は開業から6年が経ちますね。私自身は、何度か雷門に訪問させていただく中で、街に溶け込んでいるという印象を受けていますが、実際はいかがですか?

宇野:最初に計画したことのすべてを実行できているわけではありませんが、おっしゃるように街に溶け込むことや、ホテルの中で完結する滞在ではなく外に出ていっていただく、あるいは地元の方々にも使っていただくという相互の関係は出来あがってきていると思っています。

塩川:初めてのBtoCのチャレンジですから、ブランドやコンセプトの企画プロセスは濃密だったのではないでしょうか。

宇野:我々はデベロッパーですので、開発案件はテナント様にご満足いただけるような建物にするというスタンスで投資をしていました。それを、あえて運営からすべて自ら手がけるというのは新たな世界ですし、会社としても本当にチャレンジングな選択でした。2010年にプロジェクトが始まったとき、ヒューリックはホテル経営の経験や知識がなく、ゲートホテルの具体的なブランド構想もまだありませんでした。そのような中で、サキア・ホスピタリティ株式会社(※)さんにホテル経営やブランディングについて相談させていただき、それ以来、ゲートホテルシリーズの開発と運営に携わっていただいていますが、それが我々のスタートです。ホテルの企画に「ターゲット」「ペルソナ」「顧客体験価値」などの検討が必要なことも理解していなかったので、その検討に1年くらい掛かりました。開業から7年ほど経ちますが、独立系のホテルとして、ある程度の知名度とポジショニングが確立できたのではないかと考えています。

※サキア・ホスピタリティ株式会社:ホテル事業を総合的に手がける独立系サービスプロバイダー

ザ・ゲートホテル
ヒューリック株式会社 観光ビジネス開発部 参事役 宇野 加寿子

ヒューリック株式会社 観光ビジネス開発部 参事役

宇野 加寿子

1973年、東京生まれ。大学卒業後に大手ゼネコン、不動産投資会社を経てヒューリック(株)に入社。観光ビジネス開発部にてホテル事業の運営やモニタリング、新規開発の検討を行う。ゲートホテル運営会社のヒューリックホテルマネジメントの取締役を兼務。

ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC

ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC

東京都 > 上野・浅草・両国

東京の下町として今も昔も変わらずに栄える「浅草」に誕生した、デザインホテル。

ザ・ゲートホテル東京 by HULIC

ザ・ゲートホテル東京 by HULIC

東京都 > 銀座・日本橋・東京駅周辺

「華と粋」がコンセプト。東京の中心でゲストを迎える、2018年オープンのホテル。