めぐりめぐらす

めぐりめぐらすは、山道を抜けた先、海辺の小さな集落にある不思議な宿泊施設。 建築家・中村好文氏が設計した心地よい空間で一人一人のその時々のモードに合った「非日常」を楽しむことが出来ます。 ◆美しいビーチのある人口6人5世帯の小さな集落 「めぐりめぐらす」が建つのは五島列島最大の島・福江島の市街地から車で40分の半泊（はんとまり）集落です。素朴で小さな教会と美しいビーチのある静謐な場所で、美味しい水が湧くことでも知られています。温暖な季節にはシュノーケリングや釣りなどのレジャーを楽しむことも出来ます。 ◆コルビュジエ設計の修道院へのオマージュが随所に 各個室は、中村好文さんがフランスなどの修道院からインスピレーションを得た「思索する人のための部屋」。シングルルーム（14.4平米）は、ル・コルビュジエ が設計したリヨン郊外にある「ラ・トゥーレット修道院」の僧坊とほぼ同じサイズ。特徴的なカマボコ天井と「コルビュジエ・カラー」と呼ばれる独特の色調により、扉を開けて足を踏み入れた瞬間、心が自然と切り替わる空間を生み出しています。 ◆「地域」に住まいながら、人との交流も楽しめる設備 「めぐりめぐらす」は、かつて教会と民家の間にひっそりと建つ小さな分校でした。そのこじんまりとした雰囲気はそのままに、誰しもが「ただいま」と帰ってこられるようなアットホームな空間を目指しました。半泊には飲食店などの店舗がないので、滞在中は共用キッチンで市街地で購入した食材や、目の前の海で釣れた魚を調理するなど自炊するスタイルです。