会津東山温泉 向瀧

「お客様の思い出を磨き続ける」 江戸時代、会津藩の指定保養所であった「きつね湯」は、 明治6年、会津東山温泉 向瀧として、旅館の営みを始めました。 今日まで、数多くの皇族方、著名人、旅人に愛されたその佇まいを大切に磨き続けています。 国の登録有形文化財、第一号物件。 越後の建築文化と江戸の工匠技術が融合した向瀧は、日本の建築文化の中でも貴重な建造物と高く評価されています。 自然湧出の向瀧自家源泉、完全放流式のかけ流し。 源泉温度が約58度。良質の硫酸塩泉が、きつね湯に流れ込みます。湯守の温度調整は、自然の熱交換。全く自然のままの温泉を楽しめます。浴槽温度45度、肩まで浸かった瞬間、全身鳥肌が立つ感覚、ぜひ体感してみてください。 そのほか、自由に無料で貸切れる家族風呂、外を眺めながらゆったり入れる浴槽温度42度のさるの湯も人気です。 食事は夕食朝食共に部屋出しです。（1グループで複数の部屋を使用する場合は、別個室を準備します） 江戸時代から伝わる会津の郷土料理を、改良を重ね、作り続けています。 調理場には生け簀があり、川魚を美味しく食べる仕組みが残されています。 農家さんが、昼間に収穫した会津の伝統野菜などを、夕方には届けてくれるお陰で、素材の味を活かした優しい食事を提供しています。 夕食と朝食と同じコシヒカリでも、作る農家さんが違うので、味の違いもお楽しみいただけます。 作り酒屋さんと共同開発した、向瀧オリジナルの山廃仕込純米酒「美酒佳肴」も、料理の味を引き立てます。 日本の四季と木造建築が、日本の美しさを凝縮したような空間を作り出します。 春の桜、夏のホタル、秋の紅葉、冬の雪見ろうそくと、ここでしか見ることの出来ない和空間です。 今、「日本」が少なくなってきました。 向瀧は、これからも日本文化を伝承し続けます。