玉造温泉 湯之助の宿 長楽園

奈良時代初期に長谷川俊方によって開かれ、 かの「枕草子」にも記される日本屈指の名湯、玉造温泉。 開湯の祖、長谷川俊方は長楽園の家祖であり、 そのために長楽園の歴史は玉造温泉の歴史となったのです。 明治元年に旅館として創業した長楽園。 そして、長楽園がその名に「湯之助の宿」を冠する所以は、 江戸時代、松江藩によって任命された温泉の管理者「湯之助」の 末裔として玉造の湯を護りつづけてきたことにあります。 そんな長楽園の魅力のひとつは、明治42年に完成した 日本一の広さを誇る庭園混浴大露天風呂「龍宮の湯」です。 "沸かさず、薄めず"の源泉かけ流しの湯で庭園を眺めながら、 開放的な湯浴みをご体験いただけます。 「もうひとつの旅」をたのしむなら、一万坪の回遊庭園へ。 昭和天皇ゆかりの御座所をご覧いただけるほか、 数百種の草木が生い茂るその場所で過ごす時間もまた、 長楽園の想いが詰まったおもてなしなのです。 お料理では、山陰の名産をたっぷりと。 蟹やのどぐろをはじめ、しまね和牛やしじみなど、 出雲ならではの旬の味を心をこめてご提供いたします。 地元の銘酒とのハーモニーも存分にご賞味くださいませ。 離れや山荘特別室など、隠れ家の趣を感じさせる客室では、 「くつろぎ」という旅の醍醐味をご体感いただけることでしょう。 古き良き旅館本来のおもてなしを大切にする長楽園にて、 日々に隠れる大切なことを再発見してみませんか。