コスパは残念ながら良くないです。部屋は102でしたが高齢者には向いていませんね。段差ばかりで夜の露天風呂は床が黒のウッドデッキなので足元も暗く段差が見にくく危険です。シャワーブースも狭いので洗いづらく内湯が欲しいです。ロフトは階段とは呼べずハシゴです。踏みしろもないのでとにかく危険そのもので2泊しましたが1度しか登らなかったです。朝食は一日は昼食に振替て一にしましたがこれが正解ですね。もう一日は部屋で食べましたがコンテナは重いし食後の片付けを自分でしないといつまでもテーブルは食後のままですからパンくずが邪魔でどうしようもありません。良かったのはサウナだけかなぁ。広くて窓からの景色も良いです。特に冷え込んだ3日間だったのでサウナ後に露天風呂横にある椅子でクールダウンするのは最高でした。夏は水風呂もないのでサウナも満喫できないでしょうね。料金が半額位ならもう一度冬に行くのもありだと思いますがこの金額では残念ですがパスします

お部屋、お風呂は最高。開業間もないので何某かのオペレーションの悪さはあるだろうと(以前も支笏湖の最高クラスの宿で経験)想像していたが、それ以前の問題多数あり。 ①食事が重労働:食事用コンテナの受け渡し、配膳は重すぎて危険なほど。3人で宿泊したので、夕食はコンテナ2つに金属製容器が各々8つ。間違っても高齢者や腰の悪い方にはおすすめできない。構造上、受け渡し口はひとりでコンテナの出し入れをし、そのままリビングに運ぶが、万が一足の上に落としたら…と冷や冷やする。 「お部屋のなかで全て完結」この謳い文句にまさか重労働があるとは想像できなかった。皿も全て出して中身が何かを確認するために広げたら、広いテーブルがいっぱいになった。 お腹は膨れるが、決して美味い食事ではない。余談だが肉が足りなかった（笑）朝食は容器が変わるが、ご丁寧にスープがSTAUBの重い鋳物鍋に入っているので、これまた腰をかがめて運んで、配膳…。こんなに残念な食事は経験したことがない。味云々より食事の度に汗をかく重労働が待っている。せめてセッティングだけでも宿がするべきでは？ また部屋に収納してあった小皿や鍋の返却も悩む。 使用した食器は引き取ってほしいがコンテナには入らない。汚れた食器を視界に入れて放置したくはないし、翌朝の朝食スペースがなくなる。 どこにどうしたらいいのか、一切説明がないのは如何なものか。 ②特典の意味無し:出たり入ったりをしたくないので、部屋食を選択したが、ラウンジがないための山ノ風マチエリアの各店舗の特典はほぼ使えない。特典を利用しようと思うと、車がない私たちは翠山亭グループの車で送迎していただくのだが、1度に飲み物をたくさん飲めるわけでもなく、のんびりしたくて来ているので、わざわざ外に出ない選択を強いられる。グループのお湯巡りも然り。お部屋風呂が露天で広さも温度も素晴らしいので、わざわざ出なくても良かったが、何かしようと思えばいちいち車移動になるのは「おこもり宿」のコンセプトに反する。 ラウンジ変わりのストレージの飲み物は各種ビール、ジンジャーエールがあるがそれ以外は貧弱な品揃え。「懐かしの駄菓子」？袋菓子をバラしたような菓子類を食べる方がいるのか疑問。 ③案内、説明不足:電話で翠山亭グループの方にタクシー手配を依頼。タクシー会社から14時30分に到着できる時間でと依頼があったので、その時間には部屋に入れるとのことで了承。 実際14時30分に到着すると、案内の女性に「まだ清掃が終わっていない、一番早く清掃してもらう、それまで時間つぶしを」と言われた。風のマチエリアに送迎してもらうことにし、定刻の15時00分には戻っていいかと尋ねると首を傾げてゆっくりしてきてくれと笑う。 チェックインは15時00分だよね？このときから嫌な予感。結局15時20分に宿に戻ったが、件の女性は本当に部屋に通すだけ。何の説明もなく、ただごゆっくりとだけ。 呼び止めて露天風呂のことを質問したが、何がどこにあるという最低限の説明もなし。そのため部屋着を探してあちこちの引き出しをあけて探す始末。 1番困ったのは、まさかの鍋がテレビ台の下に収納してあることすら伝えられなかったこと。 前述のドタバタで夕食の用意をして、鍋が見つからず、フロントに聞きに行った。当たり前のように言われたが、この宿は部屋に入室したら客が部屋中を探索しないとならないのか。 鍋の上に小皿や取り分け用のお玉などを「発見」し、しゃぶしゃぶに使用したが、それは朝食用の食器であったことが翌朝発覚。すっかり疲れてしまった。 「スタッフは最低限しかお客様に接触しない」ということと、「最低限の説明もしない」ということは同義ではない。強く改善を望む。 ④安全面の不安:部屋に電話がない。タブレットが置いてあるので、何に使うのかフロントに聞きに行くと、これまた当たり前のように、宿の説明と電話アプリが入っているので…と。私たちの部屋は夜21時過ぎに停電してしまった。 常備灯のような光で、アプリを出すのがもどかしく、露天風呂には高齢の親が入っているのに真っ暗なため、親に動かないよう伝えてフロントに行ったが、無人。 そしてそこにもタブレットのみ。緊急時に素早く連絡する手段がない。タブレットのアプリは出しにくく、スワイプするとすぐに写真画面に移行してしまう。 そのためか、意図せず撮影されてしまったと思われる宿泊客の写真が残されたままで、フロントのタブレットにも共有されていた。宿の良識を疑う。 停電はすぐ改善されたが、確認含めて何の連絡も来ない。こちらからアプリ電話すると、当日16時から漏電の可能性がある「ような」メモリの動きをしており、それはサウナがある故か不明であり、検査するには客全員退出させないとならないので、明日行いますとのこと。 気になって聞くと、22時からは巡回の人間が来るのみで、常駐の人間はいなくなるとのこと。 いやいや、何かあったら対応どうするの？ 翠山亭グループはよく利用しており、そのなかでもこの空間は特筆すべき素晴らしさだ。目には鮮やかな緑で、鳥と虫の声しか聞こえず、お湯は温めでいつまでも入っていたくなる。数々の苦言を呈したが、リピートするためにも改善を望む。