有馬山叢 御所別墅

日本最古の温泉地であり、日本三名泉にも数えられる有馬温泉。 その有馬温泉には、明治の開国期、神戸に居留地ができたことで 多くの外国人が訪れた。 彼らは、自然に囲まれ、紅葉の名所でもある有馬の清水寺を訪れ、 清水寺は外国人専用ホテル「清水ホテル」として外国人を迎える ようになった。 かつてのその地に、今ひっそりと佇むのが有馬山叢 御所別墅だ。 緑深い敷地内に足を踏み入れると、当時の神聖な雰囲気が今も残る。 約1400坪の敷地は、六甲山の緑に包まれ、川のせせらぎをBGMに 思わず深呼吸をしたくなる空間。 木漏れ日のウッドデッキに腰を落ち着け、穏やかなひと時を過ごせば、 自ずと心が安らぐことだろう。 全室がスイートルームという離れ客室は、光と影が漂う心地よい世界を 作り出し、まるで大樹の陰のような安心感が広がっている。 日本で唯一、ここ御所別墅でしか体感できない客室のサーマルルーム （温浴リラクゼーションルーム）で、ゆったりと癒しのひと時を 過ごすのもお勧めだ。 日本最古の名湯に癒されるひと時は、御所別墅館内 離れの「陶泉」や、 御所坊の「金郷泉」にて。有馬の名湯を源泉掛け流しで愉しめる。 異国情緒漂う明治の有馬をテーマに四季を味わう創作和食『山家会席料理』 使用される食材は旬の食材を中心に有馬近郊の野菜、兵庫県産の特選神戸ビーフ、 明石浦・瀬戸内で水揚げされた天然の海の幸。 これらの厳選された素材を型にとらわれず、最も適した調理にて本来の旨みと四季の味わいをご提供。 古くから、外国からの客人を迎え続けてきた空間とホスピタリティは、 この地で、今もなお、生き続き、深化し続けている。 歴史と異国の風が薫る有馬 御所別墅にて、ロマンに満ちた安らぎの ひと時を過ごしてみてはどうだろうか。