聴泉閣 かめや

中山道の本陣宿として佇む、下諏訪温泉の歴史薫る宿。 江戸時代の参勤交代の際には諸大名、 幕末の激動の時代には、皇女和宮、 明治以降は、日本を誇る文豪・芥川龍之介や島崎藤村らが、 「聴泉閣 かめや」を訪れています。 安土桃山時代より江戸時代初期にかけて完成された、 名匠小堀遠州による林泉式庭園は、四季折々の花々が咲き乱れる美しい景観。 いにしえの旅人も見た情景を、時を超えて・・サロン上段から眺む庭園は格別。 この庭の魅力はお部屋からも感じていただけます。 窓を覗いて、また違った一面をご覧ください。 藤村も愛したという「富士の間」からは、庭園を一番よく眺めることができます。 古くから名湯として知られている下諏訪の湯。 太古の昔、神が化粧水を浸した綿を置いた場所から温泉が湧いたという伝説から 「綿の湯」として親しまれています。 大浴場と貸切風呂で、名湯と言われる所以を感じてください。 歴史はお食事にも受け継がれています。 旬の食材を贅沢に用い、一品一品に手間と心を込めています。 偉人達に想いを馳せながらお召し上がりください。 古き良き伝統を受け継ぎながらも、新しく綺麗な館内。 寛ぎの空間に流れる、歴史の風に触れたなら、 新たな日本の魅力に気付くことができるでしょう。