大正屋

温泉街の中心にあると思えないほど、緑と静寂に包まれた「大正屋」。 大正14年の創業以来、こつこつと積み重ねてきた信頼が、 今もなお大正屋の歴史、伝統として息づいています。 館内に一歩足を踏み入れた瞬間、 慌ただしい毎日を忘れてしまうほどの落ち着きを感じます。 皇居新宮殿の設計も手がけた、日本芸術院会員の故・吉村順三氏による建物は、 見るだけでもその価値があり、訪れるものを飽きさせない魅力が随所に溢れています。 その情緒豊かな設えにふさわしい、きめ細やかなおもてなしは、 『隅々にまで行き届かせた宿でありたい』という、 お客様にご満足いただくための、たゆまぬ努力の積み重ねがあるから。 日本三大美肌の湯の一つに数えられる嬉野の名湯は、入ってよし、飲んでよし。 大浴場では、滝をしつらえた庭園と、池で泳ぐ鯉を愛でながら湯浴みを愉しめます。 料理は佐賀県産牛や有明海の魚介を中心に、大正屋直営「湯どうふ本舗」の 職人が丹念に作り上げた温泉湯豆腐をご堪能ください。 季節に応じて使い分け、趣向を凝らした月替わりの会席料理から、 佐賀らしさ、嬉野らしさを感じていただけることでしょう。 温泉旅館の良さを大切に受け継ぎ、常に独自の新しい魅力を創り続ける「大正屋」。 今日も、お客様一人ひとりを、温かいおもてなしでお迎えいたします。