数寄の宿 野鶴亭

古くから鹿児島県の奥座敷として栄え、 鹿児島最古の出で湯として知られる日当山温泉。 その昔、西郷隆盛や坂本龍馬も訪れ、湯浴みを堪能したと言われている。 そんな歴史深い温泉街の一角に、 鶴の羽ぐくみのような門構えの宿、野鶴亭（やかくてい）は佇む。 鳥が翼を休めるように、人は心を休めてほしい。 そんな想いが込められた屋号。 その名が示すように、静謐の空間で、羽休めをするのにふさわしい、憩いの宿。 厳かな雰囲気の門をくぐると、そこは別世界。京都の庭師により造られた苔が見事な日本庭園は晴れの日はもちろん、雨の日の風情が特に素晴らしい景観。 数寄屋造りの離れ（別邸）と一般客室の２タイプ。2023年3月多様な滞在スタイルに合わせて、本館の全室をベッドタイプのモダンな客室へとリニューアル。 日本料理にこだわり、自社牧場の黒毛和牛をはじめ全国各地より旬の食材を取り寄せた懐石料理。当宿は、名店にて長年腕を振るう店主を料理顧問として招いており、盛付けや器も美しい珠玉の逸品を味わえる。 食事場所は、離れ宿泊者の夕食はお部屋にて。 本館宿泊者は、庭園に面した和情緒あふれる食事処で。