四万たむら

創業を室町時代まで遡る旅館「四万たむら」。 こんこんと湧き続ける名湯とともに 数百年の時を刻み、 古くは高村光太郎や斎藤茂吉、前田夕暮などの文化人の 定宿としても愛されてきた老舗です。 四万の病を治癒すると謳われてきた四万温泉には、 多くの湯治客が訪れ、和気藹々と過ごしていたといいます。 自然と人と人とのふれあいが生まれる環境だった四万温泉に佇む 四万たむらは、「湯治場のおもてなし」を今に受け継ぐ一軒でもあります。 そして、この宿の醍醐味は国民保養温泉地第一号に指定された 「本物」の温泉を楽しめること。 毎分1600リットルの豊富な湯量を誇る7本の自家源泉から引く 新鮮な天然掛け流しの温泉が、”温泉三昧”の一日を叶えます。 窓を大きく取った開放的な客室では、 美しい山々と純和風の落ち着いた空間が調和し、 上質なくつろぎのひとときを演出します。 お食事は、目で楽しみ舌で味わう月替わりの本格懐石料理にて。 「はしり」で季節の訪れを知り、「旬」で今の滋味を楽しむ。 そして「名残」でその季節で最後の味覚を惜しむ――。 それが、この宿がみなさまにお届けしたい「味」です。 群馬の歴史と自然に寄り添う宿、四万たむらにて、 心尽くしのおもてなしに出会ってみませんか。