4/18に始まった、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京(以下スタジオツアー東京)の特別企画「炎のゴブレット」に早速潜入してきました!
入場すると都内にいながら魔法界に足を踏み入れたかのように感じる体験にワクワク。大広間に入った瞬間、青く輝く炎のゴブレットが目に入ったときは、思わず息をのみました。
映画公開20周年を記念したこの特別展では、今回初公開の衣装や小道具が館内の至るところに! 三大魔法学校対抗試合の興奮を間近に感じることができます。魔法の世界に浸りきった1日の様子を、各展示や限定フード、おすすめの周辺宿泊施設まで余すところなくレポートします!
スタジオツアー東京とは?
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、映画「ハリー・ポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作舞台裏を体験できる、ウォークスルー型のエンターテイメント施設です。東京都練馬区春日町(旧としまえん跡地)に2023年6月にオープンし、魔法ワールドの秘密を発見できる貴重なスポットとして注目を集めています。

アクセスは都営大江戸線または西武豊島線「豊島園駅」から徒歩わずか2分の好立地。館内では映画の象徴的なセットや衣装、小道具などを間近で見ることができ、様々なアクティビティを通して映画制作の裏側に触れる体験ができます。
チケットの料金や運営時間は時期によって異なるので、お出かけの前に運営カレンダーを確認することをお勧めします。現地購入ではなく、事前に公式ウェブサイトで購入する必要があるのも要注意ポイントです。
また、2025年3月〜6月入場分までの期間限定でイブニングチケットも!何度もスタジオ東京ツアーに訪れたことがある方は、イブニングチケットで今回の特別展をお得に楽しみに行くのもいいですね♪
名称 | ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター |
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住所 | 東京都練馬区春日町1-1-7 |
アクセス | ️西武池袋線・豊島線「豊島園駅」(西武池袋駅から直通で17分)から徒歩2分 または都営地下鉄大江戸線「豊島園駅」から徒歩4分 |
公式サイト | https://www.wbstudiotour.jp/ |
営業時間 | 時期により異なるため運営カレンダーをご確認ください。 ※8:30~もしくは10:30~の場合が多くなっています。 |
チケット料金 | 時期により異なるため運営カレンダーをご確認ください。 <料金の目安> ・大人:18才以上 約7,000円 ・中人(中学・高校生):12~17才 約5,800円 ・小人(幼児・小学生):4~11才 約4,200円 |
映画公開20周年を記念した期間限定の特別企画

今回潜入してきた特別企画「炎のゴブレット」は、映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の公開20周年を記念し、2025年4月18日(金)から9月8日(月)までの期間限定で開催されています。
スタジオツアー東京開業以来初となる、ひとつの作品に焦点を当てた全館規模の特別企画展示なんです!
ちなみに私は今回の潜入前に数年ぶりに映画を見たのですが、事前に復習することでより感動を味わえた気がします。なんとなくストーリーを覚えているな~という方や、他の作品は観たことがあるが「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」は観たことがない…という方は、映画を一度観てから訪れることをおすすめします!
行く前に押さえておきたい!映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の名シーン
▶︎ 三大魔法学校対抗試合の代表選手が炎のゴブレットによって決まるシーン
▶︎ 第二の課題にハリーが取り組むシーン
▶︎ 第三の課題でトム・リドルの墓に飛ばされ、ヴォルデモートとハリーが対峙するシーン
年齢をごまかして、フレッドとジョージが年齢線を越えようとするシーンも見どころですよね笑
特別展ではこちらのシーンも再現されているのでお見逃しなく!!

展示をより楽しめるアクティビティパスポート

展示をさらに楽しみたい方には、「アクティビティパスポート」がおすすめ!
映画にまつわるクイズや、会場内にひっそりと隠されたミニチュアモチーフ探しなど、参加型の仕掛けが盛りだくさんです。すべてのアクティビティをクリアすると、来場記念として特製スタンプを押してもらえるのも嬉しいポイント。これがまた、魔法省の書類を思わせるようなデザインで、テンションが上がります…!
パスポートは、ツアーロビーにある「パスポートセンター」で配布中。展示を見る前にぜひゲットして、物語の世界にもっと深く飛び込んでみてくださいね。また、ツアーロビーにはフォトスポットも設置されているので、来場の記念に写真撮影もお忘れなく!
見どころとハイライト体験
炎のゴブレット(大広間)

ホグワーツ魔法魔術学校の大広間の扉が開くと、そこはたちまち「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の世界!
本作で最も重要なアイテムとも言える炎のゴブレットが中央に見えます。青い炎がゆらゆらと煌めき幻想的です。
前述のフレッドとジョージが老け薬を飲んで、年齢を誤魔化すものの弾かれてしまうコミカルなワンシーンが再現されており、思わずクスリ。笑



出典:1枚目 Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter./2枚目 株式会社LocoPartners/3枚目 Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
来場者がゴブレットの目の前に来ると、炎がたちまち赤に変化し怪しげな雰囲気に…!三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)の選手の名前が書かれた紙片が不意に宙を舞う、あのシーンが再現されています。
あらぬ策略から年齢制限をすり抜け選ばれたにも関わらず、目立ちたがりだと笑い者になってしまった不憫なハリーを思い出しました。笑



Warner Bros. Studio Tour Tokyo – The Making of Harry Potter.
他にも大広間には本作品のキーアイテムとなる「トライウィザードカップ」や実際に撮影で使用されたトロフィーのケースも展示。宝石の装飾が煌びやかで「ハリー・ポッター」シリーズのスケールの大きさを再実感!
また常設のダンブルドア校長、マクゴナガル教授、スネイプ教授の衣装に加えて、期間中は三校対抗試合に参加したダームストラング校のカルカロフ校長とビクトール・クラム、ボーバトン校のマクシーム校長とフラー・デラクールの衣装も特別に展示されています!役者の身長や体型を忠実に再現したマネキンも注目ポイント。
第一の課題

金の卵を守るドラゴンと対決する三大魔法学校対抗試合、第一の課題の衣装が展示されています。

頭上には、ハリーが闘ったドラゴン「ハンガリー・ホーンテイル」が舞っています。その鋭い視線は金の卵に注がれ、第一の課題の激しい戦闘シーンに、来場者までも巻き込むような臨場感がありました!



1.2枚目出典:株式会社LocoPartners 3枚目:Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
近くのエリアには、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の作品中に使用された衣装の数々が他にも展示されています。
たとえば、クィディッチ・ワールドカップの選手たちのユニフォームや、ハーマイオニーが舞踏会で着ていたプロムドレスなど、ファンにはたまらないラインナップ。
特に印象的なのは、やはりハーマイオニーが階段をゆっくりと降りてくる、あの名シーン。
何度見ても色褪せることなく、思わずうっとりと見惚れてしまいますよね…。
監督生の浴室・蛇口

第二の課題の解明に苦労していたハリーはセドリックからの助言を受けて、監督生の浴室に行きます。その監督生の浴室のシーンに登場する巨大な蛇口が初登場!高さ2.6メートルの蛇口から赤・青・黄の水が流れる様子が再現されています。

監督生の浴室・蛇口の隣に展示されているグリフィンドール寮のハリーたちの部屋には、パジャマ姿のネビルが!
本作品中で行われるクリスマス・プロムに向けてダンスの練習中!革靴まで履く真面目さがネビルの愛おしい性格を表していますよね♪
必要の部屋

今回の展示ではシリーズ後半に登場する「必要の部屋」が、なんと初めて再現されています!
この部屋は、次作「不死鳥の騎士団」以降で、ダンブルドア軍団の訓練場所や、後に死喰い人との攻防の舞台にもなった重要なスポットです。
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」ではトロフィールームとして同セットが登場しています。

その中にあるのが、あの「姿くらましキャビネット」。一見ただの家具に見えて、実は物語のカギを握る魔法アイテム。
このキャビネットを通じて、死喰い人たちはホグワーツへ侵入を果たすことになります。
周囲に置かれている積み上がった本なども精巧に作られていて、ファン心がくすぐられる展示になっていました!
クリーチャー制作室


出典:1枚目 株式会社LocoPartners/2枚目 Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R.© 2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
第二の課題では囚われた大切な人を救うべく、湖に潜り込みます。
クリーチャー制作室では実際に映像を見ながら、この水中シーンがどのように撮影されたかを知ることができます。

湖の中に囚われたロンのダミーは作り物だとわかっていても、思わず目をそらしたくなるほどのリアルさ!
このダミーは、役者本人の頭部と手の型を取り、シリコン素材でレプリカを作成。その上で、それぞれの肌の色や質感まで細かく再現されています。
体部分には複数のチューブが挿入されており、そこに空気を吹き込むことで、水中でのわずかな動きまでもリアルに再現しているのだそう。
トム・リドルの墓

「ハリー・ポッター」シリーズの展開に大きな衝撃をもたらすシーンを象徴する「トム・リドルの墓」も今回初登場しています!なんと全長3メートルにもなるトム・リドルの墓。墓の質感や造形は、まさに映画そのまま!
ハリーとセドリックがポートキーに触れたことをきっかけに、ヴォルデモートの復活という最悪の瞬間を迎える場面。セドリックが倒れ、ハリーが呆然とするあの緊張感がよみがえってきます…。
死喰い人の衣装の変遷


出典:株式会社LocoPartners
ヴォルデモート復活といえば、欠かせないのが彼の忠実な配下、「死喰い人」たち。本企画展では、彼らの衣装にも注目した展示を行っています!
登場初期は、正体を隠す秘密結社として重厚な黒のローブを身にまとい、その姿だけで不気味な印象を放っていました。
ところが、物語が進むにつれ、マスクを外す者も現れていきます。衣装には細かな刺繍が施されていたり、軍服のようなクールでシャープなデザインが取り入れられていたりと、その変化にも注目です。
ホグワーツ城の模型(プロジェクションマッピング)

ホグワーツ城の模型のエリアでは、スタジオツアー東京初のプロジェクションマッピング映像が上映!ロンドンと比べても東京の模型エリアは広いため、よりダイナミックな体験が楽しめます。第一の課題でのドラゴンとの闘いなど作品中の名シーンが映し出され、何度も見たくなってしまいます!

鑑賞にベストなスポットは入り口から向かって左側。
下に降りて見てみると、まるで自分もホグワーツ城の麓から課題に立ち向かうハリーを応援しているような臨場感を体験できました!
「炎のゴブレット」にちなんだ限定フード
今回の特別展に合わせて、物語の魅力がつまった限定フードやグッズも登場しています!どれも魅力的で、心躍るメニューがたくさん。ここではいくつかピックアップしてご紹介します。
バックロットカフェで楽しめる限定フード

ツアーの合間に立ち寄れる「バックロットカフェ」では、「炎のゴブレット」をテーマにした「トライウィザード・トーナメントアフタヌーンティー(税込7,800円)」を楽しめます。また、アフタヌーンティーを注文すると、第一の課題で登場したミニチェアドラゴンオンアイシングクッキーがランダムで一枚もらえるそうです!

また、三大魔法学校対抗試合の代表の一つである「ダームストラング」をイメージした「プレミアムバーガー ~ダームストラング~(税込2,500円)」や、ハリーが第二の課題のヒントを得た監督生のみが使える風呂場にある人魚のステンドグラスをモチーフにした「マーメイドステンドグラスケーキ(税込2,400円)」も。このほかにも各課題をモチーフにしたフードが多数用意されています。
フードホール・フロッグカフェで楽しめる限定フード

スタジオツアー前後に立ち寄れる、ホグワーツ魔法魔術学校の大広間をイメージした「フードホール」。ここでは、三大魔法学校対抗試合の代表の一つである「ボーバトン」をモチーフにした「プレミアムバーガー ~ボーバトン~(税込2,800円)」が食べられます。なんとバーガーとセットになっているのはトリュフ塩のチップス!高級感のある味わいをぜひ楽しんでみてください。
魔法ワールドをテーマにしたスイーツを楽しめる「フロッグカフェ」では、クイディッチワールドカップをイメージした「クイディッチワールドカップムースケーキ(税込850円)」や、炎のゴブレットをイメージした「炎のゴブレットみミルクシェイク ~チョコミントフレーバー~(税込950円)」が登場。
特別展にはかなり見どころがあるので、たくさん歩きまわった後の糖分補給でも作品の世界観を楽しむのはいかがでしょうか?
メインショップも「炎のゴブレット」仕様に

世界最大のハリー・ポッターショップであるメインショップも、今回の特別展に合わせて「炎のゴブレット」仕様になっています。ショップ横には各々の第三の課題のシーンのユニフォームを身に着けた代表選手の姿が。入り組んだ壁の間から、時折風が吹いたり、何かが動いたような気配が…?まるで本当に迷い込んでしまったかのような、あの緊張感を思い出します。

三大魔法学校の一つである「ボーバトン魔法アカデミー」のグッズが初登場!水色を基調としたかわいらしいデザインが特徴です。このユニフォームで展示を回るともっとテンションが上がって満喫できそう!
スタジオツアー東京からアクセスの良いおすすめのホテル2選
スタジオツアー東京は1日中楽しむことができるため、東京の他の場所も観光したい場合は、アクセスの良い地点で宿泊し、翌日もしくは前日に東京観光をするのがおすすめです。
今回は、スタジオツアー東京まで電車で15分程で行くことができる池袋付近のおすすめ宿を2選ご紹介します。
サンシャインシティプリンスホテル

施設名 | サンシャインシティプリンスホテル |
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住所 | 東京都豊島区東池袋3-1-5 |
施設の特色 | ・池袋駅から徒歩約8分、サンシャインシティに直結しており、水族館や展望台、ショッピングモールなど多彩な施設へのアクセスが便利。 ・TVアニメなどとのコラボレーションルームやレストランを展開し、作品の世界観を楽しめる。 ・館内各所にアート作品が展示され、贅沢な空間で過ごすことができる。 |
スタジオツアー東京からのアクセス | スタジオツアー東京から西武池袋線・豊島線「豊島園駅」まで徒歩2分 西武池袋線・豊島線「豊島園駅」から「池袋駅」まで電車で16分 西武池袋線「池袋駅」の池袋東口から徒歩8分 |
天然温泉 豊穣の湯 ドーミーイン池袋

施設名 | 天然温泉 豊穣の湯 ドーミーイン池袋 |
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住所 | 東京都豊島区東池袋3-11-11 |
施設の特色 | ・天然温泉とサウナ完備の大浴場あり。 ・全客室にシモンズ社製ベッドを導入し、快適な睡眠が得られる。 ・JR「池袋駅」東口35番出口から徒歩約9分、地下鉄「東池袋駅」からも徒歩圏内で、サンシャインバスターミナルへも徒歩約7分と、交通の便が良い。 |
スタジオツアー東京からのアクセス | ️スタジオツアー東京から西武池袋線・豊島線「豊島園駅」まで徒歩2分 西武池袋線・豊島線「豊島園駅」から「池袋駅」まで電車で16分 西武池袋線「池袋駅」の東口方面35番出口から徒歩約9分 |
見どころがたくさんの特別展示をGWや梅雨の時期、夏休みに楽しもう!
今回は、ワーナー ブラザース スタジオツアー東京の特別企画「炎のゴブレット」の各展示や限定フード、おすすめの周辺宿泊施設をご紹介しました。スタジオツアー東京は屋内の施設のため、お出かけしづらい梅雨の時期や、暑い夏休みの時期に訪れるのもおすすめです!
文章だけでは伝えきれないほどの見どころが詰まった特別展。
ぜひ実際に足を運んで、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の世界観を全身で体感してみてください!

