最終更新日時2021/12/07
とても広くて魅力的な観光地が沢山あり、どこに行くか迷ってしまう北海道。多くの人が訪れる札幌や函館だけでなく、自然豊かな帯広にもたくさんの魅力的な観光スポットがあります。そこで今回は、北海道・道東地方の帯広の観光スポットをご紹介します。北海道へ旅行に行く際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
1.池田町ワイン城
出典:PIXTA
石造りの城のような外観の「池田町ワイン城」。十勝ワインの製造の見学、十勝ワインのショッピング、レストランでの食事などが楽しめる、ワイン好きにおすすめのスポットです。1階には十勝ワインの無料試飲コーナーも。レストランでも十勝ワインが提供されているので、十勝ワインが気に入ったらショッピングエリアでお土産に買って帰りましょう。
「池田町ワイン城」は実はニックネーム。正式には「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」という名前です。名前の通り本格的にワイン造りをしていて、地下ではプレミアムワインの熟成に使われるというフレンチオーク樽や、ヴィンテージワインを見学することもできます。なお、奇跡のワインと言われた「清見」はお土産にも最適です。720ミリリットルで1,371円とリーズナブルなのも魅力。また、最低気温がマイナス12度以下になる早朝に、凍結したブドウを収穫して圧搾するという、山幸アイスワインもおすすめです。こちらは数量限定なので、見つけたら迷わず購入すると良いでしょう。
名称 | 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 |
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おすすめのポイント | 十勝ワイン工場の見学や試飲が楽しめる |
料金 | 見学無料 |
住所 | 北海道中川郡池田町清見83 |
アクセス | JR池田駅から徒歩約15分 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | http://www.tokachi-wine.com/ |
2.ナイタイ高原牧場
出典:PIXTA
「ナイタイ高原牧場」は、日本一広い公共牧場(総面積約1700ha、東京ドーム約358個分)です。ナイタイ高原牧場には牛が放牧されており、たまに野生の鹿も現れるそう。一面に広がる緑の牧場は、北海道のイメージにぴったり。緑の高原と青い空以外にはなにもない空間は、開放感たっぷりです。北海道ならではの景色を堪能できます。
そもそもこのナイタイ高原というのは、大雪山国立公園内の然別湖(しかりべつこ)の北東にある、ナイタイ山の山麓に広がる高原です。標高がやや高めなのでちょうど十勝平野を見下ろすことができます。牧場の一番高いところは標高780メートルほど。広々とした展望台があるので、全体の写真撮影はここからがおすすめです。また、レストハウスもあり、牧場ならではの濃厚なソフトクリームや十勝ナイタイ和牛のハンバーグセットをいただくことができます。
名称 | ナイタイ高原牧場レストハウス |
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おすすめのポイント | 広大な敷地を持つ日本有数の高原牧場のレストハウス |
住所 | 北海道上士幌町字上音更85-2 |
アクセス | 道東自動車道音更帯広ICから車で約50分 |
営業時間 | 9:00~17:00(4月下旬~10月下旬) ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | https://www.kamishihoro.jp/sp/naitai/ |
3.八千代牧場
出典:PIXTA
「八千代牧場」は総面積981haと、東京ドーム約210個分の大きさを誇る十勝幌尻岳の裾野に広がる牧場です。どこまでも広がる草原と雄大な十勝幌尻岳の組み合わせといった、北海道ならではの開放感あふれる景色を望みます。ゆっくりと眺めたい方は、展望台にのぼってみてください。
なお、「八千代牧場」ブランドの製品も大人気。厳選した新鮮な素材を使用し、一つ一つ丁寧に作られたハム・ソーセージは、肉本来の旨みがあふれており、お土産品として大変喜ばれます。とくに、ウインナーのように腸詰めせずソーセージ生地を焼くという、「フライッシュケーゼ」がおすすめ。パンに挟んでサンドイッチにすると絶品です。また、八千代牧場では十勝帯広牛などを使ったメニューを食べられるレストランもあります。ステーキはボリューム満点で、やわらかくジューシーだと評判になっています。牧場定番のソフトクリームも販売されています。
名称 | 八千代牧場 |
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おすすめのポイント | ソーセージや羊毛加工などを体験!レストランや宿泊施設がある牧場 |
料金 | 見学無料 |
住所 | 北海道帯広市八千代町西4線187-1 |
アクセス | JR帯広駅から車で約45分 |
営業時間 | レストラン11:00~17:00(L.O.16:30) ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | http://obikan.jp/post_spot/1484/ |
4.十勝千年の森
出典:PIXTA
「十勝千年の森」は、ローズガーデン、アースガーデン、フォレストガーデン、メドウガーデン、ファームガーデンなど複数のテーマの庭が合わさった庭園です。どの庭もテーマに沿って美しく整備されています。自然と調和する十勝千年の森では、様々な鳥や昆虫など自然の生き物を発見することもできます。また、草花だけでなく、様々な場所に現代アートが配置されており、オノ・ヨーコ氏の作品もあります。
他にも、庭園を見ながら食事ができる開放的なレストランやセグウェイ体験など、楽しみ方はさまざま。自然豊かなガーデンの中で散策し、体を動かし、芸術に触れ、体と心をリフレッシュさせることができる場所です。
「森林セラピー」という言葉をご存じですか?まさにそんな体験ができるのが「十勝千年の森」。木々の中を進んでいくと、心が浄化され解き放たれていくような気持ちになります。運が良ければ野生のリスにも出会えるかもしれません。また、大自然の中だからこそ体験して欲しいのが、ネイチャーホースライディング。馬選びからはじまる約3時間のトレッキングプログラムです。お子様には餌やりやブラッシング、ひき馬を行うふれあいプログラムがおすすめです。
名称 | 十勝千年の森 |
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おすすめのポイント | 草花が豊かな庭園を見ながら食事が味わえるレストランを完備 |
料金 | 大人1,200円、小・中学生600円、小児無料 |
住所 | 北海道清水町羽帯南10線 |
アクセス | 千歳空港から車で約2時間30分 |
営業時間 | 9:00~17:00(季節によって変更) ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | http://www.tmf.jp/index.php |
5.緑ヶ丘公園
出典:PIXTA
帯広中心街の近くに位置する「緑ヶ丘公園」には、子供向けの遊具やボートに乗れる池、野草館や動物園、帯広百年記念館や北海道立美術館などの施設があり、さまざまな楽しみ方ができます。かつて世界最長と言われていた400mのベンチもあります。緑ヶ丘公園を訪れた際には、ぜひ記念撮影しておきたいスポットです。
緑豊かで広大なこちらの公園では、エゾリスやアカゲラなどの野生動物に出会えることも。また、公園内にある大きな池には、マガモやオシドリが泳いでいます。子供たちに大人気のスポットは、「じゃぶじゃぶ水路」。水路のなかには乗ったり滑ったりできる遊具があるので、飽きずに楽しむことができるでしょう。他にも、水が滝のように流れる石積み壁もあり、お子様も大満足の公園です。
名称 | 緑ヶ丘公園 |
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おすすめのポイント | 春の桜や秋の紅葉が美しい広大な敷地を有する総合公園 |
料金 | 入園無料 |
住所 | 北海道帯広市字緑ヶ丘2 |
アクセス | JR帯広駅から車で約10分 |
サイト | https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/kurashi/kouen/kouen/mirdorigaoka/1002909.html |
6.帯広競馬場
出典:PIXTA
帯広競馬場は、現在世界で唯一ばんえい競馬を見られる競馬場です。重りを引いて直線コースを競うばんえい競馬のばん馬は、しなやかで軽やかに走るサラブレッドとは違って、がっしりと大きい体つきで迫力満点。帯広に行くなら、馬券を買わなくても一見の価値ありです。 帯広競馬場内には、十勝の食材を使ったグルメを味わえるレストラン、産直市場のある「とかちむら」、十勝開拓に活躍した農用場の馬具や写真などが展示されている「馬の資料館」もあります。
ばん馬をもっと身近に感じることができるのが、バックヤードツアー。普段は、関係者以外立ち入り禁止のエリアを見学できるとあって、話題を呼んでいます。馬具やゼッケンを装着する装鞍所(そうあんじょ)やきゅう舎まで、普段は入れない場所に足を踏み入れることができます。なお、ポニーやうさぎ、山羊などさまざまな動物と会える「ふれあい動物園」もあるので、お子様連れにもおすすめです。
名称 | 帯広競馬場(ばんえい十勝) |
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おすすめのポイント | ばんえい競馬が開催される競馬場 |
料金 | 入場料100円 ※当面の間は無料 |
住所 | 北海道帯広市西13条南9 |
アクセス | JR帯広駅南口から車で約7分 |
サイト | http://www.banei-keiba.or.jp/index.php |
7.おびひろ動物園
出典:PIXTA
緑ヶ丘公園内にあるおびひろ動物園。ヒツジやウサギといった小動物から、コンドル、オオワシ、インドゾウ、アメリカバイソン、ライオン、ホッキョクグマなど見応えのある大型動物まで、多くの種類の動物を見ることができます。大人420円、中学生以下は無料と料金は非常にリーズナブルですが、動物好きなら入園料以上に楽しめますよ!
1日飼育係体験や、動物画写生コンクールなど、趣向を凝らしたイベントを実施しており、地元の子供たちにも大人気。また、園内には、空中観覧車やメリーゴーラウンドなどの大型遊具も完備。10種類以上もあるので、お子様もたっぷりと楽しむことができますよ。
名称 | おびひろ動物園 |
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おすすめのポイント | リーズナブルな入園料で様々な生き物を観察できる |
料金 | 大人420円、高校生210円 |
住所 | 北海道帯広市字緑ヶ丘2 |
アクセス | 帯広空港から車で約30分 |
営業時間 | 9:00〜16:30(冬季閉園) ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/zoo/ |
8.サホロ ベアマウンテン
出典:PIXTA
「サホロ ベアマウンテン」は、北海道ならではの野生のエゾヒグマを見ることができる観光スポット。サホロの森の1区画をフェンスで囲った中に設置された遊歩道コースや、ヒグマが闊歩する中をバスで走るベアウォッチングコース、距離約4㎝という大迫力でヒグマを見られるガラス張りのベアポイントなどで、自然の姿そのままのヒグマを観察することができます。
本州では見られないヒグマを、至近距離で見られるという体験は非常に貴重かつスリリングです。大きな顔やつぶらな瞳までじっくりと観察できます。さらに、生きたままの鮭を投げ込むという、熊の豪快な捕食シーンを見ることもできます。大きな前足でつかみ取り、口にくわえて左右に振りながら食べるシーンは圧巻です。なお、バスに乗れば雨でも楽しめるのもポイント。天候に左右されないのが嬉しいですね。ベアマウンテンの入場券に、ホテルランチが付いたランチパックもあるので、ぜひチェックしてみてください。
名称 | サホロ ベアマウンテン |
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おすすめのポイント | 野生のエゾヒグマを間近で見ることができる観光スポット |
料金 | 入場料 大人1,870円、子供・シニア1,320円 |
住所 | 北海道上川郡新得町狩勝高原 |
アクセス | 道東自動車道トマムICから車で約30分 |
営業時間 | 9:00-16:00 ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | http://bear-mt.jp/ |
9. 幸福駅
出典:PIXTA
幸福駅とは、北海道帯広市幸福町にある、旧国鉄・広尾線沿線内の駅名。1987年に広尾駅が廃線となった後も、駅名の縁起のよさからテレビで特集され、知名度が全国的に広まったことで人気の観光スポットとなりました。木造の駅舎には名刺がびっしりと貼られています。ある観光客が自分の名刺を壁に貼り付けたことから、来訪の記念として自分の名刺を張り付けていくことが通例になったそうです。
とくに、カップルにとっては恋人の聖地として不動の人気スポットとなっています。「恋人の泉」という噴水や「幸福の木」も新設されたうえ、ウエディングドレス、タキシードに着替えての写真撮影を行う「幸福駅ハッピーセレモニー」というプログラムも実施しています。幸せになりたいという人は、この幸福駅を訪れてみてはいかがでしょうか。
名称 | 幸福駅 |
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住所 | 北海道帯広市幸福町東1線 |
アクセス | 帯広広尾自動車道の幸福ICから車で約5分 |
サイト | http://www.koufuku-eki.com/koufukuinfo/135.html |
10.タウシュベツ川橋梁
出典:PIXTA
ローマの遺跡のような趣のタウシュベツ橋梁。タウシュベツ橋梁は糠平湖にあるコンクリートアーチ橋で、よく晴れた日には湖面に橋が映りめがねのように見えることから『めがね橋』の別名もあります。雪が積もった日、湖が凍った日など、日によって全然違う印象を見せてくれます。
ちなみに、橋梁は糠平湖の水かさが増える6月頃から徐々に水に沈み始め、8月頃には湖底に沈んで見えなくなります。そして水かさが減る1月頃からは凍結した湖面に再び姿を現すという、貴重な橋です。そのため、「幻の橋」とも呼ばれています。冬には糠平湖上をわたり間近で見ることもできます。その際には安全のため、スノーシューの着用をおすすめします。一方、水位が低くなるゴールデンウィーク前の橋の姿も見応えがあり、おすすめです。なお、徐々に崩壊が進んでおり、本当の意味で「幻の橋」となるとも言われています。崩れ去ってしまう前に、ぜひ訪れてみてください。
名称 | タウシュベツ川橋梁 |
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おすすめのポイント | 糠平湖に浮き沈みする幻のコンクリートアーチ橋 |
住所 | 北海道上士幌町字ぬかびら源泉郷 |
アクセス | 道東自動車道音更帯広ICから車で約2時間20分 |
サイト | https://kamishihoro.info/sg_detail.php?id=30 |
11. 愛国駅
出典:PIXTA
愛国駅は、北海道帯広市愛国町にある旧国鉄・広尾線内の駅名。広尾線の廃線とともに、『愛の国から幸福へ』のキャッチフレーズで幸福駅とともにブームとなりました。 愛国駅の駅舎は改築され、現在は交通記念館として、旧国鉄時代の品々が展示されています。プラットホームは旧国鉄当時のまま保存されており、『愛国駅』と書かれた看板が印象的。愛国駅には蒸気機関車も記念展示されています。鉄道ファンは必見です。
記念展示されている蒸気機関車は19671号。1918年につくられました。漆黒色の車体にはられたオレンジ色に輝くナンバープレートが、レトロな印象でほっこりとした気分になります。なお、こちらは冬期は営業しておらず、SLも腐食防止用のシートがかけられていますので注意が必要です。
名称 | 愛国駅 |
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料金 | 見学無料 |
住所 | 北海道帯広市愛国町基線39-40 |
アクセス | JR帯広駅から車で約20分 |
営業時間 | 公開:3月上旬~11月下旬 9:00~17:00、12月上旬~2月下旬 9:00~17:00 日曜日のみ開館 ※営業時間は変更になる場合がございます。 |
サイト | https://www.koufuku-eki.com/aikokuinfo |
帯広で大自然を満喫する
北海道の中でも自然豊かな帯広。さまざまな動植物とふれあえる公園や牧場などのスポットがたくさんあります。北海道を旅行する際は、広い大地と豊かな自然に癒されに、帯広も巡ってみてください。
TOP画像出典:PIXTA
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