【PR】提供:Yufuin Luxury Villa zakuro
どんな高価なバッグやジュエリーにも勝る、贈り物。それは、のちに何度も思い出し、語り合いたくなる「特別な時間」に違いない。大切なひとと過ごすときを、忘れられない思い出に変える宿。それは、九州屈指の温泉地「由布院」にあった。
大切な記念日だからこそとっておきの場所で過ごしたい
子供と過ごした数十年間。賑やかな家族旅行も忘れられないが、子供が巣立った今、改めて家族を支えてくれた妻に感謝の気持ちと、これから増えていく、ふたりの時間を贈りたい。そんな大切な贈り物に選んだのが「良い宿で良い旅をする」という、今だからできる体験だった。
大分空港から1時間弱。迎えのタクシーに揺られ到着したのは、由布院盆地に佇む1軒の宿。ここが今回の旅の舞台「Yufuin Luxury Villa zakuro」 (以下「zakuro」という) だ。1日3組だけが楽しめるというzakuroは、趣の異なる3つの露天風呂付き離れを持つ宿。私も妻も離れで過ごすのは初めて。しかも久しぶりにふたりで過ごすことに、どこか緊張と、気持ちが高揚するのを感じていた。
宿に到着し、まずはレストラン「Dining kurogane」のある棟でチェックイン。3室ある中から、私は2019年12月に完成したばかりだというスイートルーム「蘭鋳(らんちゅう)」を予約していた。部屋へと案内してくれるスタッフについていくと、細い通路の先に門扉が現れる。そこから先は、完全なプライベート空間。坪庭の向こうに、その部屋はあった。
150平米の空間が生み出す、非日常
薄暗いエントランスを照らすテラリウム。どこからか響く心地よい水の音は、部屋にある風呂からだ。中をのぞくと、湯船から溢れんばかりの温泉が湧いていた。24時間源泉が掛け流しになっているため、いつでも入れるという。さらに内湯の湯船はそのまま外の露天風呂まで繋がっており、5mほどはありそうだ。こんなに広い温泉を、私たちだけでひとりじめできる贅沢に、どんな過ごし方をしようかと胸も高鳴る。
私が温泉に見入っている間に、妻は、嬉しそうに次の扉を開いて”探検”を始めていた。広い部屋だ。まずは全体感を把握したいのだろう。ドレッシングルームには、大きなドレッサーやシンク、書斎デスクがあった。妻はもちろん、私も日記をつけたりと、お互いの時間を過ごすのに、良い空間だ。
奥に進むと、横幅が2mほどあるワイドサイズのベッドがお出迎え。「ホイップクリームみたいね」という妻。その表現はまさに的確で、クリームのような弾力とやわらかそうなベッドに、今すぐにでも倒れ込みたい衝動に駆られつつ、ひと続きになったリビングを見に行った。
個性的でクリエイティブなオリジナル家具
リビングは、ヨーロッパ映画に登場しそうなアンティークホテルのようだ。zakuroのオーナーが「蘭鋳」を訪れる人のためだけに、家具や調度品を誂え、そして厳選したという。
スモーキーカラーの室内、そして家具や調度品が洗練された大人な雰囲気を醸し出す。窓の外に広がるのは、穏やかな田園風景と由布岳。このナチュラルな自然の美と、クリエイティブな空間美の比が、まさに「非日常」と言えるだろう。
特に感動したのは、ベッドやソファに対するオーナーのこだわり。居心地の良いものにするため、何パターンもスケッチを描き、生地のサンプルを取り寄せて完成した特注品だという。体を包み込むやわらかい感触に、妻がひとこと「雲の上にいるみたいね。」
オーナーの想定通り、長時間ソファから動けなくなりそうだ。
上質なファブリックが女心をくすぐる
シーツやクッション、そしてピローカバーなどのファブリックにもこだわりが見える。なかでも、オーガニックガーゼを幾重にも重ねたオリジナルのフェイスタオルは妻のお気に入り。確かに、吸水性が良く、ふわふわな肌触りが心地よい。
「旅の思い出として、2つ買っていこうか」
贈り物や自分用に購入する人も多いのは納得。こだわりのある上質な素材に妻が喜ぶことも新しい発見だった。
ウェルカムスイーツを絶景のバルコニーで
リビングのミニバーを開けると、ウェルカムスイーツと100%ジュースがずらりと取り揃えられていた。その他にも壁面のボードには、エスプレッソマシンや紅茶、ウォーターサーバーなどが充実していて、いつでも好きなときに好きなドリンクを楽しめるようになっている。
窓の外は、雄大な由布岳のパノラマ。眼下に広がるのどかな由布院盆地を、時おり縫うように駆け抜けていく列車が、旅情を誘う。オーナーの話しでは、毎週火曜日に、あの豪華列車「クルーズトレインななつ星」の走る姿を見ることもできるそうだ。「いつか見てみたいね」と妻が目を輝かす。
ウェルカムスイーツはバルコニーに出て楽しむことにした。デイベッドに腰掛けて絶景とともに味わうのは、パイナップルの器にぎっしり詰まった色とりどりのカットフルーツ。隣に添えられたビターな生チョコとフルーツの酸味が口の中で溶け合い、大人の味覚を満たしてくれる。
すぐそばには露天風呂。そのまま温泉を楽しんだ私たちは、湯船から出るとベッドへ倒れ込み、極上のシエスタへーー。
「蘭鋳」のゲストだけに用意された個室でディナーを
午後6時。あたり一面ブルーモーメントにつつまれた美しい夜のはじまり。久しぶりの昼寝で睡眠を貪り、お腹を空かせて向かったのは、「Dining Kurogane」。
宿泊者専用の個室で、ひと目を気にすることなく会話を楽しめるプライベート空間。オリジナルデザインのテーブルやチェアはまるで舞台のセットのようだ。鈍い光を放つ重厚なプレートマットや、鍛冶職人に依頼し特注したというカトラリーなど、すべてがディナーを盛り上げてくれる心憎い演出。
お酒に合わせてお好みをチョイスして
「zakuro」はもともと「Dining kurogane」から誕生した宿。夕食は宿のオーナーでシェフでもある日野さん自らが厨房に立ち腕を振るう。基本は、豊後牛のシャトーブリアンがメインのコース料理だが、「蘭鋳」のゲストは特別。前菜・サラダ・副菜・揚物と、それぞれ数種類のラインナップから、お好みの料理をチョイスするカスタマイズコースを楽しめる。
もちろん、ふたり別々の料理をチョイスすることも可能。私たちは大好きなワインに合わせて、思う存分味わった。ボトルだと値の張るワインも、zakuroではコルクを抜かずに注ぐ方法で、グラスでも提供してくれる。これはワイン好きには嬉しいサービスだ。
赤鶏や黒豚、豊後牛などの九州産食材と、湯布院野菜をたっぷり使用したメニューの数々。器や盛り付けも楽しくて、夫婦の会話も弾む。
料理のサーブは、オーナーの奥さまが担当。気さくな雰囲気で場を盛り上げつつ、ほどよい距離感を保ってくれる。心地良いサービスが印象的だった。
メインは豊後牛と、ふっくら土鍋ごはん
お酒がすすみ、料理もテンポ良く平らげて、遂にメインディッシュ。美しいサシの入ったA5ランクの豊後牛をじっくり炭火で焼き上げた最高級ステーキ。肉汁したたるミディアム・レアの肉塊は、驚くほどやわらかくとろけるよう。赤ワインと山椒で仕立てた、お肉にぴったりの濃厚自家製ソースが味を引き立てている。贅沢な厚みで食べごたえも充分。
さらに、ディナーも終盤、豊後牛に負けずとも劣らぬ歓声があがったのが、土鍋で炊き上げるふっくらごはん。きらきら輝く炊きたての新米は、湯気までも美味。フルコースでお腹いっぱいのはずなのに、食べられてしまうから困ったものだ。
「デザートはお部屋にテイクアウトすることもできますよ」との言葉に甘えて、最後のデザートは部屋に戻ってゆっくり味わうことにした。「夜食に」と余ったごはんでおにぎりまで握ってくれ、深夜に小腹が空きがちな私にはありがたかった。
フリーのデジタルコンテンツで映画三昧
いつもより早い時間に食事を終え、夜はこれから。旅先でもなければ、夫婦水入らずで夜の時間を満喫するなんて、なかなかない。zakuroでは、NetflixやGoogle Playなどのコンテンツがフリーで楽しめる。私たちは客室のタブレットでルームサービスを頼み、ワインやおつまみを片手に、映画を流しつつ飲み直すことにした。
部屋でくつろぐために、男女それぞれ別のデザインで用意されたルームウェアに着替える。こちらも「蘭鋳」のゲストのためだけにオリジナルで制作したものらしく、さらりとやわらかい生地は着心地抜群。袖を通すと体だけでなく心までほどけていくようだ。ソファでくつろいだり、ベッドに寝そべったり、これ以上ないほどにリラックスすることができた。
ひとしきり映画を観て酔いも冷めてきた頃、本日2度目の温泉へ。思い立ったらすぐに、何度でも入れるのが、温泉付きの素晴らしいところ。火照った体にひんやりとした夜風が気持ち良く、やはり露天風呂は格別だと実感。あたりは漆黒の闇。天からこぼれんばかりの星空の下で湯船に浸かっていると、まるでふたりきり、宇宙に浮かんでいるようだ。
オシャレなアメニティが女性の心を鷲掴み
すこしとろみのある泉質の温泉。「肌がすべすべになった」とご満悦の妻は、いつもより念入りにスキンケアを。ナチュラル志向のブランド「THANN」のコスメは、香りが心地よく、パッケージも洗練されている。歯ブラシなどがセットになったアメニティバッグの中には、プラセンタ配合のフェイスマスクまで封入され、まさに至れり尽くせり。
さらに女性限定で美容液のプレゼントまであるのだから、喜ばない女性はいないのではないだろうか。嬉しそうな妻の表情に、私まで幸せな気持ちになる。
就寝前のリラックスタイムは、妻がハーブティーを淹れてくれた。NY発のプレミアムティーブランド「Tea forte」の洒落たティーパック。紅茶も含め数種類がラインナップされているが、ノンカフェインのものも用意されているのは細やかな配慮。
この満ち足りた夜が終わってしまうのが惜しくて、できるだけ起きていたいが、温泉の効果なのか、ふかふかのベッドのせいなのか、ふたりとも、いつの間にか深い眠りに落ちてしまった。
朝日に包まれた露天風呂で清々しい目覚め
いつもより早く目が覚めた朝。大地を覆う霧の向こうに、怖いくらいに美しい由布岳のシルエットが浮かび上がる。昼間は優美に見えた山容も、夜明け前は雄々しく荘厳な雰囲気。古くは信仰の対象となり、現在もパワースポットとして人気なのも納得の迫力である。
世界が目覚めていく様子を眺めながら入る、朝風呂の気持ちよさは格別。思考がどんどんクリアになっていくのがわかる。
明るいリビングで優雅に朝食を楽しむ
朝食は、指定の時間に部屋まで運んでもらう部屋食。和食と洋食を選ぶことができ、この日は洋食をチョイスした。1プレートに、分厚いトーストや厚切りベーコン、ぷるぷるのポーチドエッグにオランデーズソースのかかったエッグベネディクトがのっている。
たっぷり盛り付けられた新鮮な由布院野菜のサラダには、自家製のドレッシングを。ヨーグルトには、ごろっと果肉の入ったジャムをいれていただく。こちらは、湯布院のメイン通り「湯の坪」にある人気ジャム工房「ことことや」のものだそうだ。
「帰りに立ち寄ってみようか」というと妻が頷く。プライベートな空間で、時間を気にせずのんびり楽しむ朝食に、エネルギーがチャージされていった。
究極のラグジュアリーは「なんにもしない」こと
チェックアウトまでまだまだ時間はたっぷりとある。二度寝するもよし、温泉を楽しむもよし。観たい映画も満載だ。しかし、何もしなくても、ソファやベッドに寝転び、由布岳にかかる雲の往来を眺めているだけで、心が満たされていくのがわかる。そんな豊かさが、ここにはある。
忙しい日常では過ごすことのできない「ふたりだけの時間」を、「非日常」な空間で満喫することができた今回のステイ。いつもは感謝の気持ちを伝えるのが苦手な私も、妻を喜ばせることができて、非常に満足のいくものとなった。
「またふたりで来ましょうね」そう微笑む妻の足取りはとても軽やかだった。
湯布院の雄大な景色のなか、150平米の敷地を贅沢に使用し、「非日常」を追求したスイートルーム「蘭鋳」。そのオリジナリティとエンターテイメント性は、ありきたりな旅やホテルに食傷気味の人にこそ体験してもらいたいもの。他にないクリエイティブな空間で、静かな刺激を受けながら、空間に身を任せる。そんな究極のラグジュアリーを、愛する人とぜひ。
施設名 | Yufuin Luxury Villa zakuro |
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住所 | 大分県由布市湯布院町川南1043-1 |
アクセス | 九州自動車道 由布院ICより沓間で約6分(大分空港からは約1時間) |
「蘭鋳-Ranchu-」 最低価格 |
¥98,000~(2名/税込) ※上記の表示価格について ・2名1室、日付未指定における最低価格が基準となっております。 ・料金はプランや日付、人数等、検索の条件によって異なります。 |