東京都港区に位置し、一流企業が集まるビジネス街やハイブランド高級店が集まる場所として知られている六本木。昼は現代アートなどを展示している美術館やショッピングが楽しめる複合型施設などに多くの人々が訪れています。また、夜になると訪日外国人や若者がバーやクラブなどに集まっており、1日中活気に溢れる街として知られています。今回はそんな六本木のおすすめ観光スポットをご紹介します。
1.六本木ヒルズ
六本木のランドマーク的な存在になっている「六本木ヒルズ」。六本木ヒルズレジデンス(住宅エリア)やグランドハイアット東京(ホテル)、テレビ朝日、TOHOシネマズやショッピングエリアを含む六本木観光では外せないスポットです。
名称 | 六本木ヒルズ |
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住所 | 東京都港区六本木6-10-1 |
サイト | http://www.roppongihills.com/ |
2.六本木ヒルズ スカイデッキ
六本木ヒルズ54階建ての屋上にある「六本木ヒルズ スカイデッキ」。開放型の展望施設としては日本一です。スカイデッキからは、東京タワーやレインボーブリッジ、横浜、新宿超高層ビル群などを一望できます。
スカイデッキから望める景色は東京随一の絶景。ガラスも天井もなく、ありのままに270メートル以上からの景色を実感できるのが魅力です。まるで東京の高い空にいるかのような気分を味わえるでしょう。夜になれば美しい夜景が広がります。スカイデッキに関するイベントはどれも魅力的なので、ぜひ参加してみてください。
名称 | 六本木ヒルズ スカイデッキ |
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住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー |
3.東京シティビュー
東京一の絶景に出会える「東京シティビュー」は、六本木ヒルズ森タワーの52階にある展望台です。森美術館や、森アーツセンターギャラリーへの入場券には、この東京シティビューの入場券もついてくるので合わせて訪れるのがおすすめです。特に、東京タワーがライトアップされるサンセットの時間はとても雰囲気がよく撮影ポイントとしてもいいでしょう。
東京シティビューの絶景ポイントでスカイデッキの次におすすめしたいのが、スカイギャラリーです。ここは巨大なガラスが張られており、そこから見える景色は圧巻。写真好きにはうってつけのスポットです。椅子が設置されているので、ゆっくりと景色を見物するのも醍醐味です。東京スカイツリーや東京タワー、東京ミッドタウンなど有名な超高層建築物も一望できます。東京シティビューには絶景が見られるレストランもありますので、こちらもぜひおとずれてみて下さい。
名称 | 東京シティビュー |
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住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F |
サイト | http://www.roppongihills.com/tcv/jp/ |
4.東京ミッドタウン
六本木の防衛庁跡に誕生した「東京ミッドタウン」。緑豊かな敷地と近代的な建物Midtown Towerに、リッツカールトン東京、グルメやショッピングが楽しめる複合施設です。冬には屋外アイススケートを、桜の季節にはカフェで夜桜も楽しめます。
モダンなイメージのある東京ミッドタウンですが、意外にも歴史は古いです。かつては陸軍駐屯地、つまり軍事目的に使用された場所でした。江戸時代には、毛利家をはじめとする多くの大名屋敷が立ち並んでいました。わずかとはいえ現代でもその名残はあります。終戦時にはアメリカ軍、自衛隊の施設として引き続き利用されました。東京ミッドタウンをはじめとする地区は2000年代に開発されたもの。つまり、大名の武家屋敷や軍事施設だった時代の方が長いです。
名称 | 東京ミッドタウン |
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住所 | 東京都港区赤坂9-7-1 |
サイト | http://www.tokyo-midtown.com/jp/ |
5.さくら坂公園(ロボロボ公園)
子供連れで六本木ヒルズを訪れたなら、鮮やかな色彩が溢れた遊具がある「さくら坂公園(ロボロボ公園)」は、ぜひ訪れてみてください。ブリキのおもちゃから着想を得たという、ロボットがあちこちに置かれていて、大人でもテンションが上がります。小さなころ、ロボットで遊んだお父さんは童心に戻るかもしれません。
10種類の滑り台は個性的な色と形をしていて、小さな子供から小学生くらいまで遊べます。シンボルの44体のロボットを重ねたトーテムポールは桜の季節に撮ると、SNS映えすること間違いありません。遊具周りの地面が、転んでもケガが少ないように配慮された特殊な素材で覆われているのもおすすめのポイントです。
名称 | さくら坂公園(ロボロボ公園) |
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住所 | 東京都港区六本木6-16-46 |
サイト | https://www.city.minato.tokyo.jp/shisetsu/koen/azabu/06.html |
6.森美術館
六本木ヒルズ森タワーの53階にある「森美術館」は、まるで天空にいるかのような錯覚になるほど美しく優雅な景色とアートに癒されます。一階下にある「森アーツセンターギャラリー」では、「森美術館」とは一味違う展覧会を開催しているギャラリーです。合わせてアートな時間をおたのしみください。
森美術館のテーマは、現代美術。美術館といえば、近代西洋の作品を展示しているイメージがあり、森美術館のように現代作品を主体にした美術館は珍しいです。現代における問題を批判・批評した作品が展示されています。森美術館を訪れたら、スカイデッキや東京シティビューを訪れて天空の旅をさらに満喫してみてはいかがでしょうか。
名称 | 森美術館 |
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住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
サイト | http://www.mori.art.museum/jp/index.html |
7.国立新美術館
「森の中の美術館」がコンセプトの「国立新美術館」は、巨匠故黒川紀章設計の最後の美術館です。展示のみならず、波打つガラス壁からの木漏れ日があたたく居心地の良い館内には、ショップやカフェ、空中レストランも楽しめます。
国立新美術館が開館したのは2007年の頃。国立の美術館としては5番目に誕生しました。美術館の特徴は1万4千平方メートルという広さを持ちながら常設展示がないことです。つまり、国内最大級でより人気のある企画展を開催するのにうってつけな場所です。国立新美術館には、毎年多くの観光客が訪れています。魅力ある企画展を存分に楽しめるでしょう。企画展は有料ですが、美術館自体は無料で入場できます。ショップもあるのでそちらでグッズを購入してみるのはいかがでしょうか。
名称 | 国立新美術館 |
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住所 | 東京都港区六本木7-22-2 |
サイト | http://www.nact.jp/ |
8.毛利庭園
六本木ヒルズにある回遊式の日本庭園「毛利庭園」。広大な敷地で日本らしい池や滝が美しく、川のせせらぎをはじめ、四季折々に変化する木々たちを大都会の中で感じることができる、とても贅沢なこの空間です。休憩スポットとしてもおすすめです。
毛利庭園は元々毛利家のお屋敷でした。というのも戦国武将の一角毛利元就の子孫により江戸時代初期に建設されたもので、200年間にわたり存在していました。歴史的にも意義のある場所で、あの有名な赤穂浪士がこの地で生涯を終えました。また、日露戦争で大きく活躍した乃木大将のゆかりの地としても有名です。戦後には工場になりましたが、朝日が土地を買って以来庭園として現代に蘇っています。六本木ヒルズに日本らしい庭園があるのはここに300年以上の歴史が眠っているからなのです。
名称 | 毛利庭園 |
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住所 | 東京都港区六本木6 |
9.21_21 DESIGN SIGHT
東京ミッドタウン・ガーデン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」は、建築家の安藤忠雄氏により設計された建物で、「世界に向けて新たなデザインの可能性が発信されるにふさわしい顔であれ」という施設に対する思いが込められています。都会の真ん中で、最先端のアートに触れてみるにはふさわしい場所です。
「21_21 DESIGN SIGHT」は、2007年に東京ミッドタウンの開業と同時に歴史の幕を開いた観光スポットです。名前の由来は英単語の1つ「20/20vision」と言われています。それを1つ増やしたのが「21/21vision」です。つまり、これから先の未来を見通すほど優れた視力という意味を込められて生まれたものなのです。ギャラリー3では、企業をはじめとした団体と国際的なプログラムが行われています。深澤直人など少数精鋭のディレクターは、イベントを主催する中心的なメンバーです。
名称 | 21_21 DESIGN SIGHT |
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住所 | 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内 |
サイト | http://www.2121designsight.jp/ |
10.六本木けやき坂通り
六本木ヒルズのメインストリート「けやき坂通り」は、約400mの通りにズラリと高級ブテックが並び、ゆったりとした雰囲気の良い歩道を散策するのにオススメのスポットです。冬には、キラキラと寒暖2色のイルミネーションが通りを賑わせます。
けやき坂通りで毎年冬に開催されるイルミネーションですが、都内でもTOP5に入るほどの人気ぶり。日本最大級のクリスマスマーケットが行われたこともあります。クリスマスマーケットといえばヨーロッパのウィンターシーズン恒例の祭りです。それを再現したのがけやき坂通りのクリスマスイルミネーションで、本場と変わらない楽しみがあなたを待っています。クリスマスシーズンにけやき坂通りを彩るイルミネーションを見て、クリスマスをより良いものにしてみてはいかがでしょうか。
名称 | 六本木けやき坂通り |
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住所 | 東京都港区六本木6-10-1 |
大人の街、六本木で充実のひとときを
東京の中心にあるビジネス街、六本木。ショッピングを楽しめる商業施設や、美味しいご飯を堪能できる高級料理店、芸術に触れられる美術館や博物館など、狭い範囲内にあらゆる施設が揃っているので、昼夜問わず1日中楽しむことができます。外国人観光客も多く、国際色豊かな表情を見せる六本木で、とびっきりの休日をお過ごしください。
TOP画像出典:PIXTA
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