滋賀・彦根に行ったら訪れたい!歴史を感じる観光スポット7選

ひこにゃんで全国的に知られている滋賀県の彦根ですが、実は歴史的スポットが多いことでも有名。全国的にも保存状態の良いお城や、井伊直弼ゆかりの場所など、彦根ならではの観光スポットを紹介します。

目次

1.彦根城

彦根城出典:PIXTA

彦根の代名詞ともいえる「彦根城」は、全国的にも極めて保存状態の良い城として知られており、国宝にも認定されています。かつては井伊家の治める堅牢な城として知られており、城内の至る所でその名残を見ることができます。「時報鐘」は現在でも現役の鐘として使われており、「日本の音風景百選」にも選ばれた美しい音色を聞くことができます。近年では彦根市の公式マスコットキャラクター「ひこにゃん」が彦根城を散歩していることでも知られており、ひこにゃんファンの間で人気を集めています。

施設名 彦根城
所在地 滋賀県彦根市金亀町1−1
営業時間 8:30~17:00
※営業時間は変更になる場合があります。
サイト http://www.hikoneshi.com/jp/castle/

2.埋木舎(うもれぎのや)

埋木舎出典:PIXTA

彦根城の堀沿いにあるこの「埋木舎(うもれぎのや)」は、幕末の大老・井伊直弼が17〜32歳の間を過ごした建物。開国の父となった井伊直弼は、この建物で文武両道の修練に励み、才能を培ったと言われています。建物の名前は井伊直弼が詠んだ「世の中をよそに見つつも埋もれ木の埋もれておらむ心なき身は」という和歌にちなんでつけられました。こちらの建物は室内に入ることは出来ませんが、井伊直弼が勉強、生活した部屋が公開されています。実際に使用した籠や遺品の展示を外から見ることができ、当時の様子を窺い知ることができます。

名称 埋木舎(うもれぎのや)
住所 滋賀県彦根市尾末町1-11
営業時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、12月20日〜2月末
※営業時間は変更になる場合があります。
サイト http://www.hikoneshi.com/jp/sightseeing/articles/umoreginoya

3.玄宮楽々園

楽々園出典:PIXTA

彦根が誇る観光スポット、旧大名庭園・玄宮園とともに井伊家の下屋敷として建てられたのが、この「楽々園」。隣接する玄宮園とともに「玄宮楽々園」として国の名勝に指定されており、建物部分を「楽々園」、庭園部分を「玄宮園」と呼びます。こちらは彦根藩主・井伊直弼生誕の地であり、幼少期を過ごした場所として有名な場所です。

玄宮楽々園出典:PIXTA

現在は建物内には入ることが出来ませんが、「楽々園」の名の由来にもなった「樂々の間」をはじめ、「地震の間」などをお庭から覗き見ることができます。「地震の間」は耐震構造の建物であるため、現在ではそのように呼ばれていますが、当時は茶座敷として用いられていました。煎茶の茶室として近年注目を浴びている建物になります。江戸時代後期の繊細で美しい数寄屋建築をぜひご覧ください。

名称 玄宮楽々園
住所 滋賀県彦根市金亀町1-1
サイト http://hikone-410th.com/castle/rakurakuen

4.夢京橋キャッスルロード

夢京橋キャッスルロード出典:PIXTA

「彦根城」近くにある「夢京橋キャッスルロード」。城下町をイメージして作られており、切妻屋根の建物に燻し瓦を乗せた和菓子屋や洋菓子店などのお店が軒を連ねています。歩道のタイルには「彦根かるた」をデザインしたレリーフが刻まれており、「俳遊館」に寄れば俳句資料の展示を見ることもできます。彦根は招き猫発祥の地でもあり、街頭のお店では招き猫グッズを購入することもできます。

夢京橋キャッスルロード出典:PIXTA

彦根城の内郭と内町とを結んでいる中濠に架かる京橋にちなんで名付けられたのが、町屋が並ぶ城下町の風情をたっぷりと味わえる「夢京橋キャッスルロード」です。キャッスルロードは本町通りというかつての目抜き通りで、街並みは再開発を行う際に江戸時代の雰囲気を持つ家屋に建て替えられ整備されたものです。キャッスルロードのある本町は、1603年に彦根城築城の際に行われた町割で生まれたという長い歴史を持っています。

施設名 夢京橋キャッスルロード
所在地 滋賀県彦根市本町
サイト http://www.hikoneshi.com/jp/sightseeing/articles/yumekyobashi

5.四番町スクエア

四番町スクエア出典:PIXTA

こちら「四番街スクエア」は、「大正ロマンあふれるまち」をキャッチコピーにした「彦根の台所」と言われる商店街です。モダンな外観で統一された建物、広場に設置されたガス燈などは、どこか懐かしく、新しい雰囲気が漂っています。おしゃれな町並みは、デートや女子旅におすすめのスポットです。

名称 四番町スクエア
住所 滋賀県彦根市本町 1-8-28
営業時間 各店舗によって異なる
サイト http://www.4bancho.com/

6.旧西郷屋敷長屋門

出典:PIXTA

「旧西郷屋敷長屋門」は、西郷家の所有していた武家屋敷です。「彦根城」と並んで当時の原形を残した貴重な遺跡として知られる人気の観光スポットです。西郷家は代々家老の役職を勤め、幕末まで井伊家に仕えました。その禄高は西郷籐左衛門の時代に3000石に上り、屋敷の大きな門からも経済力をうかがい知ることができます。残念ながら中に入ることはできませんが、外からでも江戸時代の武家の暮らしを感じることができるおすすめのスポットです。

施設名 旧西郷屋敷長屋門
所在地 滋賀県彦根市金亀町5
サイト https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/3783/

7.龍潭寺庭園

龍潭寺庭園出典:PIXTA

こちらは井伊家の菩提寺です。かつては多くの学僧が学ぶ道場でもあり、周辺には多くの末寺を抱えていました。現在でも「龍潭寺庭園」には、学僧たちの作った実習用の庭が残されています。寺院内にある「方丈」は江戸時代に作られたもので、市内に現存する貴重な方丈建築の建物です。

龍潭寺庭園出典:PIXTA

森川許六の描いた「方丈襖絵前104面」は市の指定文化財にも認定されています。墓地には彦根御膳として親しまれた井伊直弼と彼の側室の墓が建てられています。また、「龍潭寺」は「庭の寺」とも知られており、特徴的な様式の庭園があります。荘厳な雰囲気の庭園を散策してみてはいかがでしょうか。

施設名 龍潭寺庭園
所在地 滋賀県彦根市古沢町1104
営業時間 9:00~16:00
※営業時間は変更になる場合があります。
サイト http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/1205

城下町彦根で素敵な体験をしよう

いかがだったでしょうか。彦根に行く際にはぜひ、色々な観光スポットを抑えてから行ってみてください。彦根城をはじめ歴史的なスポットが多くありました。また、彦根のゆるキャラひこにゃんに出会えるスポットもあります。彦根を訪れる際は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

TOP画像出典:PIXTA

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