最終更新日時2024/10/15
江戸時代、加賀百万石と呼ばれるほど繁栄し現在もその面影が色濃く残る金沢。歴史や伝統に気軽に触れられ、グルメも楽しめることから人気を集めています。この記事では人気の観光地から穴場スポットまで、金沢の魅力をご紹介します。
目次
金沢の歴史や伝統に触れるおすすめ4選
1.江戸時代の見事な廻遊式庭園「兼六園」
日本三大名園の一つ「兼六園」は、約11.4万㎡の広大な廻遊式庭園。四季折々の美しい景観が魅力で、春は桜、夏はカキツバタ、秋は紅葉、そして冬には風物となっている雪吊りが見られます。隣接する加賀前田家の奥方御殿「成巽閣」の庭園も一見の価値ありです。
名称 | 兼六園 |
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住所 | 石川県金沢市丸の内1-1 |
サイト | https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/ |
2.伝統的建造物が並ぶ風情あふれる「ひがし茶屋街」
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「金沢市東山ひがし」。江戸時代後期から明治初期の歴史的な茶屋街を散歩してみましょう。キムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子が美しい街並みは、着物をレンタルして散歩するのにもおすすめです。
名称 | ひがし茶屋街 |
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住所 | 石川県金沢市東山1 |
サイト | https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/bunkazaihogoka/gyomuannai/3/1/1/siteibunkazai/7/5808.html |
3.加賀藩の藩祖を祀る金沢市のシンボル「尾山神社」
加賀藩の初代藩主・前田利家公と正室お松の方をお祀りする「尾山神社」。国の重要文化財に指定されている神門は、和漢洋の三洋式を用いた門として貴重です。神門の最上階のギヤマン(ステンドグラス)も魅力的。また、日没から22:00までのライトアップもおすすめです。
名称 | 尾山神社 |
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住所 | 石川県金沢市尾山町11-1 |
サイト | http://www.oyama-jinja.or.jp/ |
4.海外からも注目される「武家屋敷跡 野村家」
「武家屋敷跡 野村家」は、加賀藩の重臣・野村伝兵衛信貞の武家屋敷跡。「上段の間」に描かれた襖絵や、野村家伝来の貴重な刀剣、甲冑は必見です。風情のある庭園は、着物で訪れるのにもぴったり。ミシュランの二つ星を取るなど、海外からも注目されています。
名称 | 武家屋敷跡 野村家 |
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住所 | 石川県金沢市長町1-3-32 |
サイト | http://www.nomurake.com/ |
金沢の美に触れるミュージアム4選
1.森の中も散策できる穴場の美術館「石川県立美術館」
「石川県立美術館」は、古九谷の名品や加賀藩前田家伝来の宝物、石川県ゆかりの現代デザイン画、彫刻、日本画などを展示している美術館。なかでも江戸時代初期の陶工、野々村仁清の作とされる「国宝 色絵雉香炉」は必見です。
名称 | 石川県立美術館 |
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住所 | 石川県金沢市出羽町2-1 |
サイト | https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/ |
2.赤レンガが美しい「石川県立歴史博物館」
「石川県立歴史博物館」は、レトロな赤レンガが印象的な歴史博物館。1909年竣工の建物は旧陸軍兵器庫や金沢美術工芸大学として利用されてきたもので、平成2年には国の重要文化財に指定されました。
名称 | 石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム) |
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住所 | 石川県金沢市出羽町3-1 |
サイト | https://ishikawa-rekihaku.jp/ |
3.伝統工芸に触れる「いしかわ生活工芸ミュージアム」
「いしかわ生活工芸ミュージアム」は、加賀友禅、九谷焼、山中漆器、輪島塗など石川県の伝統工芸品を展示するミュージアム。毎週土日には伝統工芸士による製作実演やワークショップも開催されていて、実際に伝統工芸に触れて楽しめるのが魅力です。
名称 | いしかわ生活工芸ミュージアム(石川県立伝統産業工芸館) |
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住所 | 石川県金沢市兼六町1-1 |
サイト | https://www.ishikawa-densankan.jp/ |
4.私設の現代美術館「KAMU kanazawa」でアート鑑賞の散歩
「KAMU(カム)」は立体、インスタレーション、テクノロジーなどのアートコレクションをベースに設立された現代アート美術館。市内に点在する6カ所のスポットで構成されていて、アート鑑賞をしながら金沢の街歩きが楽しめます。
名称 | KAMU kanazawa(KAMU Center) |
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住所 | 石川県金沢市広坂1-1-52 |
サイト | https://www.ka-mu.com/ |
金沢の隠れた穴場スポット5選
1.お茶屋建築を見学して甘味も楽しめる「懐華樓」
「懐華樓」は、ひがし茶屋街で一番大きなお茶屋建築です。昼間は金沢市指定保存建造物として建物を一般公開していますが、夜は「一見さんお断り」のお座敷に早変わり。現役のお茶屋を見学できる、貴重な穴場スポットです。
名称 | 懐華樓 |
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住所 | 石川県金沢市東山1-14-8 |
サイト | https://www.kaikaro.jp/ |
2.ひがし茶屋街の国指定重要文化財「金沢ひがし 志摩」
国指定重要文化財の「金沢ひがし 志摩」では、1820年に建てられたお茶屋の建物を当時のままの姿で見学できます。かつては舞や遊芸などが披露されていた部屋をめぐりながら、江戸時代にタイムスリップした気分を楽しみましょう。
名称 | 金沢ひがし 志摩 |
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住所 | 石川県金沢市東山1-13-21 |
サイト | http://www.ochaya-shima.com/ |
3.“忍者寺”の仕掛けを楽しむ「妙立寺」
「妙立寺」は、”忍者寺”の愛称で知られるお寺です。金沢城に続く抜け道があるといわれる井戸や、床板を外すと現れる隠し階段、掛け軸の裏にある隠し扉、落とし穴の賽銭箱など、さまざまな仕掛けに驚かされます。迷路のような建物を、ぜひ散策してみましょう。
名称 | 妙立寺(忍者寺) |
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住所 | 石川県金沢市野町1-2-12 |
サイト | http://www.myouryuji.or.jp/ |
4.九谷焼をお土産にしたい「九谷焼窯元 鏑木商舗 金沢九谷ミュウジアム」
九谷焼最初の商家として金沢で開業した創業約200年のお店「鏑木商舗」。「九谷焼窯元 鏑木商舗 金沢九谷ミュウジアム」は、長町武家屋敷らしい和風建築の風情ある建物で、お気に入りの九谷焼を探してみませんか。
名称 | 九谷焼窯元 鏑木商舗 金沢九谷ミュウジアム |
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住所 | 石川県金沢市長町1-3−16 |
サイト | https://kaburaki.jp/ |
5.自らが思索する貴重な場となる「鈴木大拙館」
「鈴木大拙館」は、世界的に有名な金沢の仏教哲学者鈴木大拙が、来館者自らが思索する場として作った建物。静寂な雰囲気に包まれた建物と庭を眺めながら、時を忘れて思索にふけってみましょう。
※2023年11月27日~2024年3月中旬まで、修繕工事のため休館中
名称 | 鈴木大拙館 |
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住所 | 石川県金沢市本多町3-4-20 |
サイト | https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/ |
ここだけのグルメを味わえるおすすめ5選
1.金沢おでん「赤玉本店」
昭和2年創業の「赤玉本店」では、車麩や信田巻き、海老しんじょう、かにしんじょう、湯葉巻き、肉いなり、赤玉、加賀野菜など金沢らしい具材を使ったおでんを楽しめます。ほのかに甘く優しい出汁と一緒に味わいましょう。
名称 | 赤玉本店 |
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住所 | 石川県金沢市片町2-21-2 |
サイト | https://www.oden-akadama.com/ |
2.のど黒めし本舗 いたる
「のど黒めし本舗 いたる」では、石川県では晩秋から冬にかけて旬を迎える「のどぐろ」を思う存分味わえます。とくにおすすめなのが、炙ったのどぐろがたっぷりとのった「のど黒めし」。最後に「のどぐろ」のだしをかけて、お茶漬けとしても楽しめますよ。
名称 | のど黒めし本舗 いたる |
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住所 | 石川県金沢市片町2-7-5 |
サイト | https://nodoguro-itaru.com/nodoguro-meshi/ |
3.回転寿し 左衛門
地元の人たちも通うお店「回転寿し 左衛門」。おすすめは、日本海の海の幸をつかった各種のお寿司です。かにみそ、紅ずわいがに、のど黒炙りなど、金沢らしい地物のお寿司を好きなだけ堪能しましょう。
名称 | 回転寿し 左衛門 |
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住所 | 石川県金沢市泉が丘2-12-35 |
サイト | http://saemon-kanazawa.com/ |
4.寿しと手造り料理 長八 金沢駅前店
「寿しと手造り料理 長八」では、冬季限定で地物の加能ガニや香箱ガニのカニ料理を味わえます。例年12月末まで食べられる「香箱ガニ」の美味しさを、にぎり寿司や押しずしで堪能しましょう。炙りのど黒の棒寿司や甘海老の押し寿司、能登牛などもおすすめです。
名称 | 寿しと手造り料理 長八 金沢駅前店 |
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住所 | 石川県金沢市此花町5-5 玉川駅前ビル1F |
サイト | https://www.cho-hachi.jp/ |
5.箔一 東山店
金沢は金箔グルメでも有名。金箔に輝くソフトクリームなら、ひがし茶屋街にある「箔一 東山店」がおすすめです。大胆に金箔一枚が乗った豪華なソフトクリームはインスタ映えまちがいなし!日本一贅沢で、きらびやかなソフトクリームを旅行の記念にしましょう。
名称 | 箔一 東山店 |
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住所 | 石川県金沢市東山1-15-4 |
サイト | https://kanazawa.hakuichi.co.jp/shop/higashiyama.php |
金沢で一度は泊まりたい宿2選
金沢湯涌温泉 百楽荘
兼六園から車で15分の場所に建つ「金沢湯涌温泉 百楽荘」。宿自慢の湯涌温泉は“美肌の湯”とも呼ばれています。人気のお食事は“料理長お勧めの金沢の旬”をふんだんに取り入れた会席料理。おすすめは「別邸神楽」の12部屋の客室。Premiumラウンジが利用でき、お子様は宿泊できない大人の空間となっています。
施設名 | 金沢湯涌温泉 百楽荘 |
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Reluxグレード | グレード2 |
住所 | 石川県金沢市湯涌荒屋町67-1 |
施設の特色 |
・美肌の湯と呼ばれる温泉 ・金沢の旬の食材を堪能 ・大人の空間が広がる別邸神楽の客室 |
金沢東急ホテル
金沢城公園から徒歩約16分。金沢駅から車で約6分という好立地に位置する「金沢東急ホテル」。館内は、金沢の武家文化の洗練された風雅さと現代モダンが融合したデザイン空間となっています。注目は「笑顔になる朝食」と名づけられた朝食ブッフェ。金澤焼きそば、牛肉の焼きしゃぶ、能登厚焼き玉子やあいまぜ、なすのオランダ煮などの金沢の郷土料理が味わえます。
施設名 | 金沢東急ホテル |
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Reluxグレード | グレード1 |
住所 | 石川県金沢市香林坊2-1-1 |
施設の特色 |
・金沢駅から車で約6分 ・武家文化と現代が融合した設え ・郷土料理も味わえる朝食ブッフェ |
北陸を代表する観光地・金沢で充実の旅を楽しもう
着物を着て古い街並みの雰囲気を満喫したり、伝統工芸や現代アート鑑賞、おいしい北陸グルメを満喫したりと、金沢の楽しみ方はひとそれぞれ。今度の連休は1泊2日の金沢旅行に出かけてみませんか?
TOP画像出典:写真AC
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