京都には多くの歴史的建造物や日本らしい情緒ある景色などがあることから、日本人をはじめ外国人を含めた多くの観光客で賑わっています。その中でも京都の心臓部ともいえる四条烏丸エリアには、京都を満喫したい方にぴったりな場所がたくさんあります。

1.本能寺

出典：PIXTA

烏丸駅から徒歩約13分ほどの場所に位置する、本能寺の変で有名な「本能寺」。これまで長い歴史の中で五度もの火災にあい、その度に再建してきたお寺です。

出典：PIXTA

京都の繁華街のそばで、小さくひっそり建っているので驚かれる人も多いようです。日本の歴史に触れられる、京都でおすすめな場所の一つ。街中にありながら人が少ないので、ゆったりした時間を過ごせます。

名称	本能寺
おすすめのポイント	織田信長が暗殺された本能寺の変で知られるお寺
住所	京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
アクセス	市営地下鉄東西線市役所前駅下車
営業時間	6:00〜17:00
サイト	http://www.kyoto-honnouji.jp/

2.鴨川

出典：PIXTA

京都市内を南北に流れる全長約31kmの「鴨川」。河川敷が遊歩道として整備されており、多くの人が集まる人気スポットとなっています。夏になると鴨川沿いの納涼床を楽しむことができます。川からの風を浴びながらお酒を飲むという昔ながらの習慣を体験してみてください。

出典：PIXTA

お酒を飲んだ後は、酔い冷ましに鴨川沿いを歩きながら涼んでみてはいかがでしょうか。鴨川沿いにはたくさんの飲食店があるので、鴨川を眺めてゆったりとした時間を感じながら、食事ができるのでオススメ。癒しの時間を過ごせるはずです。

名称	鴨川
おすすめのポイント	多くの観光客が訪れる京都を代表する川
住所	京都府京都市北区
アクセス	京阪電鉄三条駅下車
サイト	https://ja.kyoto.travel/glossary/single.php?glossary_id=464

3.京都タワー

出典：PIXTA

京都のランドマーク「京都タワー」。京都タワーの楽しみ方は、京都の景色を上から見るだけではありません。京都の世界遺産、国宝を上から見下ろすのはもちろん、レストランや大浴場、スカイラウンジ、ホテルまであり、疲れを癒せます。

出典：PIXTA

夜には、タワーの100mの高さから京都の夜景もお楽しみいただけます。ご家族でも、カップルのデートでも、女子旅でも、それぞれに合った過ごし方ができるので、タワーを外から見て満足せずに、ぜひ中まで入って楽しんでください。

名称	京都タワー
おすすめのポイント	キャンドル型をした京都のシンボルタワー
平均単価	入場券 大人800円、高校生650円、小・中学生550円、幼児150円
住所	京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
アクセス	JR京都駅中央口から徒歩約2分
営業時間	京都タワー展望室 11:00〜19:00
サイト	https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/kyoto-tower/

4.神泉苑

出典：PIXTA

池、泉、小川、森林などの多くの自然を取り込んで造られた「神泉苑」。平安京の南東に位置する苑池です。また、かわいいアヒルがいることでも有名です。アクティブに歩き回っているアヒルを見て、癒されてみてはいかがでしょうか。

出典：PIXTA

神泉苑にかかる鮮やかな真っ赤な法成橋は、自然の緑と相性抜群できれいな写真を撮れることで評判です。季節によってはサクラの花やツツジの花のかわいらしいピンク色も合わさる美しい景観を眺めることができます。

名称	神泉苑
おすすめのポイント	二条城の南に位置する名苑
平均単価	境内無料
住所	京都府京都市中京区門前町166
アクセス	市営地下鉄東西線二条城前駅から徒歩約2分
営業時間	8:00～20:00
サイト	http://www.shinsenen.org/

5.高瀬川

出典：PIXTA

鴨川と同じく京都を南北に走る小さな川「高瀬川」。川沿いの建物と川が非常によくマッチしており、小さな川ですがタイムリップしたような不思議な感覚を得られる場所です。京都ならではの風情を存分に感じられます。

出典：PIXTA

高瀬川では、いつでも木々が川を彩っています。特に川沿いに並行して咲いているサクラの木が満開になるころの高瀬川の景色は、美しいと評判。また、ライトアップされ夜桜も楽しめます。

名称	高瀬川
おすすめのポイント	京都の風情が感じられる人工川
住所	京都府京都市
アクセス	京阪本線清水五条駅すぐ他
サイト	https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi22.html

6.錦天満宮

出典：PIXTA

市街地の真ん中にある約200坪の境内には、四季折々の花が咲いて、良質な水が湧いています。繁華街で唯一の鎮守社の「錦天満宮」。「学問の神様」や「招福、厄除けの神様」として地元住民はもちろん、外国人にも親しまれています。

出典：PIXTA

「からくりおみくじ」と呼ばれる、獅子がおみくじを運んでくれる変わったおみくじや、紙芝居をしてくれる紙芝居ロボット、ご利益スタンプなど珍しいものがたくさんあります。他のお寺では体験できない、ここならではの体験です。

名称	錦天満宮
おすすめのポイント	錦の天神さんとして地元の人に親しまれている
住所	京都市中京区新京極通り四条上る中之町537
アクセス	地下鉄烏丸線四条駅から徒歩約10分
営業時間	8:00〜20:30
サイト	http://nishikitenmangu.or.jp/

7.紫雲山頂法寺

出典：PIXTA

聖徳太子が587年に創建したと言われている「紫雲山頂法寺」。本殿の形が六角形であるため、昔から「六角堂」と呼ばれ親しまれてきました。いけばな発祥の地とされており、池坊と呼ばれる場所ではいけばなを伝える活動などを発信しています。

出典：PIXTA

六角堂はビルが立ち並ぶ烏丸通り付近にありますが、ゆっくりとした落ち着いた時間が流れているのが特徴です。市街地なので旅館やホテルも多くありますので、近くに宿泊し、朝や夕方の散歩に訪れてみるのもおすすめです。

名称	紫雲山頂法寺
おすすめのポイント	聖徳太子が建立したといわれる生け花発祥の地
住所	京都府京都市中京区東洞院西入堂之前町248
アクセス	阪急京都線烏丸駅から徒歩約5分
営業時間	6:00〜17:00(拝観時間)
サイト	https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/

8.先斗町（ぽんとちょう）

出典：PIXTA

「先斗町」は、三条通から四条通まで南北に通る古都京都にある花街の一つです。名前に「町」が付いていますが、ここには先斗町という町は存在しません。決して広いとは言えない風情ある石畳の両側には、ご当地グルメが味わえる料亭やカフェ、レストランなどが立ち並んでいます。いつも多くの観光客で賑わっていおり、デートにもおすすめのスポットです。

出典：PIXTA

通りの東側は鴨川に面していることから、夏の風物詩である納涼床を設ける飲食店が多くあります。それぞれのお店は季節になると納涼床に座敷をおいて、そこで鴨川を眺めながら料理を楽しむ人々を見かけることができます。

名称	先斗町（ぽんとちょう）
おすすめのポイント	鴨川と木屋町通の間にある京都の風情が感じられる歓楽街
住所	京都府京都市中京区
アクセス	市営地下鉄東西線京阪三条駅から徒歩約5分
サイト	https://www.ponto-chou.com

9.三条大橋

出典：PIXTA

「三条大橋」は鴨川にかかる橋で、東海道五十三次の西の拠点として有名です。現在の橋は1590年の豊臣秀吉による橋の大改修が行われたときのもの。橋の欄干の柱頭にある擬宝珠は、その当時のものがそのまま残っています。

出典：PIXTA

中でも、幕末の動乱時代である1864年に起きた、池田屋事件の乱闘の際に刻まれた刀傷がそのまま残っている擬宝珠があります。その擬宝珠は三条大橋の西側から二番目。幕末ファンならずとも、京都を訪れた際にはこの目に焼き付けたいスポットです。

名称	三条大橋
おすすめのポイント	鴨川に架かる東海道五十三次の終点
住所	京都府京都市中京区中島町・東山区大橋町
アクセス	市営地下鉄東西線三条京阪駅からすぐ

10.壬生寺（みぶでら）

出典：PIXTA

「壬生寺」は、991年に創建された律宗の総本山です。重要文化財である地蔵菩薩立像を本尊として安置しており、多くの人々がこのお寺を訪れます。円覚上人が仏の教えをわかりやすく庶民に説いた、700年以上の歴史を持つ壬生大念仏狂言は今日でも盛大に行われています。

出典：PIXTA

幕末に興味がある方は、境内にある壬生塚を訪れてみてください。新撰組局長であった近藤勇の胸像や遺髪塔、また、新撰組隊士11名の墓を目の当たりにすることができます。そのほか、新撰組にまつわる数多くの逸話があるので、京都を訪れた際には、幕末ファンならずとも立ち寄りたい烏丸の定番スポットです。

名称	壬生寺（みぶでら）
おすすめのポイント	新撰組にまつわる逸話が数多くある寺院
住所	京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31
アクセス	市バス壬生寺道バス停から徒歩約3分
サイト	http://www.mibudera.com

文化も自然も満喫できる烏丸で京都を感じよう

古き良き日本の文化や風景が残る京都「烏丸」。京都ならではの風情を味わえる場所がたくさんあります。着物に着替えて、京都の町を散策。少しカフェで休憩して夜景をたのしみ、銭湯で1日の疲れを癒すという京都を感じる1日を過ごしてみませんか。定番スポットから穴場スポットまでまだまだ魅力溢れる場所がたくさんあります。一人でも女子旅でも、どんな人にも優しい京都を感じてみませんか。

TOP画像出典：PIXTA