最終更新日時2024/10/14
目次
屋久島の自然と共にある楽園
日本で初めて世界自然遺産に登録された、屋久島。ここでしか見られない樹齢数千年のヤクスギをはじめ,多くの固有種や絶滅の恐れのある動植物などが生息しています。島内の標高差が大きく、海岸部の亜熱帯性気候から中心部の亜高山帯までさまざまな植生が見られるのが特徴。特殊な生態系とすぐれた自然景観、そこから感じられる神秘的な雰囲気が多くの人々を魅了し続けてきました。
そんな屋久島の自然との共生を目指すのが、「sankara hotel&spa 屋久島」です。その経営理念は、「真のホスピタリティサービスと世界遺産・屋久島への貢献」。大自然の一角にひっそりと広がる楽園では、天からの恵みを食・空間・バトラーサービスというかたちで楽しむことができます。
旅をより思い出深くする、バトラーサービス
空港に到着してホテルまで送迎してもらう瞬間から、おもてなしに感動する滞在の始まりです。それぞれのお客様には専属の客室係「バトラー」がついており、きめ細やかなサポートや、滞在をより楽しむための提案も豊富にしてくれます。お客様からのレビューでも、「バトラーの〇〇さん、ありがとうございました」というようなスタッフさんを指名してのコメントが多く見受けられます。スタッフの方との一期一会の出会いによって、旅の思い出もより一層深まるでしょう。実際に、リピーターのお客様も多くいらっしゃいます。
自然とつながり、島をまるごと楽しむ
屋久島の自然との共生を目指す「sankara hotel&spa 屋久島」に泊まるなら、多様なアクティビティを通して島の魅力もまるごと味わいましょう。
晴れた日は九州本土まで見渡せ、屋久島を造形する幾千もの谷と脈打つ山並みの絶景を望む、魅力あふれる山の世界。四季と日々の空模様によって表情を変えてみせる森の世界。身も心も浄化する命の水を全身で楽しむ、カヤックやシュノーケリングなどの水のアクティビティ。太古より奇跡の自然と共生してきた人々の暮らしに触れる、里のエコツアー。山、森、水、里、その要素のどれもが、屋久島の豊かな自然と心身をリンクさせ、より深く自然の懐へと溶け込んでいくような感覚にさせてくれるでしょう。あなたはここ屋久島で、どんな体験をしてみたいですか?
プールとサウナで「ととのう」新感覚
sankaraといえば、屋久島の神秘を連想させるような象徴的なプール。ドリンクや軽食をいただきながらプールサイドで時間を忘れてぼーっとする、至福のひとときを過ごしましょう。また、朝早くに訪れるのもおすすめ。海から昇ってくる太陽を高台から望む、隠れた朝日の名スポットでもあります。
2021年には、プールサイドにテントサウナも設置。サウナの命ともいえる薪ストーブの燃料には、ホテル敷地内で冬季に伐採した広葉樹を使用しており、サウナ内は85〜90度に保たれています。セルフでの薪入れ、セルフロウリュもでき、お好みの温度や湿度に調整も可能です。サウナ初心者もサウナ好きの方も、存分に楽しめます。
サウナでたっぷり汗をかいたあとは、屋久島の地下水を使ったプールで冷水浴を。冷たい水に触れる瞬間は最高に気持ちいいでしょう。休憩したくなったら、プールサイドで島のさわやかな風を感じながらひとやすみ。サウナとプールで「ととのう」感覚は、どこのサウナでも得られないような気持ちよさです。サウナ好きの方は、サウナ、プール、プールサイドを何周もしたくなってしまうかもしれません。そんな「サウナー」には、サウナの利用料金が含まれた宿泊プランがおすすめです。
大人のための隠れ家で過ごす特別な時間
緑深い森の中に、大人のための洗練された空間が広がるヴィラが点在しています。「サンドラヴィラ」は、ベッドルームとリビング、多目的スペースがある53平米の広々としたお部屋です。リビングにはデイベッドも用意されています。
バルコニーに出れば、すぐそこは屋久島の森。鳥の声、雨の音など、自然の音に耳を傾けながらくつろぐ、大人の時間をお過ごしください。
サステナブルを意識したこだわりのアメニティも魅力のひとつ。ヘアケアには、人工香料や着色料を一切使用せず、植物由来の洗浄成分と、コメヌカ油による潤いが特徴の有名ブランド「THANN」をセレクト。
スキンケアには、屋久島の自然をテーマに、sankaraで採れた水、屋久島で育つ花、果実、植物のエキスといった天然由来成分をふんだんに配合したsankaraオリジナルコスメが用意されています。「安全であること」を第一に考え、着色料、鉱物油、合成香料、防腐剤、パラベン、フェノキシエタノールは不使用。肌への心地よさ、香りや素材、デザインなどのすべてから、sankaraのこだわりを感じ取れるでしょう。
屋久島のパワーをチャージする
大自然のパワーがあふれる屋久島ならではのスパトリートメントで、日々の疲れを癒し、本来の健康な身体を取り戻すのもおすすめです。スパのコンセプトは“SANA-being”。“SANA-being”とは、屋久島の豊かな自然のエネルギーを受け取って人間が持つ本来のベース要素を満たすことにより、ウェルネスバランスを整え、心とからだの健康を手に入れることを意味します。屋久島の雨と水、太陽と火、森林と山。それぞれの自然のエネルギーを、エッセンスとして体内に取り入れましょう。
スパでは、自分が今一番必要としているトリートメントをパーソナライズして受けることができます。他にも、トレッキング後の疲れた身体を癒すプランや、ソルト&ハーバルバスとトリートメントを専用のお部屋で楽しめるカップル向けのプランなどもあります。1人の時間を贅沢に味わうのも、大切な人と特別な時間を共有するのも、楽しみ方はあなた次第です。
天の恵み、大地と海の恵みを知る
昔の屋久島では「海に10日、里に10日、山に10日」といわれ、人々は里で田畑を耕し、海と山からも豊かな恵みを得て暮らしてきました。レストランで最も大切にしているコンセプトは「地産地消」。地元の人とのつながりを大切にしているからこそ、市場には出回らない魚を入手したり、農家さんに頼んで野菜を作ってもらうことができ、その特別な島の恵みを「サンカラ・キュイジーヌ」として昇華させています。今だけ、ここだけの食材が織りなす美食を味わいましょう。
sankaraならではの美食は、ふたつのレストランで味わうことができます。よりカジュアルに自然の恵みを味わうなら「ayana」、特別な日を彩るようなフレンチフルコースを楽しむなら「okas」へ。2泊して、どちらのお食事も味わうのもおすすめです。
島からもらうだけでなく、還元する
アクティビティやお食事を通して島の恵を享受するだけではなく、宿泊を通して島に還元することもできます。sankaraは「for the YAKUSHIMA」を宣言として掲げ、地産地消を目指してレストランの食材を鹿児島県や九州各地から仕入れたり、1回の滞在につき500円を島の自然保護のための「サンカラ基金」に集める活動などを行っています。さらに現地スタッフの住民票は屋久島に移して住民税を納めるなど、食、エコ、経済などさまざまな面で島と共生していくための取り組みを行っています。
いつまでも変わらぬ神秘の大自然を迎えに、一度きりではなく、何年も先まで何度でも訪れたいホテルです。複雑に入り組んだ大自然の中では、行くたびに新しい発見ができるでしょう。人生を通して島と、自然と、より深くつながりを感じていくような、かけがえのない出会いがここにはあります。屋久島のみずみずしい息吹を、体感してみませんか。