最終更新日時2024/10/14
沖縄本島と九州のほぼ真ん中に位置している奄美大島。水が豊富で植物の生育に適しているため、多くの原生林が生い茂り、マングローブ原生林が有名です。また、ここでしか見ることのできない貴重な動植物の宝庫で、エメラルドブルーの海は、涙が出るほどの美しさです。今回は、奄美大島に来たら絶対に行っておきたい定番スポットから、行く価値ありの穴場スポットまで、心からおすすめできる観光スポットをご紹介します。
外せない奄美大島の定番スポット12選
1.あやまる岬観光公園
出典:PIXTA
「あやまる岬観光公園」は、奄美十景にも選ばれている人気の観光スポット。あやまるとは手毬という意味で、その名の通り、半円の綺麗な形をした海岸です。こちらの敷地内のソテツジャングルには、貝塚遺跡もあります。
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こちらのスポットは、遊具などの施設もあるので子ども連れの家族にもおすすめのスポット。お手頃な価格でレンタルできる、様々な形をした自転車もあります。
また、海中プールと呼ばれる海水浴ができる場所もあり、波もなく、海水浴にはぴったり。シャワーや更衣室も完備されていて安心して楽しめます。
名称 | あやまる岬観光公園 |
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住所 | 鹿児島県奄美市笠利町大字須野682 |
サイト | https://ayamaru.amamin.jp/ |
2.大浜海浜公園
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「大浜海浜公園」は、青い海と白い砂浜がある地元の人にも人気のある公園。敷地内には、亜熱帯地方に生息するガジュマルなどが植えられており、南国の雰囲気に包まれます。奄美海洋展示館では、奄美大島付近に住む魚たちやウミガメに直接餌やり体験をすることができます。
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こちらの公園は、ウミガメの産卵シーンを見ることができる有名なスポット。年々産卵率が下がってはいるものの、毎年数多くの産卵が行われています。ウミガメの邪魔をしない程度に、夜にライトを持って見に行ってみてはいかがでしょうか。
名称 | 大浜海浜公園 |
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住所 | 鹿児島県奄美市名瀬大字小宿大浜701-1 |
サイト | https://www.ohama.marutani-amami.com |
3.金作原
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「金作原」は、奄美大島の中でも亜熱帯の植物が多く残っている原生林。こちらのスポットは、2019年2月から認定ガイドのツアーでのみ利用することができるようにルールが変更になりました。そのため、個人でこのエリアに入ることはできないのでお気をつけください。
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ジャングルの中には、生きた化石とも言われているヒカゲヘゴなどの大変貴重な動植物が生息しています。耳を澄ますと、聞いたことのないような鳥や動物の鳴き声が聞こえてきます。まるで太古の時代に迷い込んだような、貴重な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
名称 | 金作原 |
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住所 | 鹿児島県奄美市名瀬朝戸金作原 |
サイト | https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10199/ |
4.ホノホシ海岸
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「ホノホシ海岸」は、奄美大島で有名なパワースポット。太平洋に面しているこちらの海岸は、波も荒く、海に入るのは少し危険なエリアです。荒波で洗われた丸石がガラガラと音を立てて動くところから、神秘的な雰囲気を感じることができます。
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ホノホシ海岸の石は持ち帰ってはいけないという言い伝えがあるほど、こちらのスポットはエネルギーに溢れた場す。海岸自体は海も透き通っており綺麗です。人も少なく、穴場の海岸で大切な人との時間をより濃密なものにしてくれることでしょう。
名称 | ホノホシ海岸 |
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住所 | 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈 |
サイト | https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10244/ |
5.マテリヤの滝
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「マテリヤの滝」は、奄美らしい綺麗な滝。高さはそれほどないものの、周りの木々と相まってとても幻想的な雰囲気です。夏には滝壺で泳ぐこともできます。亜熱帯植物と滝の前で泳ぐという、貴重な体験をすることができます。
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10分ほど歩くと、観光客があまり訪れない穴場エリアに。とても静かで、滝の音や鳥のさえずりをゆったりと聞き込むことができる、癒しのスポットです。奄美の大自然があなたの日常の疲れを癒してくれるでしょう。
名称 | マテリヤの滝 |
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住所 | 鹿児島県大島郡大和村名音 |
サイト | https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10264/ |
6.黒潮の森 マングローブパーク
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「黒潮の森 マングローブパーク」は、マングローブの中をカヌー体験できる、人気のスポット。こちらの施設では、大変珍しいリュウキュウアユが展示されています。
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マングローブカヌー体験では、マングローブ国立公園特別保護地区の中を散策することができます。プロのインストラクターの方がついてくれるので、初心者の方でも安心してカヌーを楽しむことができます。
名称 | 黒潮の森 マングローブパーク |
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住所 | 鹿児島県奄美市住用町石原478 |
サイト | http://www.mangrovepark.com |
7.鹿児島県奄美パーク
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「鹿児島県奄美パーク」は、航空跡地を利用した、奄美の魅力を知ることができる施設。奄美がこれまで辿ってきた歴史や人々の暮らしの様子を、映像や模型などを通して学ぶことができます。
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奄美シアターでは、高音質なサウンドで奄美の動植物が遂げてきた進化を学ぶことができます。奄美のジャングルに行く前に予備知識をつけておくと、より散策を楽しめるでしょう。
名称 | 鹿児島県奄美パーク |
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住所 | 鹿児島県奄美市笠利町大字節田1834 |
営業時間 | 9:00〜18:00(1月〜6月、9月〜12月) 9:00~19:00(7月、8月) 休館日:毎月第1・第3水曜日(祝日の場合は翌日となります。) ※営業時間は変更になる場合があります。 |
サイト | http://amamipark.com/ |
8.奄美海洋展示館
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「奄美海洋展示館」は、奄美空港から車で約1時間10分、名瀬の中心地からは車で約15分のところに位置する大浜海浜公園内にある海の展示館です。奄美大島の海に生息する生き物はもちろん、そこで生活する人々の暮らしぶりも知ることができ、子どもから大人まで楽しめます。
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入り口正面にある奄美の海を模した大型水槽では、悠々と泳ぐウミガメや熱帯魚などを見ることができます。また、エビやカニなど、人々の暮らしに馴染み深い生き物が見られる小さめの水槽もあります。そのほか、貝殻や珊瑚を使ってオリジナル作品が作れるハンドクラフト体験もおすすめです。
名称 | 奄美海洋展示館 |
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住所 | 鹿児島県奄美市名瀬小宿大浜701-1 |
営業時間 | 9:30~18:00(最終入館は17:30) 休館日:年末年始(12/31~1/1)、6月・12月の中旬3日間 ※営業時間は変更になる場合があります。 |
サイト | https://www.ohama.marutani-amami.com/ocean-exhibition-hall |
9.住用マングローブ林
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「住用マングローブ林」は、国内では2番目の大きさを誇るマングローブ原生林です。役勝川と住用川が合流する河口付近には、71ヘクタール以上の広大なマングローブの原生林が広がり、国定公園特別保護地区に指定されています。
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展望台へと足を運べば広々としたマングローブ林を一望できますが、もっと近くで見たい人にはマングローブカヌーツアーがおすすめです。複雑に入り込む原生林の中をカヌーで観光できるので、奄美大島で人気の高いツアーです。半日あれば楽しめるのでぜひ参加してみましょう。
名称 | 住用マングローブ林 |
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住所 | 鹿児島県奄美市住用町 |
サイト | http://www.nononkoko.asia/amami/sumiyou.html |
10.倉崎海岸
出典:PIXTA
「倉崎海岸」は、名瀬市外から車で約30分、奄美空港からも車で約30分のところにある海岸です。奄美大島ではトップクラスの人気を誇り、エメラルドグリーンの美しい海や円弧を描く真っ白なビーチは訪れる人を心から魅了します。
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遠浅でなおかつ内海なので波が穏やか。ダイビングやシュノーケリングをする際に絶好のポイントです。また、海岸を歩けばサンゴのかけらをあちこちで見かけます。空港から30分ほどの位置にありながら、まるでプライベートプールのような静けさを持つ、デートにおすすめのスポットです。
名称 | 倉崎海岸 |
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住所 | 鹿児島県大島郡龍郷町芦徳 |
サイト | https://www.kagoshima-kankou.com/guide/11102/ |
11.名瀬港
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「名瀬港」は、古くから本土や南方諸国との貿易港として栄え、交通や経済、文化の要所としてもその役割を果たし続けてきました。本港地区、新港地区、長浜地区、佐大熊地区の4つの地区からなっています。
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名瀬港には奄美各島、沖縄本島、鹿児島本土、阪神地区、東京を結ぶ定期フェリーが就航し、多くの人や物が行き交っています。また、飛鳥2などの大型客船も寄港することから、観光による島の発展が期待されています。時間が許せば、ゆっくりとした船旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
名称 | 名瀬港 |
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住所 | 鹿児島県奄美市名瀬 |
サイト | http://www.pref.kagoshima.jp/ah09/infra/port/minato/cruising/index_6.html |
12.宮古崎
出典:PIXTA
「宮古崎」は、名瀬から車で約30分、さらに遊歩道を20分ほど歩いた先にある、東シナ海を一望できる奄美大島の絶景スポットです。知る人ぞ知る場所ですが、大河ドラマ「西郷どん」のロケ地に使用されたことで注目を浴びる場所です。
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あたり一面にはリュウキュウチクという草が生い茂り、まるでどこかの草原にでもいるかのような錯覚におちいるほどです。さらに目の前には東シナ海の大海原が広がり開放感いっぱい。また、夕暮れ時には、沈みゆく太陽で真っ赤に染まる東シナ海の絶景を一望することができます。
名称 | 宮古崎 |
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住所 | 鹿児島県大島郡大和村大字国直668-7 |
サイト | https://www.vill.yamato.lg.jp/kikaku/shisetsu/kanko-spot/002.html |
もっと楽しみたい穴場スポット3選
1.西郷南洲流謫跡
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「西郷南洲」は、実際に西郷隆盛が3年間過ごした場所。奄美で共に過ごした女性の子孫が管理している施設です。現在は資料館になっているので、西郷隆盛が奄美でどのような生活をしていたか知ることができます。
こちらには、西郷隆盛直筆の書が展示されています。実際に西郷隆盛が息子の子育てのため、自ら台風の被害が少なそうな土地を選び設計し建てたもの。
名称 | 西郷南洲流謫跡 |
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住所 | 鹿児島県大島郡龍郷町龍郷166 |
営業時間 | 10:00〜17:00 ※営業時間は変更になる場合があります。 |
サイト | https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/shisetsu/miru/45.html |
2.奄美自然観察の森
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「奄美自然観察の森」では、奄美大島に古くから生息する植物を、自然そのままの形で観察することができます。遊歩道は整備されているので、子ども連れでも安心。フィールドアスレチックや昆虫の森などの施設も完備されています。お子さまの自由研究にもおすすめです。
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こちらの展望台からは、龍郷湾に広がる奄美大島の島々を一望することができます。天気の良い日には透き通った海も見ることができますので、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
名称 | 奄美自然観察の森 |
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住所 | 鹿児島県大島郡龍郷町円1193 |
営業時間 | 9:00〜16:00 ※営業時間は変更になる場合があります。 |
サイト | https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/shizenkansatsu.html |
3.ハートロック
出典:PIXTA
「ハートロック」は、奄美大島にあるパワースポット。沖縄にあるハートの形をしたハートロックとは違い、自然にできた潮溜まりがハートの形をしています。外国人にも人気のあるスポットです。
ハートロックは、ある一定の条件が重なった時に現れる奇跡の様な場所。干潮時がおすすめですが、波が荒いと見えないことも。ハートロックをバックに、カップルで写真を撮ればさらに愛が深まるかもしれません。デートで行くのもよし、女子旅で行くのもよし、おすすめの観光スポットです。
名称 | ハートロック |
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住所 | 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木 |
サイト | https://www.town.tatsugo.lg.jp/kikakukanko/kanko/heartrock.html |
綺麗な海で日々の疲れを癒して。
奄美大島のおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。奄美大島には、気候条件が一致した時にしか見られないハートロックやマングローブパークなどの有名スポットから、大河ドラマのロケ地で使用された場所など、魅力溢れる観光スポットがたくさんあります。次の長期休暇に、奄美大島へ訪れてみてはいかがでしょうか。
TOP画像出典:PIXTA
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