東京都の秘境！奥多摩で大自然と文化を楽しむ観光スポット20選

2024年10月14日

東京都西多摩郡に属する奥多摩は都心から2時間で行ける好立地に加え、自然豊かで都会の喧騒を忘れられるスポットが盛りだくさん。また温泉の名所でもあり、登山客や温泉マニアからも人気の場所です。この記事ではそんな奥多摩で目一杯楽しめる観光スポットを20ヶ所紹介していきます。

奥多摩で絶景を楽しめるスポット6選

1:日原鍾乳洞

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「日原鍾乳洞」は東京都指定天然記念物に指定されている鍾乳洞で、奥多摩を代表する観光スポットです。
1962年に手付かずの状態で発見された日原鍾乳洞は、総延長1270メートル、高低差134メートルとその大きさは関東最大級。洞内の温度は年間を通して約11度で、夏は涼しく冬は少し暖かいというのも特徴です。
中に入ると何百年もの時間をかけて形成されたたくさんの鍾乳石が剥き出しになっており、大自然が作り出した造形美を楽しむことができます。

名称	日原鍾乳洞
住所	東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
サイト	日原鍾乳洞公式サイト

2:鳩ノ巣渓谷

出典：奥多摩観光協会公式サイト

「鳩ノ巣渓谷」は多摩川により長い年月をかけて侵食されたことで形成された、奥多摩地域にある渓谷。
約40mの断崖の下で大岩や奇岩の間を多摩川が流れていく様子は壮大で、奥多摩きっての渓谷美として人気の観光スポットとなっています。
川のせせらぎを聞きながら夏場は新緑、秋は紅葉を楽しむことができ、都会の喧騒から離れてリフレッシュするにはうってつけのスポットです。

名称	鳩ノ巣渓谷
住所	東京都西多摩郡奥多摩町棚沢
サイト	鳩ノ巣渓谷 \| 奥多摩観光協会公式サイト

3:百尋ノ滝

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「百尋ノ滝」は埼玉県との県境にある「川苔山」の登山コースの途中にある滝。
高さ30メートルから水が落ちていくその雄大な姿は登山コースの名物になっており、この滝を目当てに川苔山にやって来る登山客も多い人気スポットです。
また寒い冬の時期には百尋ノ滝の滝が氷瀑になることも有名で、1年をとおして違った風景を楽しむことができます。

名称	百尋ノ滝
住所	東京都西多摩郡奥多摩町氷川
サイト	百尋ノ滝 \| 奥多摩観光連盟公式サイト

4:奥多摩湖

出典：奥多摩観光協会公式サイト

「奥多摩湖」は奥多摩上流部を堰き止めて造られた人工湖。総貯水量は1億8000万トンで、都民が利用する生活水の2割を供給している奥多摩のシンボル的な観光スポットです。
静かな湖面と周辺の木々が季節によってさまざまな風景を作り出し、湖に訪れる人を魅了します。
また湖には浮橋がかけられており、水位が高い時は浮橋をわたって対岸まで渡ることができます。

名称	奥多摩湖
住所	東京都西多摩郡奥多摩町原
サイト	奥多摩湖 \| 奥多摩観光協会公式サイト

5:見はらしの丘（八方岩展望台）

出典：奥多摩観光協会公式サイト

「見はらしの丘」は奥多摩湖口からのハイキングコースの途中にある展望台。こちらの展望台からは眼下に広がる奥多摩湖を一望することができます。
奥多摩湖周辺でもこの場所は特に桜と紅葉が有名な場所で、見頃の時期は多くの観光客や登山客が訪れる人気スポットです。
展望台までの遊歩道は綺麗に整備されているので、誰でも気軽に行くことができるのもポイント。

名称	見はらしの丘（八方岩展望台）
住所	東京都西多摩郡奥多摩町原
サイト	見はらしの丘 \| 東京都水道局みずふる（MIZU FURU）

6:倉沢のヒノキ

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「倉沢のヒノキ」は日原地域に自生しているとても大きなヒノキ。このヒノキは元々倉沢鍾乳洞を本宮とする倉沢権現の御神木であり、その樹齢は約600年といわれています。
大きさは高さ34メートル、幹周り6.3メートルと関東最大級。東京都では最大のヒノキとの呼び声も高いです。
長年の間地域を見守り続けてきた大ヒノキを前に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

名称	倉沢のヒノキ
住所	東京都西多摩郡奥多摩町日原567
サイト	倉沢のヒノキ \| 奥多摩観光連盟公式サイト

奥多摩の自然や文化を学べるスポット7選

1:日の出山荘

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「日の出山荘」は奥多摩の山中にある茅葺き屋根が特徴的な山荘。
第71代総理大臣である中曽根康弘の別荘として使用されていた建物で、1983年には中曽根氏と当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガンが日米首脳会談を行った場所でもあります。
現在山荘は一般公開されているので、中曽根氏が過ごした部屋を巡ったり、展示されている芸術品などを見学したりすることができます。

名称	日の出山荘
住所	東京都西多摩郡日の出町大久野5270
サイト	日の出山荘公式サイト

2:せせらぎの里美術館

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「せせらぎの里美術館」は多摩川沿いの遊歩道に建っている、古民家風の外観が特徴的な美術館。
こちらの美術館では多摩地域に関わる作家による作品を年4〜5回展示しており、見学しながら奥多摩の文化を知ることができます。
築150年の古民家を解体した部材で造られた建物と、それを静かに彩る周辺の木々たちとが合わさった風景も、訪れる人の心を和ませてくれます。

名称	せせらぎの里美術館
住所	東京都西多摩郡奥多摩町川井字丹縄53
サイト	せせらぎの里美術館公式サイト

3:奥多摩ビジターセンター

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「奥多摩ビジターセンター」は奥多摩の観光客や登山客に向けた情報発信をしているビジターセンター。
奥多摩駅の近くにあり、奥多摩駅を訪れたらすぐに立ち寄ることができます。
施設内では奥多摩の自然や文化を学べる展示が並んでいるほか、登山道の状況や公園の利用案内についても知ることができます。
奥多摩に入ったら、まずはここを訪問して奥多摩に関する情報をキャッチしてみてはいかがでしょうか。

名称	奥多摩ビジターセンター
住所	東京都西多摩郡奥多摩町氷川171-1
サイト	奥多摩ビジターセンター公式サイト

4:奥多摩水と緑のふれあい館

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「奥多摩水と緑のふれあい館」は奥多摩の自然と歴史や、水と自然に関する展示を行っている施設。
館内の展示室では奥多摩の豊かな自然やダムの仕組み、水の大切さなどについて詳しく解説しており、立体映像の3Dシアターやビデオ映像で楽しく体験しながら学ぶこともできます。
また、この施設で1日20食限定で食べられる「小河内ダムカレー」も名物です。

名称	奥多摩水と緑のふれあい館
住所	東京都西多摩郡奥多摩町原5
サイト	奥多摩水と緑のふれあい館公式サイト

5:日原森林館

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「日原森林館」は森林の持つ公益性をアピールする目的で建てられた施設。
館内には巨樹に関する絵画や写真、パネルなどが展示されているほか、全国の巨樹の情報を検索できるパソコンが設置してあり、巨樹に関するさまざまな情報を学ぶことができます。
また、館内の展望室からは野生のカモシカやニホンジカを見ることができ、奥多摩の自然を肌で感じ取ることができる施設として人気のスポットです。

名称	日原森林館
住所	東京都西多摩郡奥多摩町日原819
サイト	日原森林館公式サイト

6:小澤酒造

出典：青梅市観光協会公式サイト

「小澤酒造」は青梅街道沿いにある1702年創業の老舗の酒蔵。
奥多摩の豊富な名水を使って作られる「澤乃井」という日本酒で有名なこちらの酒蔵では、その「澤乃井」ができるまでの工程を見学したり、日本酒の飲み比べを楽しんだりすることができます。
酒蔵見学では小澤酒造の社長をはじめ各部署の社員さんがそばに立ち、お酒ができるまでの工程や酒蔵の歴史などについて詳しく教えてくれます。

名称	小澤酒造
住所	東京都青梅市沢井2-770
サイト	小澤酒造公式サイト

7:小河内神社

出典：奥多摩観光協会公式サイト

「小河内神社」は奥多摩湖の湖畔に建っている神社。
小河内神社は元々この地域にあった小河内村が小河内ダムの建設によって水没した際、小河内村の各地域に祀られていた温泉、金御岳、箭弓、貴船、愛宕、熊野(青木)、御霊、加茂、御岳(留浦)の9つの神社を合祀することとなりました。
現在神社は首都用水の守り神としても崇められており、境内には平安期から鎌倉期にかけて造られたとされる神像が多くあるほか、毎年9月に行われる例大祭では各地域に伝わる伝統芸能が披露され、大きな盛り上がりを見せることで有名です。

名称	小河内神社
住所	東京都西多摩郡奥多摩町河内149
サイト	小河内神社公式サイト

奥多摩でアクティビティや文化体験ができるスポット5選

1:山のふるさと村

出典：山のふるさと村公式サイト

「山のふるさと村」は関心を深めてもらうことを目的に1990年にオープンした東京都の自然公園施設。地域住民からは「山ふる」という愛称で住民から親しまれています。
32ヘクタールの広さを持つ園内にはキャンプ場やクラフトセンター、レストランなどたくさんの施設があるので、テントやログキャビンで寝泊まりしたり、陶芸や木工といった工芸体験をしたり、自然食について学んだりなど、奥多摩の自然をとおしてさまざまな思い出を作ることができます。

名称	山のふるさと村
住所	東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
サイト	山のふるさと村公式サイト

2:アメリカキャンプ村

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「アメリカキャンプ村」は奥多摩の海沢渓谷の近くにあるキャンプ場。
キャンプ場内ではテントやログハウスでキャンプやバーベキューを楽しめるほか、アスレチックや釣り堀も用意されており、日帰りでも宿泊でも楽しめる施設となっています。
備品のレンタルや食材の注文も可能なので、完全に手ぶらで行っても大丈夫です。非日常を体験しに訪れてみてはいかがでしょうか。

名称	アメリカキャンプ村
住所	東京都西多摩郡奥多摩町海沢230
サイト	アメリカキャンプ村公式サイト

3:氷川渓谷

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「氷川渓谷」は多摩川にある広い中州エリア。一年中流れが激しく洲や瀬が少ない多摩川流域で、キャンプや釣り、川遊びなどが楽しめるスポットとして人気を博しています。
氷川渓谷内の「氷川キャンプ場」にはバーべーキューハウスが用意されており、奥多摩の大自然に囲まれながら持ち込んだ食材を調理することが可能。
辺りには巨樹も多く、森林浴気分を楽しみながらのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。

名称	氷川渓谷
住所	東京都西多摩郡奥多摩町氷川
サイト	氷川渓谷 \| 奥多摩観光協会公式サイト

4:奥多摩都民の森

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「奥多摩都民の森」は自然に関するレクリエーション活動を行っている施設。
この施設では「森に触れ、森に学び、森を育てる」をテーマに、山村暮らしを体験することで森の自然とともに生きてきた人々の知恵を学んだり、植林や枝打ちなどの体験をとおして森の大切さや森づくりの楽しさを感じたりすることができます。
ほかにも奥多摩の山に登ったり、アウトドア体験を楽しんだりと、「都民の森」ではできることがたくさん。子どもから大人まで楽しめる施設です。

名称	奥多摩都民の森
住所	東京都西多摩郡奥多摩町境654
サイト	奥多摩都民の森公式サイト

5:奥多摩フィッシングセンター

出典：青梅観光協会公式サイト

「奥多摩フィッシングセンター」は、釣りを楽しむための総合レクリエーション施設です。
施設内では、初心者からベテランまで楽しめる多彩な釣り体験が提供されています。釣り竿や餌などのレンタルも充実しており、手ぶらで訪れてもすぐに釣りを始められます。
また、釣った魚はその場でバーベキューにして味わうことができ、新鮮な魚の美味しさを堪能できます。
美しい奥多摩の自然に囲まれた環境で、家族や友人と特別なひとときを過ごせる場所です。

名称	奥多摩フィッシングセンター
住所	東京都青梅市御岳2-333
サイト	奥多摩フィッシングセンター公式サイト

奥多摩の日帰り入浴できる温泉施設2選

1:奥多摩温泉もえぎの湯

出典：奥多摩観光連盟公式サイト

「もえぎの湯」は奥多摩駅から徒歩10分の場所にある日帰り温泉施設。
この施設では地下600mに存在する、日本最古の地層といわれる古生層から毎分29L湧出する天然温泉を引いて使用しています。
露天風呂も用意されており、多摩川の清流や周辺の木々を眺めながら、源泉100%の温泉にゆっくりと浸かることができます。
立地も良いので、奥多摩でたくさん散策した帰りにこちらで汗を流してみてはいかがでしょうか。

名称	奥多摩温泉もえぎの湯
住所	東京都西多摩郡奥多摩町氷川119-1
サイト	奥多摩温泉もえぎの湯公式サイト

2:奥多摩の風はとのす荘

出典：奥多摩の風はとのす荘公式サイト

「奥多摩の風はとのす荘」は鳩ノ巣渓谷の近くにある温泉宿泊施設。
こちらの施設では宿の付近から湧出する源泉から引いた「鳩ノ巣温泉」と、運び湯の「鶴の湯温泉」の2種類の温泉が用意されており、日帰り入浴も可能です。
自家源泉である「鳩ノ巣温泉」はメタホウ酸の成分が豊富で、アルカリ度も高いため「美肌の湯」といわれています。
鳩ノ巣渓谷を散策した後はのんびりひとっ風呂浴びてみてはいかがでしょうか。

名称	奥多摩の風はとのす荘
住所	東京都西多摩郡奥多摩町棚沢662
サイト	奥多摩の風はとのす荘公式サイト

奥多摩でおすすめの宿2選

1. 亀の井ホテル青梅

出典：Relux | 亀の井ホテル青梅

施設名	亀の井ホテル青梅
Reluxグレード	CASUAL
住所	東京都青梅市駒木町3-668-2
施設の特色	・客室から奥多摩の自然が一望できる・肌がすべすべになるpH9.9の天然温泉・地酒を飲みながらゆっくり味わえる創作懐石

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2. KEIKOKU GLAMPING TENT

出典：Relux | KEIKOKU GLAMPING TENT

施設名	KEIKOKU GLAMPING TENT
Reluxグレード	CASUAL
住所	東京都西多摩郡檜原村数馬7072
施設の特色	・一棟貸しのグランピング施設・自由に焚き火やバーベキューが楽しめる・サウナや広々としたプライベートプールも完備