長野県松本市は、歴史を感じられる街並みや雄大な自然が魅力。観光名所が目白押しで、どこに行けばいいか迷う方も多いでしょう。ここでは松本エリアでおすすめの観光スポットやグルメを厳選してご紹介します。

松本観光に欠かせない史跡スポット5選

1.国宝 松本城

五重六階の天守をもつ「国宝 松本城」は、松本観光で外せないスポットです。歴史は古く、天守の築造年代は1593〜1594年と伝えられています。風格のある天守閣は、外から眺めるだけでなく、最上階まで上がることもできます。夜桜会や氷彫フェスティバルなど季節のイベントも開催されているので、ぜひイベント情報もチェックしてみてください。

名称	国宝 松本城
住所	長野県松本市丸の内4-1
サイト	https://www.matsumoto-castle.jp/

2.松本市旧司祭館

「松本市旧司祭館」は1889年にフランス人神父クレマンによって建設された西洋館です。100年近くにわたり松本カトリック協会の宣教師たちの住居として使用されたのち、市に寄付され、1990年に現在地に移築復元されました。入場は無料で、室内での撮影も可能。記念撮影を楽しむのもおすすめです。

名称	松本市旧司祭館
住所	長野県松本市開智2-4-12
サイト	https://matsu-haku.com/kaichi/shisaikan

3.弘法山古墳

「弘法山古墳」は古墳時代、紀元3世紀後半頃に築造されたとされる巨大な前方後方墳です。弘法山山頂に位置しており、田園風景や北アルプスを一望するビュースポットや、映画『orange』のロケ地としても知られています。古墳から出土した副葬品は松本市立考古博物館に展示されているので、こちらもぜひ立ち寄ってみましょう。

名称	弘法山古墳
住所	長野県松本市並柳2-1000ほか
サイト	https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/134/3774.html

4.仁王門

上波田阿弥陀堂前にある「仁王門」。門の左右には、檜材を用いた寄木造の仁王像が納められています。2体の仁王像は、一方の高さが256cm、もう一方は260cmもあり、近くで見ると圧巻です。地元では子どもに仁王様の股をくぐらせると丈夫に育つと伝えられており、現在も毎年「仁王尊股くぐり祭り」が行われています。

名称	仁王門
住所	長野県松本市波田4749-1
サイト	https://visitmatsumoto.com/spot/%e4%bb%81%e7%8e%8b%e9%96%80/

5.牛伏川本流水路（牛伏川階段工）

「牛伏川本流水路」は大正時代に完成した階段状の水路で、フランスの流路工を参考に設計されたことからフランス式階段工とも呼ばれています。2012年には国の重要文化財にも指定され、さらに人気の観光・癒しスポットに。見事に石積みされた独特な流路や、周辺に群生する落葉樹の新緑や紅葉の美しさが訪れる人々を魅了しています。

名称	牛伏川本流水路（牛伏川階段工）
住所	長野県松本市内田字内田山
サイト	https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/134/3761.html

松本の魅力を学べる博物館・美術館5選

1.松本市美術館

カラフルな巨大彫刻作品や、壁一面の水玉模様が印象的な「松本市立美術館」。館内には市民アトリエや市民ギャラリー、企画展示室などがあり、常設展示コーナーでは松本市が収集している美術資料が多数展示されています。松本出身の芸術家・草間彌生の作品をモチーフにしたミュージアムグッズも必見です。

名称	松本市美術館
住所	長野県松本市中央4-2-22
サイト	https://matsumoto-artmuse.jp/

2.松本市時計博物館

約110点の時計が常時展示されている「松本市時計博物館」。古時計の研究者・技術者だった本田親蔵氏のコレクションは必見です。古時計をできる限り動いている状態で展示しているのがこの博物館の魅力。外から見える巨大な振子型時計も必見です。

名称	松本市時計博物館
住所	長野県松本市中央1-21-15
サイト	https://matsu-haku.com/tokei/

3.松本市立博物館

「松本市立博物館」は明治時代に「明治三十七、八年戦役紀念館」として開館した、100年以上の歴史を誇る博物館です。重要文化財の「孔雀文磬」や3件の国重要有形民俗文化財など、松本の歴史を伝える品々が展示されています。ショップには松本を代表する民芸品やお菓子などが揃っており、お土産探しにもおすすめです。

名称	松本市立博物館
住所	長野県松本市大手3-2-21
サイト	https://matsumoto-city-museum.jp/

4.松本市立考古博物館

「松本市立考古博物館」は、周辺エリアや市内各地の発掘調査で出土した土器などを展示しているミュージアムです。一部の展示物はガラスケースを使わずに展示されているので、リアルな質感を間近に観察できます。体験コーナーでは実際に土器に触ったり、勾玉を作ったりすることもできます。

名称	松本市立考古博物館
住所	長野県松本市中山3738-1
サイト	https://matsu-haku.com/kouko/

5.松本民芸館

「松本民芸館」は1962年に故丸山太郎氏が創館した施設です。国内はもちろん、アジア地域やアフリカからも集められた民芸品の数々は、見る人の心を惹きつけます。コレクションを鑑賞した後は、小風呂敷や手ぬぐいなどが揃うミュージアムショップでお土産探しをするのもおすすめです。

名称	松本民芸館
住所	長野県松本市里山辺1313-1
サイト	https://matsu-haku.com/mingei/

松本の街並みや自然を楽しむスポット5選

1.中町通り

「中町通り」は白と黒の壁が印象的な土蔵造りの建物が並ぶ通りです。景観を統一するため、近代にできた建物も同じイメージでデザインされています。民芸や工芸品のお店で買い物を楽しんだあとは、和食やイタリアンなどで食事を楽しみましょう。4〜12月まで毎週土曜日に開催される朝市も要チェックです。

名称	中町通り
住所	長野県松本市中央
サイト	https://nakamachi.org/

2.なわて通り

「なわて通り」は、昔ながらの金物屋からおしゃれな雑貨屋まで個性豊かなお店が並ぶ商店街です。商店街内は歩行者天国になっており、松本城の観光に合わせて多くの人が買い物を楽しんでいます。通りの中程にある「カエル大明神」はパワースポットとしても人気。長屋風の店舗での買い物や街歩きを楽しみながら、所々にあるカエルの像を探してみましょう。

名称	なわて通り
住所	長野県松本市大手
サイト	https://www.nawate.net/

3.あがたの森公園

旧松本高校の跡地にある「あがたの森公園」。1919年に植えられたヒマラヤスギ並木や、池を中心とした日本庭園が印象的です。旧松本高校の校舎は大正時代の代表的木造洋風建築で、現在は「あがたの森文化会館」として保存・活用されています。コミックス『orange』や同作品の実写映画で多数登場していることもあり、ロケ地の聖地巡りとしても人気です。

名称	あがたの森公園
住所	長野県松本市県3-2102-15
サイト	https://visitmatsumoto.com/spot/agatanomori_park/

4.上高地

「上高地」は年間120万人もの観光客が訪れる定番観光スポットです。晴れた日に山々が湖面に美しく映る大正池、大自然と融合している河童橋、梓川沿いの遊歩道など、街中では見られないビューポイントがたくさんあるのが魅力。絶景を眺めながら食事をしたり、足湯に浸かってリフレッシュしたりするのもおすすめです。

名称	上高地
住所	長野県松本市安曇上高地
サイト	https://www.kamikochi.or.jp/

5.乗鞍高原

「乗鞍高原」は、乗鞍岳の裾野（標高1,200〜1,800m付近）に広がる高原です。松本の自然を満喫できるトレイルがたくさん整備されており、レベルに合わせて山歩きを楽しめます。乗鞍高原には3種類の源泉があり、温泉施設も多いため、トレイルやトレッキングの後は温泉で疲れを癒すのもおすすめです。

名称	乗鞍高原
住所	長野県松本市安曇
サイト	https://norikura.gr.jp/

人気急上昇中！松本のおしゃれスポット5選

1.信毎メディアガーデン

「信毎メディアガーデン」は2018年4月に信濃毎日新聞の松本本社としてオープンした施設です。市民や国内外からの観光客も利用できる複合施設として親しまれています。建物内にはショップゾーンもあり、信州のお土産が買えるギフトショップや松本市初のクラフトビールメーカーの直営2号店などが入っており、買い物も食事も楽しめます。

名称	信毎メディアガーデン
住所	長野県松本市中央2-20-2
サイト	https://www.shinmai-mediagarden.jp/

2.ちきりや工芸店

「ちきりや工芸店」は日本各地の窯元の陶器や郷土民芸品など、おしゃれで実用的な商品が揃う老舗民芸品店です。愛媛の砥部焼や大分の小鹿田焼などのほか、海外から取り寄せためずらしい雑貨も置かれています。暮らしを彩ってくれるおしゃれな民芸品のなかから、お気に入りの商品をみつけましょう。

名称	ちきりや工芸店
住所	長野県松本市中央3-4-18
サイト	https://nakamachi.org/shopmember/chikiriya

3.Gargas（ガルガ）

明治時代の繭倉を活用した「Gargas（ガルガ）」。1階ではさまざまなクラフト作品やアクセサリーを取り揃えており、美味しいコーヒーもいただけます。気に入ったコーヒー豆は購入も可能。2階のギャラリーでは、毎月さまざまな企画展が行われています。

名称	​​Gargas（ガルガ）
住所	長野県松本市深志3-10-26
サイト	https://visitmatsumoto.com/spot/gargas/

4.たい焼き ふるさと

昔ながらの“一本焼き”製法が人気の「たい焼き ふるさと」。国産の小豆を贅沢に使ったあんこたい焼きのほか、ウインナーやカスタード、チョコレートなどが入ったたい焼きが人気です。牛乳アイスや抹茶アイスが入ったたい焼きアイスは、夏場の散策にもぴったりです。

名称	たい焼き ふるさと
住所	長野県松本市大手4-1
サイト	https://taiyaki-ya.com/

5.TADACHIYA cafe THE GATE

長野県産の米粉を使った、オリジナル生地のチュロスが人気の「TADACHIYA cafe THE GATE」。注文を受けてから揚げられるチュロスは、外はサクサク、中はモチモチです。名物メニューの“松本城サンデー”は、松本城をイメージしたミルクとブラックココアの白黒ツインソフトクリームとチュロスが一緒に楽しめます。見た目もおしゃれなので写真撮影もおすすめです。

名称	TADACHIYA cafe THE GATE
住所	長野県松本市大手3-3-4
サイト	https://tadachiya.co.jp/the-gate

松本で一度は泊まりたい宿2選

泡の湯旅館

「泡の湯旅館」は、秘湯の湯と呼ばれる乳白色の温泉が人気の宿です。湯量に恵まれているため贅沢な源泉掛け流し。湯は炭酸ガスが含まれ、温度が38度前後なのも特徴です。大露天風呂は男女共用なので気になる方はご注意を。お食事は信州の食材をふんだんに使用した会席料理。白骨名物の温泉粥もぜひ味わってみてください。

施設名	泡の湯旅館
Reluxグレード	グレード1
住所	長野県松本市安曇4181
施設の特色	・乳白色の秘湯 ・大露天風呂は男女共用 ・白骨名物の温泉粥を提供

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松本ホテル花月

1887年創業の老舗ホテル「松本ホテル花月」。館内には松本民藝家具が随所に置かれています。大正、明治時代に迷い込んだような雰囲気に非日常を感じるでしょう。いただくお食事は、フレンチでもあり和食でもある“ながのテロワール”。信州ワインとのマリアージュが楽しめます。館内にある喫茶室「八十六温館」で、こだわりのコーヒーとケーキを味わうのもおすすめです。

施設名	松本ホテル花月
Reluxグレード	グレード1
住所	長野県松本市大手4-8-9
施設の特色	・館内に松本民藝家具が随所に配置 ・お食事は“ながのテロワール” ・こだわりのコーヒーを味わえる「八十六温館」

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歴史と自然に包まれた街！松本の魅力を感じに行こう

 松本には歴史を感じられる史跡や大自然に囲まれた癒しスポットがたくさんあります。観光・アクティビティ・グルメなどを楽しみ、松本の魅力を満喫しましょう。

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TOP画像出典：写真AC

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