屋久島観光のおすすめスポット19選！世界遺産の魅力を見つけに行こう

最終更新日時2024/02/21

巨大な屋久杉や、映画「もののけ姫」のモデルになったと言われている白谷雲水峡が有名で、世界自然遺産にもなっている屋久島。めいっぱい自然に触れることができる屋久島で、日常の忙しさを忘れられるひとときを過ごしてみませんか。

屋久島の自然を楽しむ観光スポット9選
屋久島の自然に癒される温泉5選
屋久島の自然や歴史を「知る」ミュージアム5選
屋久島で一度は泊まりたい宿2選
日本初の世界自然遺産！屋久島の魅力を楽しみ尽くそう

屋久島の自然を楽しむ観光スポット9選

1.縄文杉

出典：写真AC

屋久杉の中でも最大級で、樹齢は約2,170年～7,200年とされる「縄文杉」。樹高は約25.3m、周囲は約16.4mもの規模を誇ります。荒川登山口から縄文杉までは徒歩で5〜6時間ほどかかりますが、その圧倒的な存在感を目にすれば疲れも吹き飛んでしまうでしょう。

名称	縄文杉
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町
サイト	https://www.pref.kagoshima.jp/aa02/pr/gaiyou/itiban/shizen/zyomon.html

2.太鼓岩

出典：写真AC

屋久島を代表するトレッキングエリアで、白谷雲水峡の最奥にある「太鼓岩」は、屋久島内の絶景やおいしい空気を独り占めできるスポット。岩に腰掛けた後姿を撮影するのが、SNS映えするおすすめのカットです。初心者でも迷わずに行きやすい場所にありますが、念のためしっかりと準備をしておきましょう。

名称	太鼓岩
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
サイト	https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10740

3.大川の滝

出典：写真AC

屋久島内を代表する滝のひとつで、「日本の滝100選」にも選ばれている「大川の滝」。約90mもの高さから勢いよく流れ出る滝は圧倒的な存在感で、その豪快な水しぶきを浴びると涼しく感じることから“天然クーラー”と呼ばれているそうです。滝の近くには「大川湧水」という名水が湧き出ています。透明度の高い湧水を味わいましょう。

名称	大川の滝
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1441/

4.一湊海水浴場

出典：写真AC

屋久島内随一の規模を誇る「一湊海水浴場」は、コバルトブルーの海が美しく地元の人たちからも愛される海水浴場です。ダイビングスポットとしても人気を集めており、海に潜るとサンゴ礁や色とりどりの魚たちを観察できます。海水浴場の開場期間は例年7月と8月で、期間中はきれいに整備された更衣室や休憩所、シャワーも利用できます。

名称	一湊海水浴場
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1452/

5.屋久島フルーツガーデン

出典：鹿児島県観光サイト

「屋久島フルーツガーデン」は、屋久島の暖かい気候を有効活用した果樹園です。マンゴーやパパイヤなどの南国のフルーツをはじめ、園内で栽培されている植物の種類はなんと約1,600〜2,000。採れたてのフルーツやジャム、ジュースは休憩所で楽しめるだけでなく、お土産として購入もできます。

名称	屋久島フルーツガーデン
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町中間629-16
サイト	https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10708

6.ウィルソン株

出典：写真AC

縄文杉トレッキングルートの途中にある「ウィルソン株」。植物学者のウィルソン博士が世界に広めたことから、その名が付けられています。伐採当時の推定樹齢は約3,000年で、周囲の長さは約13.8mもあるのだそう。内側から見上げると切り株がハート形に見えることから、恋愛のパワースポットとしても知られています。

名称	ウィルソン株
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1588/

7.白谷雲水峡

出典：写真AC

「白谷雲水峡」は、島内有数の観光スポットです。濃い緑に覆われた「苔むす森」は映画「もののけ姫」のモデルになったとも言われ、その神秘的な雰囲気をひと目見ようと大勢のファンが訪れています。約424ヘクタールもの敷地を歩くトレッキングコースは1時間、3時間、4時間の3つのコースに分かれているので、滞在時間に合わせて選びましょう。

名称	白谷雲水峡
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
サイト	https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10740

8.ヤクスギランド

出典：写真AC

標高1,000mほどの山中にある自然休養林「ヤクスギランド」。270ヘクタール以上の広大な敷地には、千年杉や仏陀杉など、さまざまな屋久杉が点在しています。30分の気軽なコースから最長3時間30分コースまで幅広いトレッキングコースが用意されていて、ハイキング未経験者からベテランまで人気のスポットです。

名称	ヤクスギランド
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町荒川
サイト	https://www.kagoshima-kankou.com/guide/51260

9.千尋の滝

出典：写真AC

雄大な自然を満喫できる「千尋の滝」。滝の流れる岩盤が、千人もの人が手を結んだ大きさほどもあることから名付けられたと言われています。V字の谷を高さ60mから水が流れ落ちる様子は迫力があり、自然のパワーを肌で感じられるでしょう。展望所から遊歩道を300mほど進むとつり橋があり、さらに迫力満点の風景を楽しめますよ。

名称	千尋の滝
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1442/

屋久島の自然に癒される温泉5選

1.平内海中温泉

出典：写真AC

「平内海中温泉」は、干潮時間の前後約2時間だけ入浴できる温泉です。ふたつの湯舟はいずれも混浴で、脱衣所はありません。水着の着用は禁止なので、入浴の際はバスタオルなどを忘れないようにしましょう。泉質はさらっとしており、神経痛やリウマチ、神経痛などに効果を示すと言われています。波の音を聞き、壮大な地平線や星空を眺めながら入る温泉を堪能してみてはいかがでしょう。

名称	平内海中温泉
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町平内
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1421/

2.尾之間温泉

出典：鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合サイト

屋久島に住む地元民からも愛される「尾之間（おのあいだ）温泉」。約350年前に、猟師に鉄砲で撃たれた大ジカがこの場所で傷を癒したという伝説が伝えられています。登山道の入り口にあることから、現在は登山客からも人気です。泉質は単純硫黄泉で、効能はリウマチや婦人病などを癒すと言われています。外には足湯が設置され、気軽に利用できるのも魅力です。

名称	尾之間温泉
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間1291
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1418/

3.湯泊温泉

出典：鹿児島県観光サイト

「湯泊温泉」は、海、空、山など美しい景色が魅力的な温泉です。夜間も入浴できるので、満天の星を眺めながら開放感を楽しめます。仕切りで区切られた女性用の湯舟があるので混浴に抵抗がある人でも利用しやすいでしょう。源泉は38度と通常の温泉よりもぬるめなので、時間をかけてゆっくりとお湯に浸かれるところも魅力のひとつです。

名称	湯泊温泉
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町湯泊1714-28
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1424/

4.楠川温泉

「楠川温泉」は昔から地元の人たちの傷を癒す場所として親しまれてきた温泉です。泉質は無色透明、アルカリ性の単純泉で、浴槽には10名ほどが入浴できます。アットホームな雰囲気なので、他の地元民や観光客と仲良くなるきっかけになるかもしれません。6月には、運が良ければ近くの湯之河にやって来るホタルを観察できます。

名称	楠川温泉
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1364-5
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1420/

5.ゆのこの湯

白谷雲水峡へ向かう道中にある「ゆのこの湯」。もともと湯の川地域にあった温泉施設を再現し、平成21年に完成しました。こちらは完全貸切の予約制で、1組30～40分ほどの入浴が目安となっています。またシャンプーやボディソープ類は用意がないので、自分で持って行く必要があります。浴槽には今では珍しい五右衛門風呂があり、懐かしむ人も多いようです。

名称	ゆのこの湯
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2077-37
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1425/

屋久島の自然や歴史を「知る」ミュージアム5選

1.屋久杉自然館

出典：屋久杉自然館公式サイト

島を代表する博物館のひとつ「屋久杉自然館」は、屋久杉などの木材を使って建てられており、あたたかみが感じられる施設です。見どころは、長さ5mにもなる縄文杉の巨大な「いのちの枝」の展示。その他にも島の自然や生き物、植物の成り立ちをジオラマやCGで解説するコーナーもあり、屋久島で最初に訪れる場所としてもおすすめです。

名称	屋久杉自然館
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
サイト	http://www.yakusugi-museum.com/

2.屋久島うみがめ館

出典：屋久島うみがめ館公式サイト

絶滅危惧種に指定されているアカウミガメやアオウミガメの貴重な命を守るために設立された「屋久島うみがめ館」。施設ではウミガメの生態や屋久島に生息するウミガメの実態、そして観光などで海辺を訪れる際の注意点までを学ぶことができます。定期的にウミガメ観察会を実施しているので、興味がある方はホームページでスケジュールを確認してみてください。

名称	屋久島うみがめ館
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦805-1
サイト	https://www.umigame-kan.org/

3.屋久島環境文化村センター

出典：写真AC

屋久島の貴重な観光資源である自然や文化に関することを学べる「屋久島環境文化村センター」。屋久島を代表する屋久杉を始め、海や里、森に山を巨大な映像や模型、パネル展示などを使って分かりやすく解説してくれます。屋久島の特産品を販売するコーナーも充実しているので、お土産購入スポットとしてもおすすめです。

名称	屋久島環境文化村センター
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦823-１
サイト	https://www.yakushima.or.jp/guide/village.php

4.屋久島世界遺産センター

出典：屋久島世界遺産センター公式サイト

「屋久島世界遺産センター」は、環境省が運営するビジター向けセンターです。ここではおもに屋久島内の世界遺産や屋久島国立公園にフォーカスし、その魅力や保全の取り組みなどが紹介されています。環境省屋久島自然保護官事務所が併設されていて、最新の山岳情報を手に入れることもできます。※入館無料

名称	屋久島世界遺産センター
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町安房前岳2739-343
サイト	https://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/index.html

5.屋久島町歴史民俗資料館

1983年に開館した「屋久島町歴史民俗資料館」は、屋久島に住む人々の文化や歴史を展示する資料館です。屋久島の豊かな自然により生み出された文化を紹介しており、島内の遺産から採取した土器や、町指定文化財の楠川区有文書を分かりやすく学べます。その他にも郷土芸能や民具による体験学習コーナーも用意されています。

名称	屋久島町歴史民俗資料館
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1593
サイト	https://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/18580/

屋久島で一度は泊まりたい宿2選

sankara hotel＆spa 屋久島

出典：Relux｜sankara hotel＆spa 屋久島

屋久島の東南、三方を深い緑に囲まれた高台に建つオーベルジュ型リゾートホテル。お部屋はスイートが126平米、ヴィラが53平米など全5タイプから選べます。島の環境に配慮した天然素材のオリジナルアメニティも特徴のひとつ。お料理は名シェフが生み出す至高のフレンチをいただけます。屋久島の絶景と美食を一緒に味わいましょう。

施設名	sankara hotel＆spa 屋久島
Reluxグレード	MUSEUM
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生字萩野上553
施設の特色	・オーベルジュ型のリゾートホテル・客室はスイートからヴィラまで全5タイプ・天然素材のアメニティをサービス

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THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN&FOREST

出典：Relux｜THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN&FOREST

東シナ海を眺める絶崖に面して建つ「THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN&FOREST」。宮之浦港から徒歩圏内というのも嬉しいポイントです。館内には柔らかな超軟水の湯が張られた大浴場があり、朝５時から入浴可能。夕食は、屋久島の新鮮な食材を味わえる会席メニューが味わえます。

施設名	THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN&FOREST
Reluxグレード	グレード1
住所	鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1208-9
施設の特色	・東シナ海を眺める絶崖に建つ・宮之浦港から徒歩圏内・夕食は、屋久島の食材を使用した会席メニュー