最終更新日時2024/05/10

青い海と青い空が広がり、日本全国から多くの人が訪れる県といえば沖縄です。琉球王朝時代から続く歴史あるスポットや、自然豊かな観光地など様々な見どころに溢れています。
本記事では、沖縄県の本島を3つのエリアに分けて、歴史や自然の力を感じるパワースポットをご紹介します。SNS映えするような、絶景ポイントも多いので写真撮影も合わせてお楽しみください。

北部エリアのおすすめパワースポット7選

定番観光スポットの美ら海水族館や、野球のキャンプ地として利用される名護市等があるのが沖縄県の北部エリアです。那覇空港からは車で2時間30分程度でアクセスできます。

1.大石林山

大石林山
出典:やんばる国立公園 大石林山

約2億5千万年前の石灰岩が、雨風に侵食されることにより作り出された独特の景観を見ることのできる場所が「大石林山」です。鋭く尖った岩肌が続く様子は、まるで異世界に来たかのような雰囲気を醸し出しています。自分のペースで観光を楽しむトレッキングコースの他、専門ガイドと一緒に見どころなどを教えてもらえるガイドツアーへ参加をして観光をお楽しみください。

名称 大石林山
住所 沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
サイト https://www.sekirinzan.com/

2.比地大滝

比地大滝
出典:比地大滝キャンプ場

25.7メートルの落差を誇り、沖縄本島で一番大きな滝が「比地大滝」です。年間を通して水量が豊富で、滝つぼをめがけて流れる水の様子は迫力満点。マイナスイオンを発生させ、リラックス効果も期待できます。比地大滝キャンプ場が入口となっており、滝までは片道約40分。森の中には、遊歩道が整備されています。運が良ければ、固有種であるホントウアカヒゲなどの野鳥にも出会うことが可能です。

名称 比地大滝
住所 沖縄県国頭郡国頭村 字比地781-1
サイト https://hiji.yuiyui-k.jp/

3.やんばる国立公園

やんばる国立公園
出典:環境省 やんばる国立公園

広さは17,331ヘクタール。日本で33番目に指定された国立公園です。その殆どが、亜熱帯照葉樹林でヤンバルクイナやケナガネズミなどの希少動物が生育しています。観光を楽しむ際は、トレッキングツアーやカヌー体験などのツアーに参加するのがおすすめ。専門のガイドと共に回ることで、やんばるの自然の魅力をより深く理解することができます。

名称 やんばる国立公園
住所 沖縄県国頭郡国頭村辺土名
サイト https://www.env.go.jp/park/yambaru/index.html

4.今帰仁城跡

今帰仁城跡
出典:世界遺産 今帰仁城跡(公式サイト)

世界遺産にも登録され、高さ約2メートルの石垣が何百メートルにもわたって続く様子が印象的な場所が、「今帰仁城跡」です。敷地面積は約8ヘクタールあり、13世紀ごろまでは沖縄県の北部を守る重要な要塞としての役割を担ってきました。1665年にその役目を終え、1月中旬から2月初めに満開を迎える、カンヒザクラの名所としても人気を集めています。

名称 今帰仁城跡
住所 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
サイト https://www.nakijinjoseki-osi.jp/

5.瀬底ビーチ

瀬底ビーチ
出典:瀬底ビーチ|本島屈指の透明度を誇る天然ビーチ|沖縄本島北部瀬底

約700メートルにわたって続く、白い砂浜が印象的な場所が「瀬底ビーチ」です。目の前に広がる海は、沖縄でも1、2を争う透明度。南国リゾートへ訪れた気分を存分に味わうことのできるビーチです。毎年4月中旬〜10月下旬まで海水浴をお楽しみいただけます。天気が良い日には、伊江島や水納島などを眺めることも可能です。

名称 瀬底ビーチ
住所 沖縄県国頭郡本部町瀬底5583-1
サイト https://www.sesokobeach.jp/

6.備瀬のフクギ並木

備瀬のフクギ並木
出典:本部町観光協会【公式】ウェブサイト

フクギは、フィリピン原産の常緑広葉樹で、高さが6~20メートルほどにもなる、大型の植物。本部町の備瀬地区では防風林としてフクギが約1キロにわたって植えられ、映画やアニメの世界に入ったかのような景色を楽しめることで人気を集めています。徒歩での散策はもちろん、沖縄らしい水牛車に乗って観光を楽しむことも可能です。

名称 備瀬のフクギ並木
住所 沖縄県国頭郡本部町備瀬389
サイト https://www.motobu-ka.com/tourist_info/tourist_info-post-687/

7.古宇利島

古宇利島
​​出典:古宇利島 / KOURIJIMA 〜 沖縄県今帰仁村、橋で渡れる離島

古宇利島は、沖縄本島とは全長1,960メートルの古宇利大橋で結ばれた小島です。エメラルドグリーンの海に囲まれ、シュノーケリングや古宇利大橋でのドライブなどが人気を集めています。島の中には、飲食店や「古宇利オーシャンタワー」などの観光スポットが充実。別名「恋の島」とも呼ばれており、カップルや夫婦で訪れればより一層絆が深まる言い伝えも存在しています。

名称 古宇利島
住所 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
サイト https://kourijima.info/

中部エリアのおすすめパワースポット7選

米軍の基地があり、沖縄文化とアメリカ文化が融合した異国情緒漂う雰囲気を楽しむことのできるエリアです。美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジがあることでも知られています。また、西側の海岸線には高級ホテルが多数並び、沖縄屈指のリゾート地としても人気です。

1.万座毛

万座毛
​​出典:万座毛株式会社

高さ約20メートルの琉球石灰岩が作り出した、東シナ海に面する断崖絶壁の景勝地といえば「万座毛」です。琉球王国の13代国王である尚敬が「万人が座するに足る毛(野原)」として賞賛したことからその名前が付けられました。2022年には「万座毛周辺活性化施設」が誕生し、景色だけでなく飲食やお買い物も合わせて楽しめる場所へと変化を遂げています。

名称 万座毛
住所 沖縄県国頭郡恩納村恩納
サイト https://www.manzamo.jp/

2. ブセナ海中公園

ブセナ海中公園
出典:写真AC

水に濡れることなく、沖縄の海を満喫できる人気スポットが「ブセナ海中公園」です。24面の窓がついた海中展望台に足を踏み入れると、360度好きな方向からエメラルドグリーンの海を一望できます。サンゴ礁や熱帯魚などが間近に迫り、その迫力は満点です。また、グラス底ボートからは、展望台からは見ることのできないより鮮やかな海の景色もお楽しみいただけます。

名称 ブセナ海中公園
住所 沖縄県名護市喜瀬1744-1
サイト https://www.busena-marinepark.com/

3.CAVE OKINAWA【鍾乳洞】

CAVE OKINAWA【鍾乳洞】
出典:CAVE OKINAWA

CAVE OKINAWAは、中部エリアでは最大級の鍾乳洞で、長い年月をかけて作り上げた自然の造形美をお楽しみいただけます。観光コースは約30分程度。つらら石や石柱などいくつかの見どころが点在しています。洞窟内は様々な色の光でライトアップされており、幻想的な雰囲気を演出。友人や家族と一緒に、探検家気分で散策をお楽しみください。

名称 CAVE OKINAWA【鍾乳洞】
住所 沖縄県うるま市石川嘉手苅479-1
サイト https://cave-okinawa.com/

4.残波岬

残波岬
出典:読谷村観光協会

断崖絶壁が約2キロメートルにわたって続き、自然のパワーを感じることのできる場所が「残波岬」です。高さは約30メートルほどあり、海面を覗き込むと迫力は満点。晴れた日には、慶良間諸島を眺めることも可能です。また夕日の名所としても知られており、カップルのデートスポットとしても人気を集めています。

名称 残波岬
住所 沖縄県中頭郡読谷村宇座1861
サイト https://www.yomitan-kankou.jp/tourist/watch/1611315137/

5.果報バンタ

果報バンタ
出典:株式会社ぬちまーす

「果報バンタ」とは沖縄の言葉で、「幸せ岬」。標高70メートルの場所から、青く透明な海とウミガメの産卵スポットである「ぬちの浜」を同時に見渡すことのできるスポットです。展望台まで続く道は亜熱帯の植物に覆われており、自然のパワーを感じながら散策をお楽しみいただけます。

名称 果報バンタ
住所 沖縄県うるま市与那城宮城2768
サイト https://nuchima-su.co.jp/walking/

6.座喜味城跡

座喜味城跡
出典:世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム 公式サイト

名将護佐丸によって築城され、軍事要塞に特化した城として沖縄の歴史に名を残しているのが、「座喜味城跡」です。標高125メートルの高台に位置し、高低差を生かして石段が何層にもわたり積み重ねられた様子が見どころのポイント。城壁の一部に上り、海に沈む夕日を眺めることも可能です。

名称 座喜味城跡
住所 沖縄県中頭郡読谷村座喜味7086
サイト http://www.yuntanza-museum.jp/

7.中城城跡

中城城跡
出典:沖縄の世界遺産/沖縄の世界遺産 中城城跡

沖縄の世界遺産や日本100名城の一つにも選ばれているのが「中城城跡」。琉球王国時代に培われた、美しい石垣を見ることができるスポットです。敷地内には、正門、カンジャーガマ、西の郭などいくつかの見どころがあり、自由に散策することができます。またボランティアガイドと見学をするツアーも人気を集めています。

名称 中城城跡
住所 沖縄県中城村泊1258番地
サイト https://www.nakagusuku-jo.jp/

南部エリアのおすすめパワースポット6選

沖縄の空の玄関口である那覇空港や、県庁所在地である那覇市があるのが南部エリアです。沖縄一の繁華街である国際通り、食べ歩きを楽しめる那覇市第一牧志公設市場など観光スポットも充実しています。

1.ガンガラーの谷

ガンガラーの谷
出典:ガンガラーの谷 生命の神秘を辿る旅へ

その昔、鍾乳洞が崩壊したことで大きな穴が空き形成されたのが「ガンガラーの谷」です。数十万年の歴史を経て、多くの植物が生い茂り、自然の生命力を感じることができます。谷の中は約1キロ。洞窟の中に作られたカフェや亜熱帯植物の広がる森、巨大なガジュマルの木の見学などをお楽しみください。

名称 ガンガラーの谷
住所 沖縄県南城市玉城前川202
サイト https://gangala.com/

2.知念岬公園

知念岬公園
出典:写真AC

太平洋を一望できる、海に突き出た絶景スポットが「知念岬公園」です。眼の前に広がる海をバックに写真を撮れば、沖縄旅行の記念になること間違いなし。沖縄らしい赤瓦を使用した屋根が可愛い休憩スポットも設けられています。心地よい海風が常に吹いているため、お弁当などを持参してピクニックを楽しむのもおすすめです。

名称 知念岬公園
住所 沖縄県南城市知念久手堅
サイト https://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/184/

3.首里城公園

首里城
出典:首里城 ‐ 琉球王国の栄華を物語る 世界遺産 首里城

沖縄観光で外すことのできない、定番中の定番スポットが「首里城公園」です。2019年に消失した首里城の復興の様子や琉球王国の歴史を学べるスポットが多数。レストランやカフェも充実しており、味覚でも沖縄の文化を楽しむことが可能です。広さは18ヘクタールほどあるため、見学には1〜2時間程度を見ておくのがおすすめです。

名称 首里城公園
住所 沖縄県那覇市首里金城町1-2
サイト https://oki-park.jp/shurijo/

4.波上宮

波上宮
出典:写真AC

那覇空港を眺めることのできる高台に立ち、「なんみんさん」という愛称で親しまれているのが、こちらのスポット。伊弉冉尊・速玉男尊・事解男尊を御親祭に、「縁結び」「安産」「夫婦円満」などにご利益があると言われています。狛犬の代わりにシーサーが置かれるなど、沖縄にある神社らしい様子を見ることができるのも人気を集める理由の一つです。

名称 波上宮
住所 沖縄県那覇市若狭1丁目25-11
サイト https://naminouegu.jp/index.html

5.斎場御嶽

斎場御嶽
出典:写真AC

琉球王国では最高の聖地とされ、神聖な祈りの場所として祭事などが行われてきた場所が「斎場御嶽」です。巨大な2枚の岩盤の間を通って中に進むと、ひんやりとした空気に空間が包まれ、厳かな雰囲気を肌で感じることができます。足元は石畳で滑りやすいため、スニーカーなど歩きやすい格好で訪れるのがおすすめです。

名称 斎場御嶽
住所 沖縄県南城市知念久手堅539
サイト https://okinawa-nanjo.jp/sefa/

6.玉泉洞

玉泉洞
出典:【公式】おきなわワールド

全長約5キロ、30万年の歳月をかけて作り上げられた神秘の鍾乳洞が、おきなわワールド内にある「玉泉洞」です。洞窟内には約100万本の鍾乳石があり、ライトアップされた様子は圧巻の一言です。見学用には入口から890メートルが開放され、コースはしっかりと整備されているため、小さなお子様でも気軽に散策をお楽しみいただけます。

名称 玉泉洞
住所 沖縄県南城市玉城前川1336
サイト https://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/

沖縄でおすすめの宿2選

ハレクラニ沖縄

ハレクラニ沖縄
出典:Relux | ハレクラニ沖縄

ハワイで100年以上の歴史を誇るハレクラニが、2019年に初めて海外進出を行い、建設したホテルです。沖縄海岸国定公園内に位置し、ハレクラニらしい白色を基調とした、高級感のある落ち着いたデザインの客室が人気です。またハワイではおなじみの、150万枚のモザイクタイルを使用して作られた、オーキッドプールも敷地内に設置されています。

施設名 ハレクラニ沖縄
Reluxグレード MUSEUM
住所 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
施設の特色 ・ハワイと日本の文化を融合した、最上級のリゾートホテル
・全客室がオーシャンビュー

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カヌチャベイホテル & ヴィラズ

カヌチャベイホテル & ヴィラズ
出典:Relux | カヌチャベイホテル & ヴィラズ

周囲を森と海に囲まれ、沖縄の自然を存分に堪能できるホテルです。木のぬくもりを感じる雰囲気の客室は、15タイプ以上を用意。最大6名まで宿泊ができるお部屋もあるため、グループや家族旅行におすすめのホテルです。

施設名 カヌチャベイホテル & ヴィラズ
Reluxグレード グレード2
住所 沖縄県名護市字安部156-2
施設の特色 ・マリンアクティビティ、ゴルフ、スパなどが充実
・好みに合わせて選べる5つのレストランを併設

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沖縄には絶景パワースポットが多数

沖縄本島にある、おすすめのパワースポットをご紹介しました。歴史や自然の力を存分に感じ、日々の疲れや悩みを忘れる旅に出かけましょう。沖縄のパワースポットは、景色が良いポイントも多いので、写真撮影も合わせてお楽しみください。レンタカーを利用して観光をすると、短期間の旅行でも効率よく周遊することが可能です。

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TOP画像出典:やんばる国立公園 大石林山