北海道・ニセコといえば冬のスキーリゾートのイメージが強いですが、実は四季を通じて楽しめる観光スポットが豊富なんです!春から秋にかけては大自然を満喫できるトレッキングやラフティング、紅葉シーズンには絶景ドライブやワイナリー巡り、冬はスキー以外にも温泉やスノーアクティビティなど、季節ごとに違った魅力があります。
「ニセコって冬以外でも楽しめる?」「どの季節に行くのがベスト?」と迷っている方のために、季節ごとのおすすめスポットを厳選してご紹介! 定番から穴場まで、どんな時期に訪れても楽しめるニセコの魅力をたっぷりお届けします。
ニセコのベストシーズンはいつ?

ニセコは四季を通じて楽しめる観光地ですが、それぞれの季節で魅力が異なります。どの時期に行くべきか迷っている方のために、簡単に特徴をまとめました。
🌸 春(4〜6月)|新緑と爽やかな空気を感じるシーズン
雪解けが進み、ニセコの大地に新緑が広がる爽やかな季節です。高山植物が美しい「神仙沼」や、トレッキングやハイキングに最適な時期で、自然の息吹を感じながら散策するのにぴったりです。
🌞 夏(7〜9月)|アウトドア好きに最適なアクティブシーズン
気温が安定し、ニセコの自然を存分に満喫できるアウトドアのベストシーズン!「ライオンアドベンチャー」の川下りや「ニセコビレッジピュア」のアクティビティなど、自然を満喫できる体験が豊富です。
🍁 秋(10〜11月)|紅葉が美しい絶景シーズン
ニセコの山々が赤や黄色に色づき、紅葉の絶景が広がる季節。「ニセコパノラマライン」の絶景ドライブや、紅葉を眺めながら浸かる温泉が最高です。
⛄ 冬(12〜3月)|幻想的な雪景色とアクティビティの季節
ニセコの冬は、世界有数のパウダースノーが楽しめるスキーシーズンですが、スキー以外にも「スノーラフティング」や雪景色を楽しめる温泉宿など、のんびり過ごせるスポットも豊富!

どの季節もそれぞれの楽しみ方があるので、旅行の目的に合わせて訪れるのがオススメです!
ニセコで春・夏のおすすめスポット4選
1. 神仙沼|高山植物が咲く湿原の絶景トレッキング(共和町)

「神仙沼」は、海抜750mの高原に位置する美しい沼で、エゾ松やアカ松の原生林に囲まれています。春から秋にかけて、多様な高山植物が咲き誇り、散策路を通じて自然の息吹を感じることができます。特に夏季には涼やかな風が心地よく、秋には紅葉が沼を彩ります。ただし、冬季は道路が閉鎖されるため、訪問は春から秋に限定されます。

湿原を囲む静かな空間はまさに「仙人が住む沼」という名にふさわしく、心が洗われるような癒しの時間を過ごせるでしょう。また、朝や夕方には霧が立ち込めることがあり、幻想的な雰囲気を味わえるのも魅力の一つ。都会の喧騒を忘れ、北海道の大自然に浸るなら、神仙沼は外せません。
名称 | 神仙沼 |
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住所 | 北海道磯谷郡共和町字前田 |
営業時間 | 24時間開放 |
アクセス | 札幌から車で約2時間15分 |
サイト | 共和町公式サイト |
2. ライオンアドベンチャー|夏の川下り体験が充実(ニセコ町)

ニセコの夏を満喫するなら、「ライオンアドベンチャー」のラフティング川下りがおすすめ!清流・尻別川を舞台に、透き通る水と北海道の壮大な自然に囲まれながら、爽快なアドベンチャーを楽しめます。夏は水量が穏やかで、激流ラフティングというよりは、自然をじっくり味わいながらのんびり下るリラックス系のラフティング。とはいえ、場所によってはスリルを感じる流れもあり、ワクワク感もしっかり味わえます。

途中でボートを降りて川に飛び込んだり、流れに身を任せてプカプカ浮かぶのも夏ならではの楽しみ方。羊蹄山を背景にした美しい景色の中、ガイドの案内を聞きながらニセコの自然を満喫できます。初心者や子ども連れでも安心して参加できるので、家族旅行や友達同士、カップルにもぴったりのアクティビティです!
名称 | ライオンアドベンチャー |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
営業時間 | 9:00〜17:00(冬季限定) |
料金 | 大 人6,050円〜、小学生4,180円〜 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | 北海道ライオンアドベンチャー公式サイト |
3. ニセコビレッジピュア|ツリートレッキング&アクティビティ体験(ニセコ町)

夏の「ニセコビレッジピュア」もアクティブに楽しめる魅力的なスポットです。広大な自然の中で、ジップラインやツリートレッキングなどのアウトドアアクティビティが充実。特に「ピュアアドベンチャー」は、大人も子どもも夢中になれるアスレチックで、木々の間を進むスリル満点のコースが人気です。

また、北海道の雄大な自然を一望できる「熱気球フライト体験」が楽しめます。朝の澄んだ空気の中、ゆっくりと上昇する気球からは、ニセコ連峰や羊蹄山、広大な森や牧草地が広がる絶景が眼下に。地上では味わえない、静寂と開放感をたっぷりと感じられるのが魅力です。フライトは係留式なので、小さなお子さんや初めての方でも安心。特に夏場は避暑地として訪れる人も多く、家族連れにおすすめのスポットです。
名称 | ニセコビレッジピュア |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町東山 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | アクティビティごとに異なる |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | ニセコビレッジ公式サイト |
4. ニセコアンヌプリゴンドラ|大自然のパノラマビューを満喫(ニセコ町)

「ニセコアンヌプリゴンドラ」は、標高1,308mのニセコアンヌプリ山頂まで一気に上ることができるゴンドラです。ゴンドラからは、羊蹄山や日本海の美しい景色を一望でき、春や夏には爽快な空中散歩が楽しめます。登山をしなくても絶景を満喫できるため、家族連れや体力に自信がない方にもおすすめです。

山頂には展望デッキがあり、写真映えするパノラマビューを楽しんだり、ピクニックを楽しむのにも最適です。夏には高山植物が咲き誇り、爽やかな風とともにニセコの豊かな自然を満喫できるのも魅力のひとつ。運が良ければエゾシカや野鳥などの野生動物に出会えることも。
名称 | ニセコアンヌプリゴンドラ |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ485 |
営業時間 | 9:00〜16:30(季節により変動) |
料金 | 大人2,000円、小人1,000円(往復) |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | ニセコアンヌプリゴンドラ公式サイト |

ニセコで秋のおすすめスポット4選
1. ニセコパノラマライン|ドライブで楽しむ紅葉の絶景ロード(ニセコ町)

「ニセコパノラマライン」は、ニセコ町から蘭越町へと続く山岳道路で、秋には紅葉が美しく色づくドライブスポットとして人気です。特に標高の高い場所では、赤や黄色に染まった木々のパノラマビューが広がります。

カーブが多いため運転には注意が必要ですが、展望スポットも多く、途中で車を停めて景色を楽しむことができます。紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬です。
名称 | ニセコパノラマライン |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町〜蘭越町 |
営業時間 | 24時間開放(冬季通行止めあり) |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
2. ニセコワイナリー|地元産ブドウで作るワインの試飲と見学(ニセコ町)

「ニセコワイナリー」は、ニセコの冷涼な気候を活かして高品質なワインを生産しているワイナリーです。秋にはブドウの収穫時期を迎え、ワイナリーツアーや試飲体験が楽しめます。

地元の食材とともに味わうワインは格別で、特に白ワインはニセコの澄んだ空気と相性が良いと評判です。ワイン好きにはぜひ訪れてほしいスポットです。
名称 | ニセコワイナリー |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
営業時間 | 10:00〜17:00 |
料金 | ツアー1,500円(試飲付き) |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | ニセコワイナリー公式サイト |
3. ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄|紅葉に包まれる上質な穴場の温泉宿(ニセコ町)

「ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄」は、ニセコエリアでも五色温泉ほど観光客に知られていない穴場の高級温泉宿です。昆布温泉の湯は、ナトリウム・カルシウムを豊富に含みまろやかな湯質。肌をしっとり包み込むような感触が特徴です。秋には色鮮やかな紅葉が温泉を包み込み、風情あふれる雰囲気を楽しめます。

客室には露天風呂付きのタイプもあり、プライベートな時間を満喫できます。地元産の食材を使った創作料理も評判で、紅葉を眺めながらの食事は格別です。
施設名 | ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄 |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ393 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
施設の特色 | ・源泉かけ流し温泉 ・紅葉に包まれた露天風呂 ・地元食材の創作料理 |
周辺の観光スポット | ニセコパノラマライン、ニセコワイナリー |
4. 有島記念館|紅葉に包まれる静かな文学スポット(ニセコ町)

「有島記念館」は、作家・有島武郎の業績を称えた文学記念館で、ニセコの自然の中にひっそりと佇んでいます。秋には美しい紅葉に包まれ、観光客の少ない静かな環境の中でゆったりと散策できます。館内では有島武郎の作品やニセコの歴史に触れられ、文学ファンにはたまらないスポットです。

庭園の紅葉は例年10月中旬〜下旬が見頃となり、落ち葉が敷き詰められた遊歩道を歩くだけで心が洗われるような体験ができます。観光の合間に静かな時間を楽しみたい方にぴったりの場所です。
名称 | 有島記念館 |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町字有島57 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | 大人500円、高校生以下無料 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | 有島記念館公式サイト |

ニセコで冬のおすすめスポット3選
1. スノーラフティング|スノーモービルで駆け抜けるスリル満点のアクティビティ(ニセコ町)

「スノーラフティング」は、スノーモービルがけん引する大型ボートに乗って、雪原を猛スピードで駆け抜けるアクティビティです。ニセコの広大な雪景色の中を疾走しながら、スリルと爽快感を味わえます。ファミリーやグループでの参加に最適で、運転技術は不要なため初心者でも安心して楽しめます。

さらに「はたらく馬のスノーラフティング」は、馬がゴムボートを引っ張り、雪原を駆け抜けるユニークな体験が楽しめます。スノーモービルとは違い、馬の力強い走りを間近で感じられるのが魅力。風を切るスピード感と、ふわふわの雪が舞う幻想的な光景は、ここでしか味わえません。さらに、馬とのふれあいタイムもあり、体験後にはエサやりをしたり、間近で馬の温もりを感じたりすることができます。冬のニセコならではのエキサイティングな体験を求める方におすすめです。
名称 | スノーラフティング |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
営業時間 | 9:00〜16:00(冬季限定) |
料金 | スノーラフティング:大人5,000円、子ども4,000円 はたらく馬のスノーラフティング:大人5,000円、子ども4,000円 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | ニセコアドベンチャーセンター |
2. スノーシューネイチャーツアー|静寂の森を歩く冬の自然体験(ニセコ町)

出典:ニセコアウトドアセンター公式サイト
「スノーシューネイチャーツアー」は、冬のニセコの大自然を静かに満喫できるアクティビティです。スノーシューを履いて、雪に覆われた森の中をゆっくりと散策しながら、普段は立ち入ることのできない冬ならではの景観を楽しめます。

ツアーでは、動物の足跡を探したり、雪の上にできる自然の模様を観察したりと、ガイドによる解説を聞きながら進みます。特に、風の音や足音以外に何も聞こえない静寂の時間は、まるで別世界にいるかのような感覚を味わえます。
名称 | スノーシューネイチャーツアー |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
営業時間 | ツアーにより異なる |
料金 | 7,150円〜 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
サイト | ニセコアウトドアセンター |
3. ニセコ羊蹄の宿 楽 水山|雪景色の中で楽しむ源泉かけ流しの温泉宿(ニセコ町)

「ニセコ羊蹄の宿 楽 水山」は、ニセコ温泉郷にある高級温泉宿で、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。冬には一面の雪景色が広がり、露天風呂からは幻想的な銀世界を眺めながら極上のリラックスタイムを過ごせます。

羊蹄山を望む絶好のロケーションにあり、温泉に浸かりながら四季折々の美しい風景を堪能できます。プライベート感を重視した客室風呂や、厳選された地元食材を使用した料理も魅力で、特別なひとときを過ごすのに最適な宿です。
施設名 | ニセコ羊蹄の宿 楽 水山 |
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住所 | 北海道虻田郡ニセコ町 |
アクセス | 札幌から車で約2時間 |
施設の特色 | ・全室源泉掛け流し温泉付きで贅沢なプライベート空間 ・羊蹄山ビューの絶景を楽しめる客室 ・地元食材を活かした本格和食ディナー |
周辺の観光スポット | ニセコ温泉郷、スノーラフティング、ライオンアドベンチャー |
まとめ
ニセコは四季折々の魅力が詰まったエリアで、スキーだけでなく季節ごとに違った楽しみ方ができます。定番スポットはもちろん、知る人ぞ知る穴場もたくさん!アクティブに遊ぶもよし、のんびり温泉やグルメを満喫するもよし。自分にぴったりの季節を見つけて、ニセコならではの自然や体験を思いきり楽しんでみてください!
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TOP画像出典:ニセコリゾート観光協会