最終更新日時2024/10/14
国の史跡・名勝地に指定されている京都「嵐山」。渡月橋や竹林の小径をはじめとした有名な観光スポットが多く、日本だけでなく海外からも観光客が押し寄せるほどの人気エリアとして知られています。今回はそんな嵐山のおすすめ観光スポットを紹介します。
自然と景観を満喫できる観光スポット9選
1.渡月橋
出典:PIXTA
桜や紅葉の美しさで知られる名勝嵐山。「渡月橋」はその中央を流れる桂川に架かる橋です。嵐電嵐山駅より徒歩5分というアクセスの良さもあり、嵐山のシンボル的存在となっています。その風流な名の由来は、月が橋を渡っているように見える、と亀山上皇が唄に詠んだことによります。
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毎年のお花見の時期には渡月橋付近でライトアップが行われます。周辺には1,500本もの桜があり、遅い時間まで橋と桜を眺めることができます。おすすめのお花見スポットは、中洲にある中之島公園。ライトアップされた枝垂れ桜と幻想的な渡月橋を同時に楽しめます。
名称 | 渡月橋 |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町 |
サイト | https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=2682 |
2.竹林の小径
出典:PIXTA
嵐山の観光スポットとして外してはならないのが、「竹林の小径」。空を覆うように密集して生える竹林は400メートルも続き、別世界に迷い込んでしまったかのような気分に浸ることができます。着物姿になり、人力車にのってお散歩する観光客も多く見られます。
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青竹は暑い時期に見に行くとすがすがしい気分を味わわせてくれますが、毎年12月には「嵐山花灯路」と呼ばれるライトアップ行事が行われているため、それを目当てに12月に訪れる方もいらっしゃいます。
名称 | 竹林の小径 |
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住所 | 京都府京都市右京区嵐山 |
サイト | https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=8&tourism_id=2683 |
3.大河内山荘庭園
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トロッコ嵐山駅近くにはもうひとつ見逃せない場所があります。小倉百人一首でも知られる風光明媚なこの小倉山一帯に、昭和初期の名優、大河内傳次郎がこつこつと築き上げた「大河内山荘庭園」。お抹茶席で優雅にひと息入れれば、それだけで京都の雰囲気を味わうことができるおすすめのスポットです。
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特に紅葉の季節には、赤や黄色に染まった木々と、松の緑、下に敷かれた白砂との対比が美しく調和しています。また、庭園自体やお抹茶を楽しめるのはもちろんですが、少し高いところに立っている「月香」という建物からの眺望も美しいと評判。眼下には京都市街、遠方には比叡山を一望することができます。
名称 | 大河内山荘庭園 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山田渕山町8 |
サイト | https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/?id=3683&r=1706791997.6592 |
4.嵯峨野トロッコ列車
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「嵯峨野トロッコ列車」は、JR嵯峨野線の廃線となった線路を活用して走る、観光用のトロッコ列車です。車両はクラシカルなアールデコ調に統一。中には嵯峨野の自然をダイレクトに体感することのできる、窓ガラスのない車両もあります。
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もともと景勝地だった場所を走行するため、平均時速25キロメートルは四季折々の渓谷美を鑑賞するにはちょうどよい速さ。片道7.3キロの保津川沿いの自然の中を、25分かけてのんびりと進みます。またトロッコ列車の出発駅であるトロッコ嵯峨駅には子どもも夢中になる鉄道のジオラマ施設などがあり、待ち時間を楽しく過ごすことができます。
名称 | 嵯峨野トロッコ列車 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨天龍寺車道町 |
サイト | https://www.sagano-kanko.co.jp/index.php |
5.落柿舎
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「落柿舎」は松尾芭蕉の門弟・向井去来の草庵です。周囲にはかつて40本もの柿の木があります。落柿舎の名の由来は、売ろうとしていたその柿の木の実が全て、嵐のためひと晩のうちに落ちきってしまったことによります。嵐山から少し離れた落柿舎のあるこの辺りは、時間が止まったようにのどかな場所。嵯峨嵐山を訪れる際には芭蕉も好んで滞在したという落柿舎に、のんびりと足を運んでみませんか。
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小さな庵は畑に囲まれており、のんびりとした雰囲気です。また、俳句の季語に使える植物が、なんと100種も植えられている他、投句箱と呼ばれるポストも置かれているので、ぜひ一句作って投函してみてはいかがでしょうか。
名称 | 落柿舎 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20 |
サイト | http://www.rakushisha.jp |
6.嵐山モンキーパークいわたやま
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嵐山でほっこりするなら「嵐山モンキーパークいわたやま」はいかがでしょうか。ここは、およそ120頭もの野生のニホンザルが暮らしているサルの動物園。こちらの動物園では、休憩所と呼ばれる「オリ」の中に人間が入り、サルたちにエサを食べてもらうという、ちょっと変わったエサやりスタイルが特徴です。檻の中で飼育している動物園とは異なり、餌付けはしているものの自由に生きるサルたちを見ることができます。
名称 | 嵐山モンキーパークいわたやま |
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住所 | 京都市西京区嵐山中尾下町61 |
サイト | http://monkeypark.jp |
7.嵐山通船
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嵐山の中心を流れる大堰川。風光明媚な風景を屋形船で見ることができるのが「嵐山通船」です。その歴史は古く、起源は醍醐天皇の時代のお船遊び。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉と様々に姿を変え、訪れる人々を魅了しつづけています。
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特におすすめなのが、夏に行われる鵜飼。1,000年も前から行われていた伝統的な漁法で、外国人観光客からも人気の行事です。夜にかがり火を照らし行われますが、火が水面に映り込みとても幻想的です。
名称 | 嵐山通船 |
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住所 | 北乗り場 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町 南乗り場 京都府京都市西京区嵐山中尾下町 |
サイト | https://arashiyama-yakatabune.com/ |
8.嵐山公園 亀山地区(亀山公園)
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小倉百人一首が編纂された地として知られる小倉山。その山麓に位置するのが「嵐山公園 亀山地区」です。渡月橋や竹林の小径など、嵐山を代表するスポットに近いですが、比較的静かなのも人気のポイント。春には桜、秋には紅葉を迎え小倉山を色鮮やかに彩ります。
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タイミングが合えば、保津川を下る遊覧船や、トロッコ列車を見ることができるのも人気の理由。山頂付近にある展望台からの眺めは抜群です。また、公園内には遊歩道もあるので散策にもぴったり。渡月橋からも徒歩10分ほどなので、併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
名称 | 嵐山公園 亀山地区(亀山公園) |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町 |
サイト | https://www.pref.kyoto.jp/koen-annai/ara.html |
9.嵐山公園 中之島地区
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「嵐山公園 中之島地区」は、渡月橋のすぐ隣、大堰川の中州に位置する公園です。嵐電嵐山駅や天龍寺などからのアクセスも良く、常に観光客が訪れるこちらのスポット。特に春の桜、秋の紅葉の時期には、多くの花見客で賑わいます。
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周辺には飲食店やお土産屋さんなどが軒を連ねており、休憩がてら散策するのもぴったり。また、車折神社の三船祭や五山の送り火での灯籠流しなど、様々な行事の舞台となっています。嵐山ならではの風景を写真におさめたい方にもおすすめのスポットです。
名称 | 嵐山公園 中之島地区 |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨中之島町 |
サイト | https://www.pref.kyoto.jp/koen-annai/ara.html |
観光にもおすすめの寺社仏閣12選
1.天龍寺
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京都五山第一位、臨済宗天龍寺派の大本山である「天龍寺」は、夢窓疎石が足利尊氏の命により創建した由緒あるお寺。見どころは特別名勝・史跡ともなっている曹源池庭園。桂離宮などにも見られる池泉回遊式の庭園です。見た瞬間、その奥行きの広さと壮大さに胸が打たれるはずです。それもそのはず。背後にある嵐山、亀山を借景にしているため、実際の広さや規模以上の感動が得られます。
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ほかにも、法堂の天井に描かれた雲龍図や大方丈の襖絵、庫裏入り口の達磨図などみどころが盛りだくさん。また、多宝殿前の枝垂れ桜は嵐山でも随一の見ごたえ。世界遺産にも登録されている名刹です。嵐山に来たならぜひ立ち寄ってみてください。
名称 | 天龍寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68 |
サイト | http://www.tenryuji.com |
2.野宮神社
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竹林の小径の途中にあり、散策がてらふらっと立ち寄りたくなる「野宮神社」。野宮神社の歴史は古く、伊勢神宮や源氏物語にゆかりのある神社として全国に名を馳せています。なでながら願いを唱えると一年以内に願い事が叶うと言われている「お亀石」はぜひお参りしておきたいところ。小さな境内はいつも参拝客で賑わっています。
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特に人気が高いお守りは「縁結び指輪御守」と呼ばれるもの。2つの指輪がついており、恋人がいる方は相手に渡すことでよりよい絆で結ばれると言われています。また、「野宮神社」でぜひチェックしていただきたいのが、苔が敷き詰められたお庭。「じゅうたん苔」とも呼ばれることもあるほど、ふかふかの苔が辺り一面を覆っています。
名称 | 野宮神社 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨野宮町1 |
サイト | http://www.nonomiya.com |
3.常寂光寺
出典:PIXTA
平安の貴族たちが住まう景勝地であった小倉山。その小倉山の中ほどに紅葉の名所に「常寂光寺」はあります。嵐山の中心からは少し外れており、シーズン以外は比較的静かに鑑賞できます。檜皮葺の屋根が美しい多宝塔や、茅葺屋根が珍しい仁王門など、建築物としてのみどころも多数残されています。
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そもそも「常寂光」とは仏教用語で、仏陀が住する浄土「常寂光土」から来ています。そこには煩悩はなく,永遠や絶対の智慧の光に満ちていると言われています。実際に紅葉の季節になると見られる、真っ赤や黄色に色づく小倉山に美しい多宝塔がすっと立つさまは、まさに極楽浄土の世界。京都市内も一望できる場所なので、市街とは異なる静けさを味わいながら、ゆっくりと参拝してみてください。
名称 | 常寂光寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 |
サイト | http://www.jojakko-ji.or.jp/ |
4.二尊院
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「二尊院」は、釈迦と阿弥陀の二つの如来像を本尊としていることによりその寺号がついた、天台宗の寺院です。総門より200メートル続く参道が「紅葉の馬場」と呼ばれていることからでもわかるように、紅葉の美しい場所としても知られています。
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「二尊院」は常寂光寺の北に位置しており、嵯峨天皇の依頼を受け、円仁が平安時代に開基した寺ですが、応仁・文明の乱のあと法然の弟子である湛空が再興したと言い伝えられています。また、皇女が御化粧之間として使用していたお部屋でお茶をいただくことができます。茶室から美しい庭を愛でながら、ゆったりとした時の流れを楽しんでみてはいかがでしょうか。
名称 | 二尊院 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 |
サイト | https://nisonin.jp/ |
5.祇王寺
出典:PIXTA
木々の緑の中にひっそりと佇む草庵、高松山往生院「祇王寺」。院号の「往生院」は、もとは浄土宗往生院の境内にあったことの名残によるもの。寺号の「祇王」は平清盛との悲恋の末に、当時の往生院に出家した白拍子、祇王の名にちなんでいます。この様子は平家物語に描かれていることでも知られています。
出典:PIXTA
祇王寺は苔庭の美しさでも知られています。春や夏には絨毯のように苔が密集して生え、秋にはその絨毯に赤や黄色の葉が降り注ぎ、冬には真っ白の雪が降り積もるなど、四季折々の風景が楽しめる場所です。
名称 | 祇王寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 |
サイト | http://www.giouji.or.jp/ |
6.化野念仏寺
出典:PIXTA
「化野」と書いて「あだしの」と読むこの場所は、徒然草にも記されるほど、古くから風葬や土葬が行われていた土地柄でした。念仏寺はその土地に空海が如来寺を開いたとされるのが始まりで、のちに法然によって寺号が改められたものです。境内にある8,000体もの石仏群は、長い年月を経て辺りに散在した無縁仏を、明治になって有志の手で集め直したもの。賽の河原になぞらえ「西院の河原」と呼ばれています。
出典:PIXTA
「あだし」とは、生から死へ、死から生と化すことで、極楽浄土に通じようとする願いを託した言葉。これらの魂を供養するため、化野念仏寺では毎年8月中旬に、石仏群に灯明を灯す「千灯供養」が行われます。無数の石仏群に小さな火が灯されていく様は幻想的です。
名称 | 化野念仏寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17 |
サイト | http://www.nenbutsuji.jp/ |
7.清凉寺
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源氏物語の主人公、光源氏に実在するモデルがいたことをご存じでしょうか。嵯峨天皇の皇子、源融がその人です。「清凉寺」の前身であった棲霞寺は融公の死後、子息が造ったものですが、その敷地はもともと融公が嵯峨天皇より賜った山荘のあった場所。現在は「嵯峨釈迦堂」の通称で親しまれる「清凉寺」となっています。
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その清凉寺のみどころと言えば、嵯峨野の顔ともいうべき立派な仁王門。京都府の指定文化財にも指定されていることもあり必見です。また、一度回すことで一切経を読んだのと同じ功徳が得られると言われている一切経蔵は、ほかのお寺でも見られるものですが、ここ清涼寺では実際に回すことができます。他には本堂北の渡り廊下からみた弁天堂は美しいと評判。みどころの多いお寺なので、ぜひお立ち寄りください。
名称 | 清凉寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 |
サイト | http://seiryoji.or.jp/ |
8.大覚寺
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真言宗大覚寺派大本山の「大覚寺」は正式名を旧嵯峨御所大覚寺とも称し、前身を離宮嵯峨院とする門跡寺院です。周囲1キロにも及ぶ大沢池のほとりに咲く桜並木は圧巻。
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ここは嵯峨天皇の離宮であった場所です。ここで嵯峨天皇は当時有名な文化人のひとりであった空海をはじめ、多くの宮廷人と交流したと言われています。そのため、寺とは思えないほど優美な造りで、特に歴史ある人工林泉の大沢池とその周りの木々が美しいと評判です。
名称 | 大覚寺 |
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住所 | 京都市右京区嵯峨大沢町4 |
サイト | https://www.daikakuji.or.jp/ |
9.華厳寺(鈴虫寺)
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1723年、華厳宗の再興のために開かれた「華厳寺」は、別名「鈴虫寺」の愛称で親しまれる禅寺です。秋だけでなく四季を通して鈴虫の鳴き声が聞こえることから、その名がつけられました。境内では、鈴虫の鳴き声を聞きながら説法を聞いたり、お茶やお菓子を味わうこともできます。
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鈴虫の鳴き声だけでなく、三門脇に佇むお地蔵さんも必見です。珍しくわらじを履いており、願い事をした人のもとへ歩いて行き、願いを叶えてくれる、と言われています。今一番叶えたい願い事を、ぜひ地蔵さんに願ってみてください。
名称 | 華厳寺(鈴虫寺) |
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住所 | 京都府京都市西京区松室地家町31 |
サイト | http://www.suzutera.or.jp/ |
10.宝厳院
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「宝厳院」は、臨済宗天龍寺の塔頭で、1461年に創建された寺院です。創建後すぐ応仁の乱が勃発し、お寺は焼失。その後豊臣秀吉の援助により、安土桃山時代に再建されました。今では紅葉の名所として知られ、多くの観光客が訪れます。
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見どころのひとつが「仏が説法する」という意味の獅子吼の庭。鳥のさえずりや風の吹く音は、日々の疲れを癒してくれるでしょう。
名称 | 宝厳院 |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 |
サイト | http://www.hogonin.jp/ |
11.松尾大社
出典:PIXTA
阪急嵐山線の松尾大社駅を降りると、すぐ見えてくる大きな鳥居。「松尾大社」は、701年に現在の場所に本殿を建てたと言われる、京都でも歴史の長い神社です。参道を進んでいくと見えるのは、二の鳥居。榊が吊るされており、かつては農作物の豊作や不作を占っていたと言われています。
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見どころの一つが、松風苑三庭。昭和を代表する現代庭園で、神々の姿や不老不死など、かつての人々が抱いていた思想が表されています。このほか、境内には持って帰ると長生きできるとされる亀の井や、なで亀などご利益のあるスポットもあります。駅からのアクセスも抜群なので、気軽に立ち寄ってみてください。
名称 | 松尾大社 |
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住所 | 京都府京都市西京区嵐山宮町3 |
サイト | http://www.matsunoo.or.jp/ |
12.法輪寺
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古くは今昔物語集や枕草子、平家物語などにその名が登場する「法輪寺」。ご本尊は虚空蔵菩薩で、福島県の円蔵寺、三重県の金剛證寺と並び、日本三大虚空蔵と呼ばれています。虚空蔵菩薩は知恵の神様で、京都では十三まいりの寺としても有名です。
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見どころのひとつが、狛犬の代わりに訪れる人々を出迎える牛と虎。虚空蔵菩薩は丑寅の方角の守護神で、丑年・寅年の守り神でもあります。十三まいりの人はもちろん、丑年・寅年生まれの方もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
名称 | 法輪寺 |
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住所 | 京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町 |
サイト | https://www.kokuzohourinji.com/ |
アートを楽しめる観光地3選
1.キモノフォレスト
出典:PIXTA
嵐山と京都市内を結ぶ嵐電。2013年には改札口を廃止するなど、大きなリニューアルが行われました。変更点の中でも見どころが「キモノフォレスト」です。京友禅の着物をアクリルで包んだ柱が、嵐山駅を彩ります。
出典:PIXTA
夜にはライトアップされ、デートにぴったりな幻想的な光景が広がります。見どころのひとつが、柱に囲まれた着物の小径。駅に居ることを忘れてしまうような雰囲気は、ついうっとりしてしまうほど。小径を抜けると見えてくる龍の愛宕池はパワースポットとしても知られているので、ぜひ併せて立ち寄ってみてください。
名称 | キモノフォレスト |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町11-1 |
サイト | https://www.kyotoarashiyama.jp/ |
2.京都嵐山オルゴール博物館
出典:PIXTA
アンティークのオルゴールを常時150点以上展示している「京都嵐山オルゴール博物館」。音色を聞くだけでなく、説明員による解説やオルゴールの実演から、その歴史や仕組みなどを深く知ることができる施設です。テーマに沿ったイベントも開催され、からくり人形などなかなか見られない展示品も登場します。
中でも人気なのが、館内に併設されたオルゴールショップ。形や曲など、様々な種類の中から自分でセレクトした、オリジナルのオルゴールがつくれます。
名称 | 京都嵐山オルゴール博物館 |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺立石町1-38 |
サイト | http://www.orgel-hall.com/index.html |
3.嵯峨嵐山文華館(旧小倉百人一首殿堂 時雨殿)
出典:PIXTA
平安時代には、貴族たちの別荘地として栄えた嵯峨嵐山。古くから多くの文化人たちが愛し、小倉百人一首が編纂されたという言い伝えが残っています。「嵯峨嵐山文華館」(旧小倉百人一首殿堂 時雨殿)は、その歴史や資料を展示している施設です。
常設展では、小倉百人一首のはじまりから現代までの流れについての展示がされています。マンガや映画で百人一首に興味を持った方も、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、館内にはカフェが併設されています。和をテーマにしたメニューが豊富なので、京都らしいひとときが過ごせます。
名称 | 嵯峨嵐山文華館(旧小倉百人一首殿堂 時雨殿) |
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住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11 |
サイト | https://www.samac.jp/ |
嵐山のおすすめ宿2選
京都 嵐山温泉 花伝抄(共立リゾート)
阪急嵐山駅から徒歩1分の場所にあり、嵐山観光にぴったりな「京都 嵐山温泉 花伝抄」。京都では珍しい天然温泉で、趣きの異なる5つの貸切風呂が無料で利用できます。湯上り処でいただけるアイスキャンデーや、夜食の夜鳴きそばのサービスも人気です。
施設名 | 京都 嵐山温泉 花伝抄(共立リゾート) |
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Reluxグレード | CASUAL |
住所 | 京都府京都市西京区嵐山西一川町5−4 |
施設の特色 |
・天然温泉を堪能できる5つの無料貸切風呂 ・夜食の夜鳴きそばサービス ・色浴衣の無料レンタル |
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
保津川沿いに佇む「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は、嵐山の美しい景観や渡月橋を一望できる、まさに特等席の立地。京都らしい日本の伝統色を基調とした客室の中には、天然温泉が楽しめる露天風呂付きの客室も。嵐山でラグジュアリーな宿泊体験を叶えてみてはいかがでしょうか。
施設名 | 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 |
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Reluxグレード | グレード3 |
住所 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番 |
施設の特色 |
・日本の伝統色を基調とした客室 ・明治期の歴史的建造物を生かしたレストラン ・宿泊者限定の貸し切り温泉露天風呂 ・宿泊者限定のシャンパンフリーフロー |
何回でも訪れたくなる嵐山
嵐山のおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。嵐山に初めて行く方はもちろん、行ったことある人も次回訪れる際はぜひこの記事を参考にしてみてください。
TOP画像出典:PIXTA
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